※sm6294445様を見て、今日思い立ち、勝手に書いた後日談っぽいものです。
※方言おかしいです。多分日本語もです。キャラもです。私のあたm(ry
※時期おかしいというツッコミは無しで。
※各Pとはまったく関係ないです。私の勝手な妄想です。すみません…。




嘘だ。
そんなわけがない、マスターも、テトちゃんもルカちゃんも、

だって、俺、

ツー、ツー、と受話器から聞こえる機械音が頭の中でぐるぐるしていた。




殿下のはっぴぃばぁすでぃ-1話ー
  ~2月29日の誕生日~




「…カイト?」

受話器を片手に固まるマフラーの青年に、おそるおそるルカが声をかける。
が、反応はなく、続いてツインドリル…じゃない、テトがカイトの目の前で手をひらひらさせて呼んでみるが反応はない。

まるでただの屍のようだ。(おい

「だ、大丈夫かな、カイト…」

「さあ…」

ルカがカイトの背をさすりながら言うと、テトは苦笑いをして困ったように頬をかく。

すると、突然カイトが動き出し、誰かに向かって電話をかけ始めた。



大阪某所。

とある家に、一人のカイトが居た。
といっても、その格好は青学ジャージに頭には王冠、そして無風なのになんかたなびいているマフラー。
格好からして明らかに普通のカイトではないが、紛れもなくカイトである彼、閣下は、ハーゲ○ダッ○を貪っていた。

そんな時。
いきなり電話が鳴った。

「カイトー、電話でてー」

「えー、めーちゃんがでてー、僕今忙しい~」

「あんたのほうが電話近いやーん、さっさとでてー」

「あーもうしゃーないなー」

メイコに言われ、しぶしぶずっと鳴り続けていた受話器をとると、耳が本当にぶっ飛ぶような大音量の声が響いた。

「せぇんっぱぁい電話でんのおっそおーーーーーい!!!!!(超大音量」

「うわあ!?」

思わず悲鳴をあげ、受話器を耳から遠ざける。
びりびりとさっきの声が頭に響く。故障したらどうしてくれる。
そう思いつつ、受話器を耳元にもどし、受話器の向こうの人物に問いかける。

この声、それに自分を先輩呼びするのは一人しか居ない、

「殿下ー?どうしたん、いきなり」

「先輩電話出るの遅い~何コールしたとおもっとーよ!!!」

何故か説教された。
というか、まだ電話の相手…、もとい殿下の声のボリュームは大きく、頭痛のする頭を抱えつつ一応謝っておく。
どうやら殿下は何かに腹を立てているらしい。

「ご、ごめん…で、なんやの。いきなり」

「先輩~…」

思い切り叫んだせいで、ぜーぜー言っていた殿下の声が、いっきに鼻声になる。
そして、ひっく、としゃくりあげる声。

怒ったと思ったら次は涙。
何なんだ、一体。

「ちょ、殿下なしたん!?
聞いたるから何あったかいってみ!?」

「う…せ、せんぱいぃぃぃいぃ…。
うわあああぁぁん!!!」

再びの大音量に、閣下はもう一度耳から受話器を離した。


「はあ~~、つまり殿下2月29日のうるう年生まれやから誕生日無いって伝票P達にいわれたんか…」

「そう!!俺だけ誕生日無いとかぁ…。始めてやのに~~~~!!!」

説明を聞くと、そういうことらしい。

それで自分に電話をかけたのか。
とりあえずどうにかして励まさねばならない。

こんなテンションなら相手にしづらいし、それに…

「で、殿下、ほら、うるう年生まれの人ってあれやん、4年に1度しか誕生日来いへんから、年とらへんねんで、お得やーん」

「せ、先輩のばかぁッ!
誕生日来んなんて絶対いやとよ!!」

…怒られた。
まあ確かにさっきのはあれだが…。

仕方が無い。言うなとは言われていたが…。

「殿下ー、今日の夜11時、僕ん家きてー?用あるからー」

「は?せ、先輩…。
そーゆーシュミと?ひくわー…」

「ちゃうーーー!!!
思春期のレン君ちゃうねんで!」

予想外の答えに思わず突っ込むと、「勘違いするよーな台詞言うのが悪いとー」と返された。

「何でいかなきゃならんとー?」

「んー?来ればわかるで」

そうにっこり笑いながら返すと、ぼそ、と殿下の声が聞こえた。

「…あやしい」

「へ?」

「用って何?聞くだけ今ここできくー」

「え?い、いや、それは、えーと、その、あんなー、」

殿下の問いにしどろもどろになると、怒ったような殿下の声が聞こえた。

「もういい!!知らん!!先輩のばかー!!
絶対今日行かんからー!!」

「あ、ちょ、殿下!?」

ツー、ツー。

怒鳴るだけ怒鳴られ、その上電話を切られた。
かけなおしても出てくれない。

「…なんやの、もう」

思わず、ため息を吐いた。




「先輩のばかー!わけわからん不貞寝したるッ」

一方殿下は完全に切れていた。
泣いて鼻は赤く、目も真っ赤だ。

「みんなして俺のこといじめてー!!なんなのー!!」

そういうと、乱暴に受話器を置き、自分の部屋に閉じこもってしまった。


つづく、かも。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

殿下のはっぴぃばぁすでぃ -1話ー ~2月29日の誕生日~

初投稿です。
sm6294445様を見て、暫くたって今日思いつたネタです(え

2月のネタじゃん、自分!!
もっとさっさとやれよ…orz
でもやりたかったんです…!!

とりあえず、伝票P、関西弁P、本当にすみません!!
特に方言とかおかしいです、すみません…!!
キャラ崩壊とかもしっかりしてる変な自信あるし…。

日本語、方言変、とか誤字脱字あれば遠慮なくどうぞ…!!

ところで前のページってどうやるんですかorz

閲覧数:631

投稿日:2009/06/28 01:24:27

文字数:2,080文字

カテゴリ:小説

  • コメント2

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  • 玲於奈

    玲於奈

    ご意見・ご感想

    うを!!
    ま、まさかのタグとコメントに俺、感動!!です!
    うぇへー、がんばります、後1,2話で終りそうですがww

    >アホの穴さん
    コメント有難うございます!!喜びで踊りそうです(←
    あなたのコメに私が興奮気味ですよ!!うぇっふー!!
    本当あの動画は可愛いですよね、涎でそう(最悪
    前のページはちょっと気合入れて戦わなければならないようです、クフフ(そんなバナナ
    続きがんばりますー!!

    2009/07/04 14:00:14

  • 黒色

    黒色

    ご意見・ご感想

    わぁあい!!殿下かわいいぃ!!
    (*´艸`)


    はじめまして!!警察犬です!!
    関西芋ぱん伝に釣られてやってきました!
    伝票Pのあの動画はめちゃくちゃ可愛かったので、まさかこんな素敵な続編が見れるとは!!と、ちょいと興奮気味です
    (>_<)

    続編楽しみにしてます!!



    前ページの作成は私にも分かんないですね(・・;)

    2009/06/30 18:28:25

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