急な仕事で 君の暮らす街へ
そういえば 一年ぶりだよ
ひとり高ぶる 胸を抑えながら
改札口を 抜けるよ
懐かしさのある景色が どこか気まずくて
目に浮かぶのは あの日の痛みの記憶
今君は どうしているのだろうか
戸惑いの 涙は消えただろうか
遠距離に 何となく疲れた僕が
告げた言葉の棘に 胸が時に
疼くのは 僕の方かも知れないね
君のアドレス 残す携帯電話
後悔を 捨てられずにいる
何も変わらぬ 街を歩くほどに
思い出たちが 切ない
終わりにしよう…と冷たく 君に背を向けた
あの時のこと いつかは謝りたくて
今君は 笑顔でいるのだろうか
大切な 誰かがいるのだろうか
過ぎ去った 恋なんか忘れているさ…
もしも心の隅に 僕がいたら…
勝手だね そんなわけあるはずないね
今日のこの道で ばったり会ってしまったら
どんな言葉を 君にかけられるだろう…
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