タグ:初音ミクオ
217件
茜の空 深まる闇 夜咲くこの
風見に映え 聞き耳冴え 白矢が笑み
鋼の息 大気の声 青く白く 見放し
七色八色 青き真綿に 切っ先弾き 離す手の平
右にはだぁれ? 左にだぁれ? あなたはだぁれ?
ワタシハダァレ?
雪の底には 希望が眠る 恐怖は酷く 蝕まれる事
命を灯し 明かりとすな...Luna's castle/動画版歌詞
LuNaRhyThm
茜の空 深くへ読み 夜めくこの
虚空に冴え 息すら凍て 弓月射る
鋼の息 大気の声 青く白く 見放し
七色を見る 少女の夢を 染める暗幕 Actを続け
あなたはだあれ あなたはだあれ あなたはだあれ
ワタシハダアレ?
雪の底には希望が眠る 恐怖はひどく蝕まれること
命を灯し明かりとす...Luna’s castle/MIKUO
LuNaRhyThm
"Under the Tree of Destiny - Alexiarite" Lyrics
Since I was born,
I've been believing something fateful,
like seeking milestones on the way to the end...Under the Tree of Destiny - Alexiarite
ぺんきち
瞼の裏広がる 鬼灯 恋い焦がれし幻想 甘露に 崩れかけた温もり 喘ぎて 積み重ねてゆく 朧に
螺鈿の爪喰い込む 手枕 宵さやかなる褥 袖に 音もなく舞う蝶は 爆ぜて 夜伽花衣
そっと手を差し伸べて 深く抱きしめていて 剥がれ落ちて滲む言の葉 記憶に燈して
揺れる魂のように 沈む情景のように 狂い咲い...てふてふ草子
架己霧
「――はぁい、もしもし?」
『もしもーし? 久しぶり、おばさん』
「芽衣子! 久しぶりねぇ。元気にしてた? おじいちゃんとおばあちゃんも」
『もちろん。今日も元気にお菓子作ってるわよ』
「そう。ごめんね、中々顔出せなくて。今やっと全部片付けが終わって、おばさんゆっくりしたくてねー」
『本当、おばあち...【クオミク】浅葱色に出会う春 5【オリジナル長編】
つゆしぐれ
自分は、割と何にも興味がない。
美味しいもの食べられて、気持ちよく布団で寝られて、たまに友人とからかい合えれば人生それだけでいいかな。みたいな。
お前は16年近くも生きてて、何にも変わらないな。友人に鼻で笑われてしまった。
――そうだな。お前もあんま変わらないけど。
もっと周りよく見て...【クオミク】浅葱色に出会う春 4【オリジナル長編】
つゆしぐれ
――あいつ何なの?
――久宮くんにあんなに近づいて……!
――マジキモいんだけど。汚い手で触んなよ。
――写真撮っといたから、あとでグループに載せとくわ。
――そろそろあの女どうにかしないと。
――ほんとな。何、呼び出したりする?
――やば、いじめみたいじゃん!
――違うって。ちょっ...【クオミク】浅葱色に出会う春 3【オリジナル長編】
つゆしぐれ
明るいね、とか。笑顔が可愛いね、とか。しっかりしてるね、とか。頭がいいね、とか。
よく言われる。自分で言ってしまうのもなんだが、間違ってはいないのだと思う。勿論褒めてもらって嬉しい。
頑固だね、とか。気が強いね、とか。負けず嫌いだね、とか。
一生懸命隠してるわけでもないんだけど、そんな面はあ...【クオミク】浅葱色に出会う春 2【オリジナル長編】
つゆしぐれ
ワンクッション!
この先、学パロとなります。
それにつき、キャラクターの名前、設定など好き勝手に捏造しております。また、性転換亜種も出ています。
これらが苦手でない方、むしろ大好物な方々はどうぞ、お進みください!
