セーラー服の紺色が
纏わりついて、重い。
かたりことりと揺らぐ朝
抗う、秘境。

緑の列車で押し付けられた、欲望を放ちたいよ!!

ああ、その白い指で
どうか、どうか、あたしを染め上げて!
軋む腰が「もっともっと」と啼くの
ああ、この細い首に
どうか、どうか、あなたの白い歯で
つよく、つよく、愛の痕をください。
もうね、苛めて、欲しいよ。


やらしい吐息の紅色が
纏わりついて、温い。
かさりこさりと潜る朝
抗え、卑怯。

緑の列車で押し付けられた、欲情を放ちたいよ!!

ああ、その白い指で
どうか、どうか、あたしを染め上げて!
軋む腰が「もっともっと」と哭くの
ああ、この細い首に
どうか、どうか、あなたの白い手で
つよく、つよく、愛の痕をください。
もうね、殺して、欲しいよ。


あなたの白に染めてよ。
ぐしゃぐしゃのパレットみたいに、汚い色のあたしを、
綺麗な無色に戻してよ。
(白くはなれても透明には戻れやしないって本当は知ってる)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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染色体

埼京線で現実逃避する女の子・改。
童貞の精一杯の想像力。
エロさが増してコンセプトがちょっと変わりました。
一応リンちゃんにしてるけど誰でも大丈夫です。

閲覧数:406

投稿日:2013/05/26 00:17:39

文字数:425文字

カテゴリ:歌詞

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