1)
夕風がすりぬけていった畦道
くすぐったい2人が
夏空の一番星の下にいた

奏でる車輪の音が
いつも2人をつないでた

素直にはどうしてもなれなくて
じっと手をつないでた
夏が去る風の匂いが
君をさらっていくまで…

流れてく数百の
どの星に願えばいいかわからずに
ひたすらに
目をつぶってただ祈ってた
離れていく瞬間が
今も指先に残ってる
「いかないで」
それさえも言えず
泣いていた


2)
夕立が駈けていった屋上寄りそう陰が
夏空の雲の下から消えた

つながれた手と手が
不器用な2人の唯一だった

風はまるで私のように
たどり着く場所を探して君といたあの道を1人走ってた

いつだって幸せの
意味すら知らずにいたけど
ひたすらに
自分なりの幸せを守ってた
白いシャツおどる髪
はにかむ笑顔が
愛しくて
切なくて
本当に好きだった


流れてく数百の
どの星に願えばいいかわからずに
ひたすらに
目をつぶってただ祈ってた
離れていく瞬間が
今も指先に残ってる
「いかないで」
それさえも言えず
泣いていた




ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

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一夏の純愛…

秋が近づく海辺も空も、どうしてだかすごく切なくて、夜空の下で泣いてる女の子が思い浮かんで書いてみました。

閲覧数:324

投稿日:2010/07/30 13:30:28

文字数:463文字

カテゴリ:歌詞

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