(このワンクッションは、1話にだけつける予定です。...【クオミク】浅葱色に出会う春 1【オリジナル長編】
つゆしぐれ
緑ノ革命
浅葱色の髪が歩く度に揺れ、すれ違う兵士や召使が恭しく迎え入れる。高い足音を立てて緑の王宮を進むのは、国王の妹ミク・エルフェン。慣れ親しんだ家に到着した彼女は、早速兄の元へ向かっていた。
本音を言えば旅で疲れた体を休めてから報告をしたいが、何分兄は仕事に忙殺される身である。時間を割く事...蒲公英が紡ぐ物語 第62話
matatab1
眩しい木漏れ日が 大地に降り注ぐ 木立の中 泳ぎ渡る 影に包まれて
揺れている水面は 時を映し出す 漣(さざ)めく霧の中で 戯れるように
開いた窓の外 眺める景色 彩る水の音 囁く木々の唄
心のその羽をはばたかせてゆく 見上げた空の色 亡くした後も きっと
広がる波紋から 生まれる旋律は 緑の中 流...ウンデーネ
架己霧
途切れた思い出 閉じ込めた庭園
舞い散る花弁(はなびら) 薔薇の褥(しとね)
消えない記憶と 埋めたの 鍵束薔薇の下で
架己霧
翡翠が望む明日
木々が生い茂る森の中、少年は目の前で蹲る少女に訊ねた。
「どうして隠しちゃうの?」
少女が頭を押さえて涙ぐむ。
「……皆と違うから。緑髪じゃなくて、変だから」
少年は知っていた。少女が必死で隠そうとする髪の色を。それはこの国ではまず見ない、草木に映える金髪だ。少年自身、緑髪...蒲公英が紡ぐ物語 第55話
matatab1
昼でもほとんど人気のないこの図書館は、夕方になると未来しかもう人がいなかった。未来は昼時でも誰も来なさそうな隅で、壁に凭れ、体育座りをし、その膝に顔を埋めていた。
「…………」
ミクは独りだった。
一体何故彼女がこんな寂れた図書館で独りでいるのか。それは彼女の心中しか知らない。
涙はあの日に...【ミク誕】とある寂れた図書館での小さな恋の話
雪りんご*イン率低下
ネギ焼き…ネギま…甘~いケーキ……
え、これ全部食べてもいいの……?いいよね……!!
いただきま――――…………
「……はっ!」
「やぁ、Guten morgen!良い夢見れたかい?」
起き上がると、目の前にレンさんの顔。昨日のことが鮮明に頭に浮かび、頬が熱くなるのを感じた。
でも、彼は全く気にした...夢喰い白黒バク・5
アストリア@生きてるよ
「はぁ…つかれたぁ」
帰り道。クオと別れて少し、レンさんが隣にやってきた。……現れた?
そういえば、何かクオの様子がおかしかった気がする。気のせいだろうか。
「お疲れ様。でも楽しかったのだろう?そんな顔をしているよ」
「……うん、すっごく楽しいよ!楽しくなきゃダメだし、ね」
そう、彼のために。楽しく...夢喰い白黒バク・4
アストリア@生きてるよ
願ってはいけない 悲しき物語
悪夢の繰り返し また救えない
望まない目覚めに溜息一人
僕がいるその事実 記憶なくしたい
窓の外 愛しい君と同じ名の花が舞うよ
涙流してさ 君は白い花見上げるのでしょう
どうか知らないでいて 愛しき天花
伸ばした手を見ながら心殺す
わかってた君には 知られてはダメと
で...愛しき天花
來澄和樹
この名と同じ真白い花
ふわりと舞い踊る夜
虚ろな瞳 翼のない私
空へ飛んだ
望まぬ目覚め目にしたのは
真白い部屋の病室
記憶を失くしていた私
言われるままに日記をつけ始めた
この欠けた温もりを
埋めつくせ天花...咲かない天花
來澄和樹
分かれる想い
青の国との戦争と貴族の粛清の所業は、国民にレン王子への不満と怒りを芽生えさせた。
その情勢は噂となって緑の国に流れ、王宮では黄の国の話で持ちきりだった。
東側は最近穏やかじゃない。青の国に侵攻したが負け続き。黄の国民はレン王子を『悪ノ王子』と呼んでいる。
噂を耳にする度、ミクは...蒲公英が紡ぐ物語 第39話
matatab1
「ここは……?」
ミクが目覚めたのは、辺り一面真っ白な世界だった。
「えっと、確か……あれ?」
ここに来る前のことを思い返す。
「クオと一緒に学校行く途中で、車に轢かれて……」
鮮明に覚えている。ついさっきのことだ。
「あの時私、クオに……押された?」
道路に飛び出す直前、ミクは確かに立ち止まったは...神様ゲェム・1
