風の流れる音が聞こえてくる
目を開けると僕はずっと落下していて
すぐに強い気流に舞っているのを知った

星座の神話みたいだなって思ったら
ちょっと照れくさくって目を閉じてしまう
風が少し強くなってきたようだね

手を伸ばすと知らない指輪が外れて
くすんだ光のままどこかへ飛んでった
正しい持ち主のところにおかえり

地平線越えの夕日が皆既日食になる頃
遠くで誰かの呼ぶ声がしたんだ
ようこそって招く手にはさっきの指輪

僕はその指輪を確かめたかっただけなのに
ギュッと握りしめられた瞬間全てが分かる
エコーのかかった輪郭の無いメッセージ

僕には理解出来たけど判断に迷ってる
すると指輪が外れクルクルと回り出す
次第に大きくなってどこまでもどこまでも

星を纏う環のように僕を包み始めて
パチンと威勢よく指が鳴らされる
何もかもが銀河になっていくように

その全てが銀河に溶けていくように

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

それは環状銀河のように

ぐるぐるです。

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投稿日:2021/05/24 23:26:54

文字数:394文字

カテゴリ:歌詞

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