タグ「イラスト募集中」のついた投稿作品一覧(144)
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雨降りの午前4時
二人きりの遊歩道で
染み付いた冷たさが
心も全部抑え込んだ
朝焼けはまだ来ない
何も知らずに進む雲
幾度目の空見上げ
1つきりの願い事した
頬を伝う雨を拭いもせずに
傷付けない言葉選びながら...Rainy
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"こんにちは" "さようなら"
飲み込んだ 言の葉は数知れず
"おはよう"と"ばいばい"を
飲み込んで 渇きだす僕の喉
ずっと足を止めたままで
進めないからと押さえつけた
指の隙間 覗く景色
誰もいないことを確かめる日々
視線を交わし合う世界で
その視線さえも怖がってた...パノラマワールド
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【A】
ボクが起きないからとかいって
声かけ開けっ放しのドアに
軽く舌打ちして起き上がり
欠伸と共に部屋を出てみた
【A】
「おはよう」もなく椅子に座れば
小言と共に出されたご飯
寝癖付けたまま「ごちそうさま」
顔も合わせずに「行ってきます」...おかーさん
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寂 しい 苦 しい
おはよう→おやすみ
眠 たい 眠かせて
おやすみ→痛いよ。
瞼が軽いのは誰の所為?
眠れぬ夜にまた息止まる
好きだということ
=とても苦しいの
まだ好きでいてよ
=ないと泣いちゃうよ?...生き違いアンサー
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底 から 涯 まで
ただ 目を 伏せ 「好きだよ。」
指先 から 零れて
微かに 削ぎ 落として
まさか、ね もう 要らない?
怯えて隠した
みんな一緒なんて
笑う笑う愛しい君
泪 涙 笑顔
僕の精一杯...星屑アダプタ
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特級列車 惨々滔々
貧民最たる 生存陶酔
脳内リサイタル
妄想衝動 散々困憊
貧民最たる 陶酔障害
脳内リアクション
理解したくないと嘆き
霞む視界捨てて逃げた
全て知ってしまうそれが
怖くて...不尽リアリティ
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夜明け頃の朝が好きです
部屋からの夜空が好きです
繰り返す雨天が好きです
寝惚け眼で確かめます
寄り添う夢で目を覚まして
懲りもせず隙間で笑った
外に出る支度をしたけど
やっぱり眠ってしまおうか
ただ ただ 何も 望み なんか 無い
ただ ただ 僕が そこに いない だけ...クロノスタシス
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減して 減して 足りない
えっと えっと どっちがいい?
裂けて 見上げ 落ち着け
きっと きっと 誰も来ない
偶然とか利害とかに沿って
僕はここまで駒を寄せた
滴るのは左の部屋の中
君等がそこから飛び降りた
か細い道幅 点滅電灯
凸凹畦道 別れた家路...心底バーティゴ
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走り出した 弱音紡ぎも
生き疲れた 生きたがり屋も
軋んだ音は 君への「好き」
終わらないアンコールの雨
散らかった 部屋の隅
早送り 巻き戻す
夜が飽き 朝寝坊
「先に言え」「知らないよ」
寄り添う夢を見てた
綴じ込めた空想劇(フィクション)...一度限りのアンコール
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僕には少しビター過ぎて
足りないミルクキスで埋めて
フォーリンユゥ甘くて苦い
ハートに切なさ苦しいよ
ふわふわ スポンジ
溶けてく シュガーと
たっぷり チョコパウダー
くるくる 秒針
刻んだ 板チョコ
溶かして どこに行くの?...逆さまフォーリンユゥ
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重さのないビー玉弾き
触れても割れない飴細工
弛めに結んだ赤い糸
冷え切ったままの導火線
勘違いした似非人間
深夜零時には浮かれ癖
擽られても笑えないね
張り裂けもしないこの心
かっこよく なれないと
明日には 忘れると...Laugher
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枯れかけの行為
見た目重視の体(てい)
完全固定の 平熱擬装
ある日の微熱が作った
某僕のとあるお話
あの日に僕らが作って
折り畳んだあのお話
昔、々、つい昨日ですが
浮かぶ頭 浮かぶ情景(ビジョン)にて
夢と現 曖昧になって...Dreamy Bitter
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おんなじ幼稚園に通ってた
大して仲良くもないアイツが
招待状を送ってきました
勿論×(ばつ)付けて鼻噛んだ
一週間の内に何処かしら
障害なんぞも生じたりして
仕方が無いから修理に出した
何かが足りないと爪噛んだ
フラッシュバックに目眩
嫌いな臭いに吐き気...アナロジィライフ
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口先上手なアイツがガイシャで
丸め込まれた大人を不信し
棒片(ぼうきれ)を持った僕らが犯罪者(わるもの)
アイツの所為で泣いてるAさんに
僕のできる事といえば?
