少し寒い春のある場所で
君を初めて目にした瞬間に
時がゆっくり流れるのを感じたよ。
桜が咲く前に、僕の春は始まりを告げた。
当たり障りのない挨拶ばかり。
君の友達から仲良くなる遠回りばかり。
でも一歩ずつ君に近づけるのが嬉しくて。
時折僕に向けられる笑顔が嬉しくて。
寒い寒い冬のある場所で
意を決した想いが伝わって
晴れて2人は結ばれたね。
珍しく雪が降る中、僕は暖かい冬を迎えた。
・・・そこまでは本当に良かったよね。
君はとっても眩しいから。
君はとっても目立つから。
君の何気ないしぐさでも
僕は勘ぐって自分の首を絞める。
僕はちゃんとできているかな？
君に嫌われないかな？
君と幸せになりたかっただけなのに
どうしてこんなに・・・。
自分のことばかり考えていませんか？
相手を考えているつもりになっていませんか？
分かるよ。分かるよ。
けどそうじゃない。そうじゃない。
そうやって迷っている時間なんて
相手に伝わるわけはないんだよ。
そうやって迷っている時間分だけ
相手はがっかりしちゃうんだよ。
首を絞めた時間はとても長かったけど
まだね、気づけなかったね。
・・・。
寒い寒い春のある場所で
君が送ってくれた連絡で
時が凍り付くのを感じたよ。
桜が咲く前に、僕の春は終わりを告げた。
自分のことばかり考えていたよね。
相手を考えているつもりになっていたよね。
分かるよ。分かるよ。
けどそうじゃない。そうじゃない。
そうやって迷っている時間は
相手に伝わらなかったね。
そうやって迷っている時間分だけ
相手をがっかりさせちゃったね。
凍り付いた時間はとても長かったけど
偉いね、ちゃんと気づけたね。
もう大丈夫。
今はちゃんと暖かい春を迎えられているからね。
暖かい春を迎えた僕から、冷たい春を過ごした僕へ
皆さま初めまして！誰かに歌って欲しいマンです。
2020年11月9日にアメブロで書いた歌詞のようなものを転載します。
歌は上手くないし、作曲もできないけれど
誰かに歌って欲しくて詞のような何かを作ってます。（歌じゃなくても良いよ！）
自分が感じたことを言葉にしたい。人によっては詩かもしれません。物語もあるかもしれません。
どこかの誰かの目に留まってちょっとでも刺激になって
その人の中で何かが生まれたら嬉しいなって思います。
あなたが作ったものを教えてくれるととても嬉しいです。
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