タグ「神威がくぽ」のついた投稿作品一覧(7)
-
「はつ恋の色 -下- 」 【がくリン】
唄と三味線の稽古が終わり、ありがとうございました、と四人は一様に頭を下げる。
「はい、お疲れ様でした」
いもうとたちの礼を受け、ルカはにっこりと笑う。リンはこの姉が、大好きだった。弟のレンと共に、地方巡りの旅劇団から甘栗屋に引き取られ、花街のことなど何もわ...「はつ恋の色 -下- 」 【がくリン】
-
「はつ恋の色 -上- 」【がくリン】
秋風が、木の葉を一枚舞い上げる。黄色に染まった葉は、抜けるように青い空の手前で、くるりと縁を描いた。肘を付いた窓辺よりそれを見上げ、同様に、リンは頭のリボンを指先に絡める。既に風は、いくらか冷たい。
「リーンー、行くわよー」
姉のネルの声がし、はぁいと返す。...「はつ恋の色 -上- 」 【がくリン】
-
「月二降ル歌」 【刹月華自己解釈小説】
-参ノ唄-
以下、ご注意事項
・SCL projectさまの名曲「刹月華」の自己解釈小説です。
本家様とは無関係です。
・【腐】注意
・平安風ファンタジーと思っていただければ。
・がくぽの名前を「岳斗」表記にさせていただきました。
読みは、お好みでどうぞ。...「月二降ル歌」 【刹月華自己解釈小説】 -参ノ唄-
-
Siesta -或いは蝉時雨と、透かし見たその先の向こう-
夏の陽は、庭の緑を強く濃くきらめかせている。屋形の外から溢れ、流れ込んでくる蝉時雨は夏らしさを盛大に盛り上げている。が、同時に暑さも盛り上げている。
庭に面した廊下に足を踏み入れたところで、岳斗はわずかに眉を寄せた。裸足の下の、...Siesta -或いは蝉時雨と、透かし見えたその先の向こう-
-
「月二降ル歌」 【刹月華自己解釈小説】
-弐ノ唄-
以下、ご注意事項
・SCL projectさまの名曲「刹月華」の自己解釈小説です。
本家様とは無関係です。
・【腐】注意 激しくはないです。
・平安風ファンタジーと思っていただければ。
今回から有り得ない小物が出てきます。
・がくぽの名前を「岳...「月二降ル歌」 【刹月華自己解釈小説】 -弐ノ唄-
-
こちらは
「月ニ降ル歌」-壱ノ唄-
の、続きです。
ちょっとだけ長すぎた。惜しかった。
ご注意事項などは、前項をご覧戴ければ幸いです。
最後に用語解説のオマケ付き。
では、どうぞ
-壱ノ唄- (続き)
岳斗は自分の生まれを、格別に不幸だと思ったことはない。母は傾く家柄の世間知らずの姫君で、所々朽ち...「月二降ル歌」【刹月華自己解釈小説】 -壱ノ唄- (下)
-
「月二降ル歌」
-壱ノ唄-
以下、ご注意事項
・SCL projectさまの名曲「刹月華」の自己解釈小説です。
・【腐】注意 今回はそうでもないです。
・時代考証、歴史背景ほぼ無視です。適当です。
平安時代専攻の人、ごめんなさい。
なんとなく昔っぽい、でおkな方は大歓迎です。
・がくぽの名前を「...「月二降ル歌」【刹月華自己解釈小説】 -壱ノ唄- (上)