腐った臭いが漂う
荒廃したこの世界に
守られている
分かり切ったことでも
抗いたくなる この衝動は
何処にぶつければいい
耳障りな愛は要らない
欲しいのは此処に居る証
伝えたい想いなんて何もなくて
叫びたいから叫んでいるの
この声が嗄れるまでは 何千年も
先までずっと消えない跡を
残すために
崩れた地面の真ん中
転がった運命はもう
止められないの
淋しささえ棄てれば
逃げ出したくなるこの競争も
如何にか勝ち抜けるの
ただ全てを愛せないから
着飾った偽りで足掻く
繋がった絆なんて信じていても
隙を見せれば断ち切られると
そんな風にしかいつも考えられず
また失って傷ついている
怯えている
錆びついた鋭さが
朽ち果てた空に輝く
抱きしめた絶望に
今、振り下ろせ
哀しみの涙流すことも忘れて
滅びゆくもの見つめているの
この胸が痛む時を何度も過ごし
そうしてやっと気づいたものを
離しはしない
伝えたい想いなんて何もなくて
叫びたいから叫んでいるの
この声が嗄れるまでは 何千年も
先までずっと消えない跡を
刻みつけよう
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