小さな船を漕ぐ
憧れた夢路へ
南風吹いたら
帆を高く上げよう

誰にも言わないで
二人の宝箱
心の在り処 知った
一番痛い場所(とこ)

笑っちゃうくらいに
流れる 時の砂
水色のあめ玉
君にあげたかったな


遠くの海原に
寂しげに浮かんだ
夕雲のかさぶた
散らばる ポラロイド

今でも聞こえてる
二人の笑い声
波間に指をつけて
涙を泳がそう

気まぐれすぎる空
横切る 星の糸
水色のあめ玉
君にあげたかったな




ちいさなふねおこぐ
あこがれたゆめじえ
みなみかぜふいたら
ほおたかくあげよお

だれにもいわないで
ふたりのたからばこ
こころのありかしいた
いちばんいたいとこ

わらあちゃうくらいに
ながれるときのすな
みずいろのあめだま
きみにあげたかあたな


とおくのうなばらに
さびしげにうかんだ
ゆうぐものかさぶた
ちらばるぽらろいど

いまでもきこえてる
ふたりのわらいごえ
なみまにゆびおつけて
なみだおおよがそお

きまぐれすぎるそら
よこぎるほしのいと
みずいろのあめだま
きみにあげたかあたな