タグ「イラスト募集中」のついた投稿作品一覧(144)
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先生に聞かされた夢物語
僕らがいれば問題無いってさ
だけど
先生より賢くなっちゃいけないって
不思議なことを教わりました
「先生、僕ら賢くなっちゃったんだ」
「先生よりも賢くなっちゃった」
「だから」
妄想に縋って
昨日に応えを ううぉおー。...See you in your DREAM
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ああコンピュータ
君を介せない不細工なコミュニケィションは
1秒と保たずゴミ屑扱いさ
別に辛くはないけれど
ああコンピュータ
青い鳥を抱き潰しては乱れ飛ぶハートに
嫌いじゃないけれど上級者ぶって
あの頃は良かったったって
頭の中ハッピーソングでも泣いちゃいけないわけはないじゃないの
嫌な具合に冷静に...バビロンを踊る
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夢の残骸 花の色
繰り返された慰み
あしたのことをわすれていよう。
壊した少女 雨の音
誘い込まれた微睡み
いらないものがいらないだけよ。
潜めた慾の行方
探るほどに近付いた
君の好きなよにして。
夜はもう腹の中さ。...Mr.Rain
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散々に泳ぐ
神様は観ている
殺める牙は
すぐそこ
灰に染まるまで
蹲っていようね
目蓋震わせ
祈った
僕のカミサマ、どうか貰って。
雷鳴の向こう、地獄が手を伸ばす。...かみなりのようにないたはなし
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目蓋は笑った。
見憶えなんて無い。
ただ知りたがって、未だ。
ここにいない。
声と成る。
小指が指した。
切り取ってしまった。
あの交差点で、今。
泳いでいる。
マリーの声だ。...青とハートの色
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誰かあの子に伝えて頂戴
私の部屋へ来るように
私じゃあの子は見えないの
どうかどうかカミサマさん
私じゃあの子は見えないの
もしも近くにいたならば
きっと寂しい事でしょう
誰もあの子が見えないの
どうかどうか抱きしめて
私の隣で眠って頂戴...elegy
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赤く機械式の厄介
怖気付いた眼
猫と朝暈ける怠惰で
天気予報盗み観る
青く機械式の奇っ怪
怠けて熄むそうだ
見憶えは無かったけれど
拡声器が窘める
だから
迷ったんだ...おはようとララバイ
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最上階 手の上
融け出すご褒美 美しき
大正解 あの上
愛をしていたの 樫の種
青信号 折れる前
ここまでおいでよ コードは繋いである
それで良かった
これが悦かった
眼に弾く風景画のリアル
遠く返って...ピアノ・ラビット
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雨のよく降る日曜だった
友達とは遊び損ねて
ベッドの上で雑誌を追って
何かに付け回されてる気分
読み飽きた漫画も読み尽くした
何杯目のココアだったろうか
昨日も同じニュースだった
飽きもしないね、凄いと思うよ
嫌い
嫌い...雨のよく降る日曜だった
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硝子を帯びた 過ぎない夜
飽和したい
流行り色濃く 染みるビル間
淘汰次第で
粗いライト浴びる 浮いた愛
飽いた底が 蜜を孕んでた
怖いこと凡そ嘘に仕立て
100円の価値もない夜のあと
騒ぎ出せ 踊り出せ 溺れ弾け
欠片も欲しがらないのだろう?...不埒なリリィ
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泣き笑いながら掻き毟った胸があった、
唇を噛んで崩れた駄々の日があった、
そんな僕の噺です。
我儘ばかりで楽しくはないでしょうから、
そうやって、無理矢理に聞かなくてもいいです。
こんな僕の噺です。
時として、人として、
生きていきたいのは罪なんでしょう。
僕ばかり、僕ばかり、
思えばこれこそが悪な...Not
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吐息、機械に仕掛け
青が停まって朝が始まるよに
窓に縫い付けた陽を
洗いざらい話せ
多分、二度目の罠だ
赤く怯えて夜を嗜むよに
君が推す例の不協和音
胸が割れそうだ
好きにするってさ 便利な明日だ
立ち止まる振りで死んでゆける...僕の諸事情
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安いココアに乗せられて
唇 売った
淋しいだけね、夜だもの
心を打(ぶ)った
喰い気味に嘘 可愛いの
許しはしない
糺す素振りで チョコレィト
とろかせたい
声には出来ないの
奪われる快感...Babylike
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凍える未来
口浸け
生きなきゃ
均した行為
問い質し
飽くなき
戯れ言
澄んだ眼が乞う
汚してくれと
澱んだ眼が這う...浮いた日の夜
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背徳の切れ目に 君が置いてった
目映くて痒くて 喉に詰め込んだ
あの日からあの日の 君の声がする
歯痒くて痒くて 水で流し込んだ
ブルーライト射し合って
濁した其れ、言わなくていいよ。
君に熟れるだけ 浅ましさで
游いだ数だけ僕が死んだ
棘を縫い込んで 閉じた口が
夜を吸ってまた卑しくなった...twist
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空が灼く 煙に巻く 藍の
樫の種 喚く息 肺を殺して
泥む夜 諍いに 僅か
その手にあっただろうから
聴かないで
言わないで
遠く 遠く 共犯の音
あの日鳴いた猫なで声
渇く喉奥の 共犯の音
そう これから愛し合うの。...アイラブ
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橙、仄かに。
耽るわ、この部屋に。
代わりは、ぬいぐるみ。
ほら、寂しそうでしょ。
君を俟ち 爪を研ぎ
この鼓動が 最後の合図
拝啓 眠れない酔いを
抱いて 微睡みに沈む
海底 真暗を游ぐ
雷鳴 君が呼ぶ聲 あぁ。...似非文学少女に夜
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暗がりが拡がって 君に翳を落とす
「どうか泣かないで!」叫ぶ僕が愛しいかい?
