温もりない 白い線に
縋り付いて 泣き崩れていた
明日なんて 見ないまま
「ずっと友達だよ」なんて
好きにならない為の 予防線


手を繋いで 帰った道
いつの間にか 遠くで鳴いてた
昨日なんて 聞かないで
きっと泣いちゃうから なんて
傷口守る為の 予防線

気付いたら 離れてた温もり
いつから? 僕ら背中合わせ
俯く君を濡らした感情
嘯く僕を晒した残響

戻れるなら あの頃に
幸せそうな あの笑顔

続いてゆく 果てしないアスファルト
歩め 止まったらまた零れちまう
最後に一つだけ我が儘言えるのなら
どうか 今だけ耳を塞いで
抜ける風に 涙ぐむ暇はないさ


散々張り巡らせた 小さな予防線
きっと 君も気付いてたろう?
僕は ただの 弱虫だから
素直に言うなんて 無理だった


続いてゆく 果てしない草原(クサハラ)を
歩め 止まったらまた溢れちまう
最後に一つだけ強がり言えるのなら
どうか 今だけ、今だけは…

続いてゆく アスファルト
歩め 止まったらまた進めばいい
最後に一つだけ我が儘言えるのなら
どうか 今だけ目を閉じたまま
抜ける風に 耳澄まして思い出して


温もりない 白い線に
縋り付いて 泣き崩れていた
明日なんて 見ないまま
「ずっと友達だよ」なんて
好きにならない為の 予防線

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

予防線


予防線を張ってる子のお話。

閲覧数:97

投稿日:2011/11/10 22:46:00

文字数:560文字

カテゴリ:歌詞

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