放課後。





 「ミクー。帰ろー」



 「うん」





私達は教室を出て歩き始めた。









階段のところにクオがいた。






ミクはクオと一緒に帰るのかなぁ…









と思った瞬間。











ドン













え…?











ドサ















 「ミク…?今何したの…?」







私は目の前の光景が理解できなかった。







階段の下に…














クオが倒れている。









 「何って?何もしてないよ?」








 「うそ…今クオ突き落としたじゃん!!」







 「クオ…?あぁ…こいつのことか」






え!?…ミクがクオの事“こいつ”とか呼ばないはず…









しかもミクの瞳にはきれいな青緑色だった輝きは消えていて黒くなっていた。








 「あなた…誰?」





 「誰ってミクだよ。忘れたの?」






 「ミクじゃない。ミクはこんなことしない。あなた、誰?」







 「私だって!」






 「ミクじゃない!!」










長い沈黙。












そして










 「気付カレタヨウダナ」







!!?





 「あなた何者なの…?」




 「我カ?我ハコイツノ中ニ居ルモウ一人ノ自分ダ」







もう一人のミク?






それってドッペル?








 「モウ本当ノコイツハイナイ」






いな…い?





本物のミクは…いない?






 「どういうこと!?」




 「コイツハ我ト賭ケヲシテ負ケタ。ダカライナイ」




 「賭けって何?ミクが何かしたの!?」




 「コイツハ我ト“ヒトリカクレンボ”デ賭ケヲシタ。デモ負ケタ。ダカライナイ」




ひとりかくれんぼ…!



だからこいつは私が聞いた時驚いていたんだ…




 「どうやったらミクは戻ってくるの!?」



 「今マデ我ニ負ケテ戻ッテキタヤツナドイナイ。デモ、汝ガ“ヒトリカクレンボ”ヲヤルトイウノナラ  バ、話ハ別ダ」



今、なんて…?



やだよ…怖い。



でも…




 「私がやればミクは戻ってくるの…?」




 「我トノ賭ケニ勝テバノ話ダガ…」














 「じゃ…やr」





 「オイオイ。そんなこと一人で決めてんじゃねーよ」





そう言って現れたのは




 「クオ!あんた大丈夫なの!?」



 「あぁ…たいしたことないけど…痛い」


 
 「あっごめん。放っておいて」



 「大丈夫。ところでお前、何一人で決めてんだよ」



 「だって…」






クオはしばらく黙ってから




 「分った。オレもやる。いいだろ?ドッペルさん?」




 「ムゥ…2人トハ異例ダガ…イイダロウ。デハ、今夜スタートダ」





 「分った」「分ったよ」









帰り道。







 「ねぇ、何でクオはやるって言ったの?」




 「え?あぁ、だってオレ、ミクのこと好きだし」




 「えぇ!そうだったの!初めて聞いた!」




 「そ。だから昼のあれはうれしかったんだけど…」




 「だ、大丈夫だよ!私達がミクを取り戻そうよ!」




 「そうだな!」




 「あ、でもどうなんだろ?どっちかが見つかっても、もう一人が見つからなければいいなかな?」




 「そうじゃね?」

















そして夜。






 「ふぅ…ついにこの時が来たか…」




 「ちょ、大丈夫?」



 「うん」





 
 「ソレデハ」










 「ゲーム、スタート」

























 「そういえば最近ネルとクオ見ないよね」



 「そうだね。2人とも行方不明らしいよ」



 「えーマジ?だってこの間ミクだっていなくなったんでしょ」



 「そうそう。何か怖いね」



 「あ…なんだろあれ?」



 「人形だ…何か目が離せないね…」



 「そうだね…」










































後日、この子達が居なくなったのは























言うまでもない。


                 fin…? 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ひとりかくれんぼ もうひとつのバッドエンド 下

うわああああぁぁぁぁぁぁあああぁぁぁあ(黙


長い長い長い…



見にくくてごめんね☆




これは多分誰かが勝たなければ∞ループ(笑)


今日テストだったんだー
明日も…はぁ

何か理科分ったけど国語分んなかった!

明日社会と数学だよ!
一次関数は分るんだけど…
社会なんか覚えてられるかぁ!!(ちょ

ということで黙って勉強するよ…うn


ちょ、ティッシュティッシュ!鼻水が出る…
私が風邪引けば当分直んないよ…
とりゃ!あ、外れた(ゴミ箱に向かって投げてみる

閲覧数:224

投稿日:2010/11/18 16:06:09

文字数:1,933文字

カテゴリ:小説

  • コメント2

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  • かたつむり

    かたつむり

    ご意見・ご感想

    さっすがバッドエンド・・・!!!!!!
    迫力ありますなぁ・・・。

    これはすごい・・・。

    ティッシュって投げても飛びにくいよね!でもゴミ箱に入ったら、
    こう、なんともいえない達成感が・・・!←

    2010/11/28 14:31:18

    • ドロシー

      ドロシー

      迫力ある??ありがとっ

      まさかの結末…!こうするしかなかったんだ!←おかしいだろ

      だよね!この間は3回に1回入るようになった!←命中率あげろよ

      2010/11/28 15:19:17

  • ねくたー

    ねくたー

    ご意見・ご感想



    え、ちょ、にょ、おわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ(うるさい、そして逝け

    えええええ!?(おm

    ネネネ、ネルとクオが・・・!?

    まさかの結末でした∑(・Д・)!

    2010/11/18 17:38:21

    • ドロシー

      ドロシー

      バッドエンドだからこうなった☆

      何か最後がこれしか思い浮かばなくて…

      ハッピーエンドは…誰もいなくならないよ!(当たり前

      2010/11/19 07:01:30

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