あなたの声を聴いていた
ステレオから流れる
モノクロの声をただ
繰り返し聴いていたの
その声を忘れないようにと
印のように私重ねた毎日を
落とさないようにと
あの日から途絶えていた
本当を知りたくなくて
閉ざされた扉に近づけない
あの日から触れられなかった
あなたの背中に今も愛おしい面影は残ったまま
何かを思い出そうとしてるのに
どれも思い出せない
可笑しいな
それでも涙は出るのに
何が足りなかったの
あなたには何が必要だったの
もうそれすら私にはわからないよ
このままじゃ季節の色さえ
失いそうでそれでも
俯いた顔を上げて前を向くことはまだできないの
ねぇどうして私のこと置いていったの
一人にしないよって
言ったのに
すぐに帰るよって
言ったのに
行かないでって
あの日言えば良かった
あなたの背中に抱きついて
嘘でも泣いて引き止めれば良かった
あの日から途絶えていた
本当を知りたくなくて
閉ざされた扉に近づけない
あの日から触れられなかった
あなたの背中に今も愛おしい面影は残ったまま
ステレオ越しにあなたの
モノクロな声を聴いていた
単調なメロディーに乗せた
"愛してる"を聴いても
何も感じないと思えるまで
まだ赦しいてほしい
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