都会のはしで 白い目をした ひとの香りに 紛れて
すてきな音が 右から左 わたしの中を 素通りして
誰かを叱る 怒声に慣れた かわいい子のわがままも
スピーカーから 漏れる悲鳴に 掻き消された

午後のニュース 映す明日
声色変えぬ 嘘がうまいよね

ヘッドフォンつけて こころを鳴らす
きみが愛したロックンロール
大切なもの 一緒に流れて
声も 何も 聞こえない


宵の向こうで 白い手をした ひとの姿を探すように
すてきな音が 右から左 わたしの中を 素通りして
誰かを口説く 色気を模した かわいい子の甘い声も
スピーカーから 漏れる悲鳴に 掻き消され

天気予報が 雨を告げる
憂いの傘は ずっと刺していたの

ヘッドフォンつけて こころを鳴らす
きみが愛したロックンロール
薬のように 飲みくだしても
諸行 無常 響かない


いつもどこかで 誰かが鳴らす
きみが愛したロックンロール
ノイズの音が わずらわしくて
誰も 何も 聞いていない

ヘッドフォンつけて こころを鳴らす
きみが愛したロックンロール
大切なもの 一緒に流れて
いつも 何も 聞こえない いつだって!

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

きみが愛したロックンロール

mukamiさんの歌詞募集曲に応募させて頂きました。
http://piapro.jp/t/nppU

すてきな音が 右から左 わたしの中を 素通りしていく

たいせつなものもいっしょに

閲覧数:244

投稿日:2012/06/02 00:57:32

文字数:492文字

カテゴリ:歌詞

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