捻くれた世界に焦点合わせようと
してみたけど意味無いよ
いつの間にかこの僕は
弱くなってしまった
慾どうしい僕を痛めつけてやろうと...ウィンピィ・スタァダスト
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足を動かしてまで必要なの?
何の為の正銘?言ってみろよ
今日も終日 カニバルチャットにオンライン
"煩い"と伏せた領域
無理せずに耳を塞ぐ
閉じ込めたアノ人達
笑ってるの?
めんどくさいね。
誰に構われようと関係ない
何の為の障害?言ってみろよ...カニバル・チャット
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あの日塞ぐように咲いた
赤い椿を胸に抱き
陽溜まりを探して駆けてく
「サヨナラ」ダケガ人生ダ。
行き交う人混みに紛れては
彷徨した先の山茶花に
ただ 焦がれて已まないだけ
交わす契りには霜が降り
また一つ失くすその度に
もう 終わりにしようかと泣いた...追憶花嵐
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回避-回避型の僕
白み明けた朝の外
少し呆けた目を擦り
「何か思い出せないなぁ。」
記憶の波を誰かが蹴る
僕は僕で、僕らしいのかい?
あー。ここにいる証明なんて、
息すりゃなんとかなるでしょ。
あー。忘れたよ、約束なんて。
うるさい、分かったからもう、...Am not I.
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歩く歩幅も控えめに
僕はゆるりと歩いてた
気紛れに抱くこの思い
カッコ悪くて俯いた
斜め前を行くその人は
僕の嫌悪のカタマリだ
だってだってつまりは
惨めなんだ
「ああもう、そんな君が好きなんだよ。」
僕の傷口を淡く削りながら...ガーネットデイドリーム
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目を塞いだハズなのに
見たくないと言ったのに
昨日よりも鮮明で 淋しくなった
なんかちょっと点々が見えて
黒を落としたようなそのシミは
広がっては僕を諦めさせる
一歩進んで一歩退がって
垂直ジャンプした15歩目
譲歩してる 無理してる
そんな僕なんか嫌いです...憧
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喉が渇くベッドの上
人見知りの激しい僕は
踞って膝を抱え
温い頭を守ってる
やりたい事は辞めたい事でもあるんだ
気休めに被ったヒーローのお面
視界は狭まって
眠たくて眠たくて
気づけばみんな僕より前にいた
僕に見向きもしないままずっと先へ...永休惰眠
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答えきれないような弱い僕で
「ごめんね、」
隠しきれないような隠し事で
「ごめんね。」
『最初は本当だったの?』
帰り道でコケました
真っ暗闇は動きづらくて
証明書が欲しかった でも本当は
僕が死へと一歩ずつ進み
変わるのさ...EDITION.
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青信号ギリギリ駆け込み
危険性に盲点発見
飛びっきりの「!」どっきり
仕掛け主も一応ニンゲン
遊戯がてらに赤い糸
僕らはきっと間違っちゃいないさ
「立入禁止」・「速度制限」
「駆込乗車」・「機能制限」
似合わなくとも課せられてるから
ぼっちと泣かずに歩けたよ...Kept MY Status.
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こじつけ 冷静 把握
裏切り 凍結 利害
明日の 天気は 雷雨
甘味も 苦味も 味さ
そうだ君に会いに行こう
驚かせてやろう
違う、違う、違う、違う
こーじゃないんだ。
痛い、痛い、痛い、痛い、会いたい。
そんなこんなで...深呼吸
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想像していく君の手と共に
僕が出来るのは退屈しのぎとか
それだけじゃないんだよ
頑張って、とは言わないよ
頑張ってるのを知ってるから
でも、僕、所詮、それだけ。
言葉なんかじゃ足りなくて
だけど声も届かなくて
夢中になって歌いました
伝わればいいと思いまして...恋情パンデミック