言葉はトゲの様に刺さり
心そのまま蝕んでく
腐敗したまま命は燃え
奈落へ沈んでく

どこにいても
「君の場所はここにないよ」って
囁く声
耳元で 聴こえてた 今も

深い 深い 海の底で
膝を抱えて目を閉じてる
何も 何も 信じられない
空の光はここには届かない
もうすべて 消え失せて しまえばいい
私の体ごと 何もかも

愛が欲しいと愛を与え
残されたのはカラの心
悪いのは誰? 私の方?
それともこの世界?

何をしても
声は届かず水に溶けた
誰もかれも
自分だけ 反吐が出る 本当

暗い 暗い 海の底で
吐いたため息 泡になって
昇る 昇る 揺らぎながら
私の思い 彼方へと届けて

私一人のこの海の底
そこで聞いた かすかな声
私を呼ぶ声

深い 深い 海の底を
声が聞こえる方へ泳ぐ
昇る 昇る 揺らぎながら
私の思い 乗せた泡の様に
手を伸ばし 鼓動ごと 加速する
揺らめく貴方へと もうすぐに

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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アビサルの底

閲覧数:180

投稿日:2017/03/15 23:56:14

文字数:405文字

カテゴリ:歌詞

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