曖昧な地平線 人と車の群れ 目を明けたばかりの僕
雨粒の寂しさと 雪の心悲しさ もう声の届かない人
君はきっと知ってたんだね 僕の代わりに君が見てきたんだ
この世界を その色々を これからだって君は、
ずっと、ずっと。
「...イシキ
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カーテン明けて
行きずりのサイレン
冷たい床に
真昼が木漏れた
寝惚けた声は
耳朶へ墜ちてく
陰が隠した
ここは舞台裏
背中の向こう側 真昼が眼を灼く
未だ蒼い慾に 目蓋を閉めて...マナーコール
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恋し、恋され、恋、しかるべき
想う、想うと、嘯きの癖
愛し、愛され、愛、躊躇えば
嫌い、嫌いと、逃げ水の恋慕
捉え、囚われ、鍵の無い檻
重い、想いは、心臓の外
敗れ、竦んだ、愛、戸惑えば
苦い、苦いと、敗け犬の空威張り
右、左、右
の、後ろ。...病んだフラストレーションは自己治癒の夢を見た
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沈む意識 眠いと擦った駄々
溶ける飴に 幸せを強請った
騒ぐ風も 止め処ない喧騒も
止まぬ雨も 窓は叩くくせに
この声 届けてはくれないのさ
繋がった高架は やがて崩れてく
星を縫って奔れ 歌に溺れても
夜を明ける鍵を ずっと探してる
糸屑は解れて また長い夢を泳ぐ
僕の宇宙が死んだ頃...ヴィネット
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笑い笑いのルーティンライフ
耳打っても筒抜けてる
みんなみんな
茹り茹ったコックピットで
目覚まし時計が喚いたの
情緒も無いや
躊躇もしないや
適度、適当に
ぬるくてちょうどいいのさ
コンクリの木に巻き付いた...cheep-cheep
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声を失くした 息を殺した
殻を被った 僕がいる
時は流れて 「好き」は留まった
君はいつでも 底にいた
これが僕の精一杯
昔々も見せただろ?
あの頃と何も変わんない
時の止まった僕がいる
ここにいるんだ
僕を見ない君ばかり追いかけて...From M.
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月も、星も、余さず、あなたに。
千切り、契り、ちぎって、あなたに。
愛を、愛を、残さず、あなたに。
花を、花を、手折って、あなたに。
綻んだ服と 繕った言い訳
無意な背伸びと 飲み込んだ「愛してる」
置き去りは嫌と 風を追った君は
その風に乗って 僕を置き去ったんだ
恋も、愛も、壊せず、あなたに。
...シアン
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「もしもの話」に しかめ面の僕
「愛し方云々かんぬん、教えてよ」
「もしもの話」も これっきりにしよ?
「嘘も本当も要らないけど」君は言う
ただ、ここにいられないだけ。
ただ、これからを思えないだけ。
でも、口を覗かせたのは、
この僕に巣食うシルバーだ。
太陽と同じ色の君は
太陽と同じ温もりで笑う...GOLD
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他人(ヒト)に愛される妄言で 削りに削られガランドウ
「君の所為だ」と人刺す指 「嫌い」に込めたら立ち去った
そんな ココアの午後
君に愛される造言で 浸りに浸って「幸せよ」
唇乾いて満たされる 笑った誰かを知らないけど
きっと それでいいの
嘘も飽和 お腹一杯 満たされたのに
空いた隙間に疑問符
...充電80%
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ほら 隠した矢先
潜り込んだ僕
ほら 笑えばいいよ
何の為だか知ってたかい?
ほら 瓦解も易く
悔しそうな君
ほら 笑えばいいよ
何の為だか知っててね。
仄暗さに混ざり合う
僕は君で 君が僕で...cloak
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割れた皿と煤けたマグ
今日も始まる好奇心
せぐりあげる那由多がある
それでも詰め込んだ体中
嗄れた声と篭る癖に
舌打ちひとつ繰り返し
せぐりあげる那由多に似た
思春期少年の優越感
サイクルしてくの
日毎増してく 気怠さを抱いて...リサイクル
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冬の屍骸に見えた雪の塊
信号下に揺らめいてた
何も心配 要らないと人の云う
じゃあ僕にぶら下がるコレは 何?
とっくに忘れた人肌が
恋しくなった冬の残骸
あっちにこっちに振り回されて
これから死のうと云うのです
聴こえ易い耳は何の為だったんだろう
走り易い足は何の為だったんだろう...コボシ
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ふらふら 歩いてる
くらくら 回ってる
ゆらゆら 歩いてる
むらむら 迷ってる
しみじみ 悔やんでる
ぎりぎり 生きている
きりきり 回しても
あの日へ 戻れない
易い愛じゃ物足りない
君が知れば笑うかな...千鳥足