タグ「MEIKO」のついた投稿作品一覧(7)
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レンに頼み、私と彼は入れ替わった。
幸い顔は瓜二つ。入れ替わっても誰も気付かない。問題は、彼の演技力。でも、それも心配はなかった。元々彼はそのために仕込まれていたのか、まるで私のように・・・王座で無表情で座っていた。
フードを被り、城下町を歩き出す。
ふと、目に付いたのは綺麗な花だった。でも、どこか...悪ノ物語 19
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今回のターゲットは身内。そして殺してはいけない人物。
でも殺さなければ、リンを守れなくなる。それだけは避けたい。殺した振りをしたい。きっと本人は隠れない。隠し事が嫌いな性格をしているから。
「ごめんね、メイト」
手に入れた情報場所から離れた茂みの中で、弓を構えてターゲットが来るまで待機する。姿が見え...悪ノ物語 17
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いつものように、酒場でブランデーを飲みながら情報収集をしていた。すると突然、酒場のドアが勢いよく開いたと思えば、私の無防備な背中に抱きついてくる男。
「カイト・・・いつまで抱きついてる訳?」
「メイコちゃーん!」
ほんのり頬が赤いカイトが酔っ払っていることが目に見えて分かる。
「メイコちゃーん!聞い...悪ノ物語 13
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レンから殴られた後、俺は暗い廊下を歩いて訓練所へと向かっていた。
その間、女王陛下の泣き顔が浮かんでは消え、浮かんでは消え、ずっと繰り返していた。まさかとは思うが、俺・・・女王陛下に惚れちまったのか?、なんて馬鹿げた事を考えていた。
「団長!」
「おっ、どうした?」
「暗殺部隊リーダーのルカ様がお話...悪ノ物語 10
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3人は町に着くと、メイトの家へと向かった。正確にいうと、メイトの妹であるメイコの家へ向かった。
「メイコ」
「あら、メイト」
声をかけると振り向いた彼女は、とても美人だった。
「まーた胸でっかくなったか?」
「あんたはデリカシーがなくなったわね」
二人のやりとりを見ていた、黄髪の二人の少年少女に気付...悪ノ物語 06
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新人兵士の訓練をしていると、女王陛下の守備兵が息を切らして、訓練所のドアを乱暴に開ける。
「おいっ!訓練中だぞっ!!」
訓練中の俺は気が荒くなることを、部下の兵士はよく理解してる。それを承知の上での開け方だと思い、怒声を浴びせた。
「団長、女王陛下が、毒を・・・!」
「毒ぐらいでガタガタ抜かすな!!...悪ノ物語 03
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君は頂点に君臨する女王様
ボクは、その奴隷
君のためなら何でもするよ
足がお疲れでしたら「椅子」になりましょう
肩がお疲れでしたら「マッサージ」
心がお疲れでしたら「ストレス発散」(もちろんボクで)
君は頂点に君臨する女王様
ボクは、その奴隷
君のためなら何でもするよ
腕がお疲れでしたら「ボクが運び...「女王様、どうかお仕置きを」