「ねぇ…」
「ん?」
「なんで、私アカイトの膝の上に座ってんの?」
有紗はアカイトの膝の上に座っている。
寧ろ強制的に。
「別に理由はナイ」
「…そうですか」
聞いた私が悪かったよ
と思いつつ、うたた寝を始めた。
「…有紗?」
「ん…?」
「起きてんのか?」
「ん」
頷く。
だが、カクンとなり、アカイトの胸によしかかる。
「寝てんじゃん」
規則正しい寝息だけが聞こえる。
「…」
チュ
有紗のオデコにキスをする。
有紗は一瞬、微笑んだ気がした。
「アカイト、私はいつ君と甘~い恋人ごっこをしたかしら?」
バキバキ
長く、だが細い指から恐ろしい音が鳴る。
「したんじゃね?」
「してないわよ!!」
「ぅお!!?…ふん、甘いなおチビさん♪」
「ちっちゃくて何が悪いんだ…よ!!」
「ほら、当たってねぇぜ?」
ギャーギャー騒いでる中に、カイトが現れる。
「マスター、あずさサンから電話で「アカイト、これでも食らいなさい!!」
「ヤベ…あ」
バキ
不吉な音が響き渡る。
「…」
『……』
カイト、またしても巻き込まれた。
「生きてるかな?」
「…死んだんじゃね?」
しゃがみ込み、カイトを見ていると、起き上がり、とびっきりの笑顔で有紗を見た。
有紗の悲鳴が響き渡る。
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