放たれし刃(やいば) 深々と貫くのは
怠惰の仮面を被った道化師
裁きを下せよ 見つめる先の未来は
けして永遠に続くものではなく

幼き子供たちに
悪夢を植えつけるため
燦爛(さんらん)の闇のなか
今日も一人で彷徨う

眩(まばゆ)き世紀の幻
微睡(まどろ)みの果てに
目覚めるものは生贄の仔羊

その刹那少女らは
子宮のなかに裏切りを孕み

蛇蝎(だかつ)の御身(おんみ)よ 埋(うず)もれし真実とは
この身に眠る百獣の王たち
悲鳴を啼らせよ 悲劇の主人公は
何も知らぬまま神に葬られる

ああ 君が求めしその愛は
いまだ得ることはないだろう

偽善の正義を見た
汚れなきその誓いは
運命に抗って
叶わぬ願いを注ぐ

幾つもの肉に染みこむ
罪にも等しき
天に昇天しきれぬ魂よ

このまま刻を止めて
二度と戻れぬ地獄の享受

消えゆく栄光 光り輝く日々さえ
失うことが怖いと知ってなお
溺れずもがけよ 愚かな御伽噺は
自らの終末と進むべき路(みち)

ああ 曾(かつ)て夢見し忠義など
いまやその面影も見えず

放たれし刃 深々と貫くのは
虚無の仮面を脱ぎ捨てた道化師
裁きを下せよ 思い馳せしその過去は
けして振り返るようなものではなく

迷える覚悟よ 遠い昔の夢こそ
背いた宿命(しゅくめい)の足掻いた結果
斬首に刑せよ 仄蒼(ほのあお)き空の上は
かならず昇りゆくものだとは云えず

ああ 我が与えしこの愛に
いまだ気づくことはないだろう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

PITIFUL ZANY

タイトルの意味は確か「哀れな道化師」。
禁断の恋をして処刑されちゃうんです。

閲覧数:116

投稿日:2009/03/09 20:51:02

文字数:621文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました