降り積もる 雪は 君を隠して
僕を色彩(いろ)のない明日へ巻き戻す
愛してる それが 繋ぎとめられる
碇となるなら迷わず 投げ込むよ
冬の空に

打ち付ける雨音
少しずつ消えてく
見上げれば 凍てついた 風花

何も言えずにいた
君は去って行った
突然消えてしまった 街角

探しているのは 姿だけじゃない
昨日まで登ってた階段
振り向いては そこに足場はないこと
さっきから もう 気づいてるのに

降り積もる 雪は 僕の心に
犯した過ちの楔を打ち込んで
戸惑いと 焦り 君のいない世界
耐えきれずに闇の中 走り出す
アナタラクシ

5分早めた 時計を見つめる
待ち合わせ 遅れないように
いつもの場所に 君はいないということ
さっきから もう 理解してるのに

舞い上がる 風に かさねた涙が
乱れる気流の中に 消えてゆく
追いすがる たとえ 君が見えなくても
あまたの思いをまとい 駆け上がる
彼方の星

叶わない…
叶うなら…
叶えても…

降り積もる 雪は 君を隠して
僕を色彩(いろ)のない明日へ巻き戻す
愛してる それが 繋ぎとめられる
碇となるなら迷わず 投げ込むよ
アナタラクシ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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玄冬のアナタラクシ

『玄冬のアナタラクシ』
歌詞です。

閲覧数:699

投稿日:2017/10/24 22:07:47

文字数:498文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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