アストリア@生きてるよ
断罪の悪夢
立っているのか横たわっているのかも分からない。進んでいるのか止まっているのかも不確かな感覚。
これは夢だ。現実じゃない。
気が狂いそうな程の静寂が満ちた暗闇。果てなき闇の中。昨日も同じ夢を見た。だからこそ変に落ち着いていて、早く醒めろと強く願う。
「人殺し」
糾弾の声に振り返る...蒲公英が紡ぐ物語 第36話
matatab1
望まぬ刃
リンが宰相に膝を屈した少し後。
緑の国王宮書庫。関係者以外は立ち入りを禁じられている部屋に、本や書類が広がっている一角があった。資料に埋もれるようにして、翡翠色の髪の少年が椅子に座って突っ伏している。
「む……」
身じろぎをして瞼を上げ、クオはぼんやりして間近にあった本の背表紙を見...蒲公英が紡ぐ物語 第33話
matatab1
部屋中に広がるあの香り。喉まで這い上がってきた吐瀉物となるものをまた胃に戻す作業はこれで5回目。血に染まったソファに平然と座り、紅茶を啜る彼女。僕は床にコンビニの袋を放り投げ、そんな彼女に、ゆっくりと近づくき、横に腰掛ける。
「あら、ミクオ。どうかしたの?」
「どうしたの、ってこっちの台詞だよ。この...11/11
なのこ
祝いの晩餐会
緑の国王女ミク・エルフェンの十六歳の誕生日を祝う晩餐会は、緑の王宮大広間で行われる。調度品が飾られた会場には既に客人が集まり、並べられた円卓には色とりどりの料理が置かれていた。
浅葱色の髪をした壮年の男性が雛壇に立ち、会場を包んでいたざわめきが一瞬で静まる。
クオ王子とミク王女の...蒲公英が紡ぐ物語 第29話
matatab1
ぐっ、という目の前にいる屈強な男の呻き声が聞こえる。おろおろしながら、私を見つめるカイトを横目に私は背後から飛びかかってきた男に回し蹴りを入れた。野次馬から歓声が沸く。完全にのびている男たちを尻目に、パンパンと手をはたきながら私は尻餅をついている緑髪の男性に手を差し出した。若葉の様な瞳を揺らしながら...
中世パロ5
なのこ
変化を望む者
あてがわれた来賓用の客室で、リンはベッドに仰向けで寝転んでいた。時計の秒針が静かに響く部屋には他に誰もおらず、ぼんやりと天井を眺める。
部屋に案内されて一段落ついた後、レンはミク王女とクオ王子に話があると言って隣の部屋から出掛けている。当然騎士二人はレンの護衛に付いているのでリン...蒲公英が紡ぐ物語 第27話
matatab1
緑の兄妹
森を出たリンとレンは、はぐれた護衛騎士とようやく合流を果たした。騎士曰く、土地勘のない森の中を動くより入り口で待っていた方が安全だと判断した。らしい。
「レン王子の姿が見えなくなり、ご心配しておりました」
尤もらしい意見を述べた後にそう言われた時、レンの拳が微かに震えていたのに気が付...蒲公英が紡ぐ物語 第26話
matatab1
「ん………あれ?あさ……?ふぁぁ……」
「Guten Morgen」
「へ……うわぁっ!?」
「ふふ、よく眠っていたね。悪夢も見なかったろう」
朝、目覚まし時計の音で起きた私の目の前に立っていたのは、昨夜お世話になった(?)レンさんだった。
「い、いや、見なかったけど……おはようございます」
「それ...夢喰い白黒バク・3
アストリア@生きてるよ
3話 ー関係の歯車。ー
「俺かレンか、どっちかにして欲しいんだ。」
「どっちかなんて、、、、、」
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
「ごめん。」
「。。。。。。。。。。。。。。」
謝られても、困るし。
「だ、だ、だって、ミクオは、大切な家族で、大切なあたしの半分で、、、」
「じゃあ、家...く お と み く 。 3話 ―関係の歯車。―
羅姫。【Raki】-クオミク狂愛-
結構オレ、いいところに出くわしたな。今、現在進行形でそう思っている。
なぜなら、オレの隣を学校のアイドルとでもいうべき初音ミクが歩いているからだ。まぁ、(レンの所為で)表情が暗いのが少しいただけないが。というより、オレは彼女が好きだ。レンが彼女を振ったと聞いて、怒り半分喜び半分の複雑な気分になっ...彼女なんかより7 Mikuo side
水乃