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咲いた、咲いた
あなたが
咲いた、咲いた
わたしが
咲いた、咲いた
全部を吸い取って
咲いた、咲いた
あなたが
咲いた、咲いた
わたしが...リンネ
-
なんてことないその一言が
切なくさせる この心
私たちは「ただの友達」
それで終わってしまうの?
だけど素直に気持ちを伝えたら
すべてが壊れてしまいそうで
言い出せないの
一番近くにいて
一番遠くにいた
いつからか...dear...
-
揺れる足元覚束ない
手と足が同時に出てしまう緊張
飛び出してきたメッセージ
今はもう心配しないで
重ねた月日無駄になる
見越した未来はいつやってくるの
拾い損ねたメッセージ
今は待つことしかできない
暴食 色欲 傲慢 嫉妬
憤怒 怠惰 強欲...リビングデッド
-
与えられないのなら
求めにいくしかない
それがいけないことなら
当てつけにここでくたばってやる
遠い目をした女性が話す
「あたしここで海を見てるの」
騒ぐ 騒ぐ 煩い 煩い
もう一度でいいから捕まえて
要らない 要らない
全部差し出すから...スレイヴ
-
そこのお嬢さん、どこ行くの
隠れてないで出ておいでよ
おいしいものあげるよ
"あたしそんなもの食べないわ"
そっぽ向く姿も可愛いね
じゃあ、これはしまうよ
鈴のような声で鳴くの
おねだりがうまいのかへたなのか
お嬢さん お嬢さん
なんでも好きなもの言ってごらん...ストレイキャット
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A
目を伏せたのは
君がこっち向いたから
私じゃなくて
あの子を見るためだけど
A
手を伸ばしたら
触れられる場所にいる
でも私には
その距離が遠く見える...桃色
-
灯りを消したなら
目を閉じてごらん
溢れてくるでしょ
たくさんの空想たちが
花火のように散る
色とりどりの
光が綺麗でしょ
たくさんの空想たち
何にだってなれる
どこにだって行ける...空想エスペランザ
-
馨しき香り漂う
ふらりふらりと惹かれてった
辿り着いた林檎の木
ふわりふわりと揺れていた
ひとつだけ実が生ってる
手を伸ばせば届きそうだな
佇んでる林檎の木
手を触れるのは躊躇われた
真っ赤な林檎
頬染めた様な林檎...林檎の木
-
嘘じゃない、本当は
溢れる言の葉
嘘吐いた "本当"は
誰にも言えない
浮かんだり沈んだり
抜けられない焦燥感
指先が触れたら きっと
零れてしまう
それならばいっそ
全てを消し去ろう...missing
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A
黒光りする銃は
ここに隠しておこう
僕は何も知らない
A
艶やかに舞うナイフ
ここに隠しておこう
僕は何も知らない
B
ただ心臓が痛むことが厭...room04
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雪白【メロディライン】
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夢を見ていた
永く安らかな夢
見渡す限り銀の空
消える白い吐息
月を見ていた
翳る儚げな月
微かに揺れる金の星
落ちる清い雫
冬を見ていた
淡く穏やかな冬...雪白
-
きらきら光る水面に
誘われて顔を出した
海に漂うその船で
私は貴方を見つけた
風に靡く茶色の髪
伸ばした背に見とれていた
美しいのは真珠ではなく
その瞳だと気付いた
手を伸ばしても届かない
私は深く潜った...little marmaid
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A
僕は未だ同化しない
こうやって徒独立している
日々は今傾いていく
歪んだ夢確立している
B
色に酔わされ感覚を失い
君の姿さえ曖昧になるよ
S
ほら見てよ...ID
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ねえ 泣いてるの
ねえ 顔上げて
見て 光ってるよ
あの花は君を見てるよ
諦めが蔓延る
僕らの世界は
新しい日の出も
憂鬱さ
僕を見て
前を見て...うさぎ
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僕が泳げなくなったのは
僕が"魚"だと気づいてから
僕の尾鰭が水を叩き
僕の胸鰭が進路を決める
あんなに上手に
泳いでいたのに
こんなに醜く
浮かんでくなんて
ゆらゆらと漂う身体
まるで木の葉さ...溺れる魚