とりあえずただ歌ってみよう
誰も居ないこの場所で
揺れる感情、遠くの言葉
ただこのままに あるがまま
寂しい事も楽しい事も
思い返せばいっぱいあった
悔しく泣いたあの夜も
微笑みあったあの朝も
溢れる想いは沢山あって
優しい言葉が痛いから
夕日に向かって歩き続けて
一人の場所を探してた
どこまでも伸びてく水平線
波の音だけ囁いた
悲しく映る世界の向こう
落ちる夕日が優しくて
とりあえずただ歌ってみよう
誰にも聞こえぬこの場所で
揺れる感傷、薄まる記憶
何もかもすべて抱き締めて
静かに騒ぐさざ波と
抱きしめていく太陽と
夜の気配を感じた星に
ずっとこのまま あるがまま
忘れてしまえと思う気持ちと
覚えていたいと感じる気持ち
海と夜空が交わる場所で
風と思考が凪いでいく
降り注いでは煌く星と
遠くで聞こえる風の音
切なく満ちる景色の向こう
歩いた命が木霊する
とりあえずただ歌ってみよう
誰にも届かぬこの場所で
始めも終わりも忘れる位
微かにそっと囁いて
寄せては引いてく潮騒と
熱を冷ました砂浜と
果てない海に優しく笑って
ちょっとこのまま あるがまま
ひらがなVer
とりあえずただうたってみよう
だれもいないこのばしょで
ゆれるかんじょうとおくのことば
ただこのままに あるがまま
さびしいこともたのしいことも
おもいかえせばいっぱいあった
くやしくないたあのよるも
ほほえみあったあのあさも
あふれるおもいはたくさんあって
やさしいことばがいたいから
ゆうひにむかってあるきつづけて
ひとりのばしょをさがしてた
どこまでものびてくすいへいせん
なみのおとだけささやいた
かなしくうつるせかいのむこう
おちるゆうひがやさしくて
とりあえずただうたってみよう
だれにもきこえぬこのばしょで
ゆれるかんしょううすまるきおく
なにもかもすべてだきしめて
しずかにさわぐさざなみと
だきしめていくたいようと
よるのけはいをかんじたほしに
ずっとこのまま あるがまま
わすれてしまえとおもうきもちと
おぼえていたいとかんじるきもち
うみとよぞらがまじわるばしょで
かぜとしこうがないでいく
ふりそそいではきらめくほしと
とおくできこえるかぜのおと
せつなくみちるけしきのむこう
あるいたいのちがこだまする
とりあえずただうたってみよう
だれにもとどかぬこのばしょで
はじめもおわりもわすれるくらい
かすかにそっとささやいて
よせてはひいてくしおさいと
ねつをさましたすなはまと
はてないうみにやさしくわらって
ちょっとこのまま あるがまま
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