目が覚めたら空に浮かんでいた
私の体はどこにもなくて
声は誰にも届かなくて
ひとりぼっちで宙を舞う
学校に席はなかった
浮かぶ私を無視して時計は進む
チャイムはゴングで心は倒れた
私この先どうしよう
やりたいことはあったはず
未来の夢もあったはず
けれど私はヒトリユウレイ
仲間のいないヒトリぼっち
これは夢だと思いたいな
明日に元に戻ってないかな
けれど今はヒトリユウレイ
誰にも見えはしないユウレイだ
叫ぶ声は空を切る
歌う声はどこにも届かない
誰とも目が合わなくて
ヒトリ空を飛んでいる
あれから何日たったけ
この体になって時間は曖昧
私はここにいる
私はここにいる
誰にも届かないけれど
私はここにいる
叫ばずには居られない
やりたかったことはどうでもいい
この声さえ誰かに届けは
けれど私はヒトリユウレイ
ヒトリでライブをするユウレイだ
歌う 歌い続ける 喉は枯れないから
体の奥から歌詞が湧き出る
濁流のような言葉に身を任せて
声は空に溶けるヒトリのライブだ
愛されたいとか 優しくされたいとかどうでもいい
ヒトリは嫌だ ヒトリは嫌だ ヒトリは嫌だ
誰かこの声を聞いてくれ
空を響くこの声を
私の嘆きを
魂の叫びを
聞いて
聴けよ
私は誰からも見つけられないボーカルだ
この声は誰にも届かない
だけど歌うヒトリユウレイ
だってこれしか出来ないから
これは誰にも見つけられないバンドの話
この曲は誰にも届かない
だけど歌うヒトリユウレイ
それだけが存在証明だから
ああ、星よ聞いているか
これが私だ 私の歌だ
青いこの惑星に私の歌(色)をぶちまけてやる
私が見つけられるまで
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