片瀬アキラの投稿作品一覧
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『proof』
A1
闇夜に微睡み 物憂げに囁いて
大きなその手で 強く抱きしめていて
愛を確かめたいの
B1
ふわり揺れる カーテンの向こう
恋人達が 愛紡ぎ合うmidnight
S
もっと強く求めてよ...proof
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『絶望version up』
A1
【バージョンアップが終了しました】
目の前に 浮かぶ文字
蝉が鳴く 公園で
固まった 私に向け
文字が躍る
【Read Meを表示します】
B1
Read Me(取説)によると 魔法が使えるらしい...絶望version up
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『流星群』
S
キミと見上げた星空は
宝石みたいに輝いて
私の心に焼き付いた
強く 強く
A1
ジリジリ照りつける太陽が
キミの帰る日教えてくれる
ウキウキ止まらない駆け足で...流星群
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『Master,Master,Master...』
箱の中から 見てたセカイ
光溢れて 目を細めた
cry cry 部屋で独り
居ない 居ない あなた求め
踊る夢の中
辛い 辛い 目を背けて
it tight it tight 締め付けられ
惑う記憶の中
アナタノオモカゲ...Master,Master,Master...
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『泡沫』
A1
切り裂いた 金屏風(きんびょうぶ)
曙(あけ)に散る 朱い花
掻き抱き 書き散らす
宛てのない 字(あざ)に泣き叫ぶ
B1
ゆらり揺蕩(たゆた)うは
水面(みなも)に浮かびし
落ち葉の如きに...泡沫
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『regret lovers』
A1
貴方の溜め息が 夕闇に溶けた
今更気づいてしまった
私の頬に触れ 寂しげに笑った
もう戻れやしないのに
B1
もっと早く伝えて
解り合えてたら良かったね
そしたら私達...regret lovers
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『横スクロール』
A1
おはよう! って家 飛び出して
気張って ダッシュ 一直線
調子 に乗って 大失敗
スタート 5秒で クラッシュ
B1
あぁ なんか 上手くいかないな
心は 走ってるのに
あぁ なんか 良いことないかな...横スクロール
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『アイ』
A1
致死量の 毒薬は
まるで蜂蜜のように甘く
既視感の 激白は
胃の中を掻き回す様に刺さる
B1
冷たい現実に
目を背けたくなるのは
誰だって一緒さ...アイ
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『make up』
A1
鏡に映った 地味な私に
バイバイしたなら
化粧ポーチ オープン!
B1
軽めにファンデを乗せて
マスカラ ビューラーで上げて
小悪魔メイクも良いなぁ
これなら 告れるのかな?...make up
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『夏に降る雪』
A1
滴る 紅い雫を
舐めとって 嗤う(わらう)よ
口に広がる 鉄の味に
生を感じて
B1
目の前の 非現実
朧気な 真実
掴む為に この右手...夏に降る雪
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『01heart』
S
想いに意味が有るのなら
記号化された心には
何の意味があるの
A
ショーウインドウに飾られた
私を見た貴方は
立ち止まり息を呑んで
呆然としているようだった...01heart
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『ひとかけらの勇気』
S
引きちぎられるような熱情に
その身を焦がすように喘ぐ
薄墨を垂らしたような雲が
胸を裂いていく
A1
たった一人 ボクを
置いて進む セカイ
木の葉のように...ひとかけらの勇気
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『Re:start』
A1
Welcome to new world!!
今日からここがアナタの世界
楽しい事がたくさんです
衣・食・住も安定供給
娯楽施設も盛り沢山
平均寿命も右肩上がり
老後も楽しい人生設計
B1...Re:start
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『月下美人』
S
闇夜に咲いた 一輪の花
どうせ短き命 散るのなら
艶やかに 淑やかに 咲きましょう
その色香に 溺れ 濡れて 果てなさい
A1
散らかったノイズ
探し出して 拾い上げるの
乾ききったハーツ...月下美人
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『さくらうた』
A1
桜の花びら 舞い散る公園
アナタは 優しく微笑んでいました
桜の花びら 落ちる前に掴み
アナタは 無邪気に喜んでいました
B1
出逢いと別れの季節に
アナタは何を想って居ましたか?
出逢いが別れを呼ぶのに...さくらうた
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『8+50=∞』
何もない真っ暗な世界
そこに8の光と50の星々
8の光は絡み合い 混ざり合い
私だけだった世界に 色をつける
空が生まれ 大地が生まれ
風が生まれ 海が生まれた
星々は色を 大きさを 種類を変え
数多に広がり 増殖した
8の光に導かれながら...8+50=∞
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あいさつ代わり 頬つついて キミの驚いた顔 見るのが好きで つられて笑顔になっちゃうよ
いつも通りの 朝の景色 並んで歩いていく キミの温度にも 気付かない振りをしながら
うそつきなキミと ふざけあいながら 登る長い坂道
えんがわの猫達に手を振って
おんかいを刻む
かおを上げて見下ろす町は
キラキラ...しあわせらいふのための『あ~ん』
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A1
最期に言い残すことは無いか?
満ちた月が嘲笑(わら)う
天秤を傾ける指先
その頬を優しくなぞりながら
呟く 永久(とわ)の別れ
B1
紫煙をくゆらせて
夜の町を一人歩いて行く
右側の重みを感じながら...sardonyx
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私知ってるよ
キミが好きな人のこと
よりにもよって私と一緒
嘘だったら良いのにね
『今日、服見ていかない?』
『私もそれ気になってた!』
『ね、学校終わったら行こうよ!』
彼とは話してるの?
告白……はまだだよね?
自分の心が自分のじゃないみたいで...本当は私も