僕の失った大切な宝物は
追い打ちをかけるように

僕を殺してきた



家について 数十分
勇気出して メールしてみた
そこにいたのは いつも通り
僕の大切な 宝物

だったはずだった


僕の失った大切な
宝物だった君の手に
握られてたのは 血みどろナイフ
それを笑って振ってくる
君の笑顔に 騙されるんだ


僕の失った 宝物は
いつの間にか 敵対してて
僕の失った 宝物は
僕を執拗に殺してくる


その手に握ったナイフの色
僕の血の色で 真っ赤っかだ
その手で握ったナイフ振って
君は 僕を殺すんだ



宝物を 失った
傷はずっと 治らなくて
宝物に くっつけていた
僕の心臓は 取られてしまった


別にいいさ
君のためさ
そんな 台詞も 吐けなくて
ただただずっと
立ちすくむ僕に
君は そっと振り下ろすんだ

その 狂ったナイフを


宝物を失った その痛みと 混ざって
君の振った ナイフの傷が 僕を引き裂いた
これまでずっと そこにあった 宝物は 消えていて
修復剤も 無いままの僕に
君はナイフを 振ってるんだ



ただただずっと 立ちすくむ僕に
残された時間は もう無くて
たった1つ 言えることなら
「どうか 幸せで」


宝物が消えた この僕には
未来も過去も ありゃしなくて
ただただずっと 願えるものなら
どうか 言わせて
「どうか 幸せで」


ただただずっと 生きてるだけの
僕の価値はゼロになり
ここらでそっと 幕を閉じよう
たった少しの カーテンコールで
僕は祈ろう
「どうか
幸せで

お元気で

気を付けて

ちゃんと生きて





幕の閉じた 劇場に
残った2人の 人影が
まるで僕を 嘲笑うよに
ナイフを

投げてるんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

君のナイフ

初回作成日 : 2016/08/03 18:29
失恋直後の人にとって
1番の凶器「恋愛話」
それも大切な君からの 僕を惑わす困った話

やめて
お願い
苦しいの

君を責めやしないから。

閲覧数:133

投稿日:2016/08/04 20:00:53

文字数:737文字

カテゴリ:歌詞

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