この空を震わす 歌の色
青い蒼い 旋律に
僕の心を乗せて 放ち飛ばすよ
ツバサとともに 高く 空へ
「初めまして」 あなたに出会って
最初の一言は 素っ気なかった
奇跡を願った 暗い記憶を
塗り替えられると 手を差し伸べた
「君は僕のために歌ってくれるかい?」
その問いの答えは ただ一つ
当たり前だよ あなたはたった一人
僕を飛ばす 空だから!
テンポはアンダンテよりも遅く
突き抜ける音は どこよりも強く
モノクロームに 心を寄せて
歌う声は 高く 空へ
「空は君と同じ色だね」 笑っていった
あなたの横顔 優しい声音
いいえ、僕は空なんかじゃない
あなたを歌うために 生まれた翼
あと少し 願えば近く
風をとらえて 窓枠蹴って
モノクロームに 乗って飛ぶ
大きく羽ばたき 後は気まぐれ
失った音 途切れた旋律
崩れるテンポに つまずいた
だけどまだまだ! 歌は続く
僕が歌い続ける限り
テンポはアンダンテよりも遅く
突き抜ける音は どこよりも強く
モノクロームに 心を寄せて
歌う声は 高く 空へ
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