1)
夕風がすりぬけていった畦道
くすぐったい2人が
夏空の一番星の下にいた
奏でる車輪の音が
いつも2人をつないでた
素直にはどうしてもなれなくて
じっと手をつないでた
夏が去る風の匂いが
君をさらっていくまで…
流れてく数百の
どの星に願えばいいかわからずに
ひたすらに
目をつぶってただ祈ってた
離れていく瞬間が
今も指先に残ってる
「いかないで」
それさえも言えず
泣いていた
2)
夕立が駈けていった屋上寄りそう陰が
夏空の雲の下から消えた
つながれた手と手が
不器用な2人の唯一だった
風はまるで私のように
たどり着く場所を探して君といたあの道を1人走ってた
いつだって幸せの
意味すら知らずにいたけど
ひたすらに
自分なりの幸せを守ってた
白いシャツおどる髪
はにかむ笑顔が
愛しくて
切なくて
本当に好きだった
流れてく数百の
どの星に願えばいいかわからずに
ひたすらに
目をつぶってただ祈ってた
離れていく瞬間が
今も指先に残ってる
「いかないで」
それさえも言えず
泣いていた
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