S0
ひとひらと ふたはらと
花笑む 今日を折り重ね
嗚呼、
手を合わせ わずか開けば
咲く 蓮華の顔(かんばせ)が覗く


A1
たなびく 二心(ふたこころ) 寄せ合い
花筏(はないかだ) 想い託し漕がし
沈むことは露も知れず

B1
さよならと
ただ ありがとうと
それだけを 伝えに来ました
残り香は 付けない様に
心に 陽炎も点けずに

S1
ひとひらと ふたはらと
花笑む 今日を折り重ね
嗚呼、
手を合わせ わずか開けば
咲く 蓮華の顔(かんばせ)が覗く

ほら
ひとひらと ふたはらと
花笑み 映す目蓋裏
嗚呼、
よみがえる あなたの笑顔は
どの花よりも煌めいて


C1
あのときの 花筏はたしか
二人選んだ 勿忘草
「私を忘れないで」と花言葉
もう どうぞ私を忘れ草


S2
ひとひらと ふたはらと
花笑む 今日を折り重ね
嗚呼、
手を合わせ わずか開けば
咲く 蓮華の顔(かんばせ)が覗く

ほら
ひとひらと ふたはらと
花笑み 満ちる一心(ひとこころ)
嗚呼、
沁みわたる おもひでを抱いて
どの花よりも煌めこう

どの花よりも煌めこう
ただ さよならとありがとう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

花笑み

さよならと、そして、ありがとうのために。

お世話になっていたコラボから退くことを、ようやく決意しました
何もコラポらしいことをしないまま、居座るのはやはり、良くないと考えたからです
そういったいきさつから、「さよならとありがとう」の気持ちを込めた歌詞を最後に書きたいと思ったのです


失恋の歌詞ですが、悲恋な内容にすることを避けました
そして、女々しい女性ではなく、一歩先を歩もうとする女性を書きたいと思いました
私は女々しかったり、グジクジしている女性より、自立した芯の通った女性に惹かれ(また、そうありたいと思うのですが)、今回は特にそのような女性像を意識しました

彼には自分を忘れて欲しいと思う反面、自分は彼を忘れられない
歌詞には書かれていませんが、少しは彼女は、彼に本当は忘れて欲しくないとも思っているのでしょう
しかし、
彼を思い出しても、それはいい思い出として大切にし、新しい自分へのステップに変えていく
彼女の前向きさが歌詞の中で上手く表現されていたらと思います


さて、
これは表面上は恋愛模様ですが、前に述べたように、これはコラボに対する内容でもあります
さよならであり、ありがとうであり、これからはコラボとして以外の交友ができたら嬉しいです、という意味を込めました
別れでブツリときれてしまう関係もあるでしょうが、これからもよろしくお願いします、という関係もありばと思いました


さようなら。
そして、ありがとうございます。
できれば、これからもよろしくお願いします。

閲覧数:236

投稿日:2010/06/03 23:20:56

文字数:494文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

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  • 保科

    保科

    ご意見・ご感想

    わあ―(*´∀`*)
    相変わらず綺麗な詞を書かれますね…!!

    花筏の部分は2人を例えているのですかね?
    そこが何だか切なかったです(;ω;)

    今回も全てにおいて私のツボをごりごりと押されてしまい大変です…!!
    完成版も楽しみですね(*´ω`*)

    2010/05/23 17:55:11

    • 唄界

      唄界

      感想ありがとうございますw

      花筏は、ずばり、二人の比喩です
      さすがです巨匠♪
      川に浮かべた筏が海まで行って永遠に舟漕ぐように、お互いの恋の永遠も願って、です

      巨匠のツボがつけて、それだけで「フフフ、しめしめwww」ですよ。笑

      2010/05/23 19:58:01

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