青い風船飛んで行く
誰かのメッセージ結んである
青い空へと飛んで行く
溶け込むように消えて行く

見守っていたつもりはなく
ただ目で追っていただけなのに
見失って初めて気づく
ほんの少し想いを重ねていたこと

遠い遠い所まで進んで行って
霞んで無くなった　あの空の向こう
じっと凝らして見たけど見つけられない
澄み切った青色が広がっていた

白い雲が流れて来た
あ、見つけたよ青い風船
優しい風が吹いて来た
誰かのメッセージ乗せて行く

考えることは特になく
ただ見届けていたかったから
思うままに目指して光る
ほんの微かな影を仰いでいたんだ

高い高い所まで昇って行って
弾けて無くなった　あの空の向こう
何ももう見えないけど見つめ続けた
どこまでも青色は広がっている

青い風船割れた後
誰かの心に届くメッセージ