ブックマークした作品

1A
「ただいま」「おかえり」
足音静かに　いつもの窓際
きみはそう　背向けて　
うとうと　おひるね　ゆらゆら　ぽかぽか
ずるいな　わたしも　のんびり　したいよ
1B
にゃんこ　もふる
にゃんこ　ふわるん
きみはいつも　わたしの隣で...

A1
交わりなど　なくてもいい
ただあなただけがいれば
傍にいても　通じないと
思いたくない
B1
虚ろな日常に
あなたの音
落としてよ　ああ
心　沈む前に...

崩壊そして　再々々上映　沈黙 後に再々々再生
灯火吹けば何も見えないが　最期の一間　君は何を見た
── 序章
幾度の夜明け　爛漫 否冥々　その灯は刻に白日を見せる
回帰に惑う　此の現象は何だ　或いはそれは無に帰せるか
産声を思わす　獣の哮り
夜明け前　羊は迷々旅へ行く　
嗚呼　ひとひらの光を　君が呑...

現実逃避ばかりしてる だって
存在理由なんてどこにもないし
大丈夫痛みもう感じないの
いつから本音 隠すようになったんだろう
嗚呼
鏡を見ても 自分じゃないみたい
何にも言わずただこちらを見てる
憐れむ様に 引き裂かれそうだ
お願い 誰か 早く ココニ来テ
叫び声...

街灯に雪が照らされて
「ほら!流れ星…綺麗だね」
そう言う僕に君は笑って
「お願いしなきゃ」ってもう一度笑った
その時の君の笑顔が
僕の心を盗んでった
永遠の中のその一瞬(ひととき)
逢う度にもっと好きになる
ただ純粋に思った…
離れたくなくて...

A
人混みに立ち止まり
唇に言葉なく
見上げた空に星
ただの一つも見えず
B
気がついたら 独りで
周りがどんなに楽しそうにしていても
僕だけ笑えない
たまらなく辛くて やるせない...

KAITOとマスターの歌（タイトル未定）歌詞
ある日マスターに渡された楽譜
それは恋の歌でした
けれど俺は機械だから
恋というものがわかりません
けれどマスターのために歌うには
知らなきゃいけない　心って何？
プログラムにない恋というものを
探して　探って
けれども答えは見つからなくて...

日が沈む黄昏に ただ繰り返すこのダンス
爪先で伝えられたら それでいいのに
祈りの言葉　心結ぶ口付け
空に映える　白いカサブランカ
ぜんまいが途切れるまで踊ろう
愛するあなたへの手向け　ワルツ
忘れないで　わたしのこと
覚えていて　そばにいることを
いつかどこかで出会う日　信じて
光る頬　濡れた...

いつも目をつむっている
カラフルな花に迷わないように
君には私もモノクロに
映っているのかな
いつか愛したものさえ
嫌いになるのを怖がって
好きな物が増えること
それにさえ怯えているんだ
きっと世界の半分は
恨みで溢れていて...

A
ふいに懐かしい声が耳を掠めた
振り向いた先に残る香り
返事がないのが怖くて
名前も呼べなかったけれど
B
肩を並べて見上げた空は
少しも変わらず輝いている
陽に透けたあのシャボン玉が
弾けるまでは泣いてもいいかな...

A1
どうしてかしら？憂鬱なの
ほんのちょっぴり物思い
空はあんなに青いのに
私の心は曇ったまま
B1
だけど 鏡の前で笑ってみる
良かった まだ笑えるみたい
遠くで誰かが私を呼んでる
行かなきゃ 長い廊下を駆けてく...

現代幽霊生命論
Aメロ　１
フラれた程度で自殺して（１３）
死体見たみんなは（９）
「気持ち悪い」（６）
「しょうもない理由で死ぬもんだ」（１４）
しょうもない夢さえ（９）
叶えられん（６）
Bメロ　２
飛び出た魂（８）...

a)
きらいきらいきらい
目に写るすべてが
なんだかすべて許せなくて
目を塞ぐほど凄惨な平凡
消してしまいたい
a)
不快不快不快
身の回りのすべてが
なんだかひどく憎たらしくて...

『ヒトリシンジュウ、ジキルノヨルニ』
＜レンパート＞
（１：０８～）
命を分けて
（１：２４～）
ジキル今　生きる意味　息を止め君に問う
君は目を　伏せたまま　月を踏み微笑んだ
ジキル今生きる意味
息を飲み君に問う
君は目を伏せたまま...

『ジキルとハイド（仮題）』
（００：２９～）
　７　５　６
　午前二時過ぎ　冷え切った　罪と罰の
　ごぜんにじすぎ　ひえきった　つみとばつの
　５　５　４　４
　天秤は　どちらにも　揺れて止まらない
　てんびんは　どちらにも　ゆれてと　まらない
　５　５　６　４
　足下に　転がった　赤と黒の　ナイフ...

『首狩りトム』
　玩具箱の中で
　きみを待つわたし
　きみが愛してくれた
　ブロンドの髪
　青い硝子の目玉
　きみに向けたなら
　仲間たちを手に
　遊ぶきみの姿
　床にちらばった...

『アオイトリ、シンダ』
今日は１日雨だから
探しに行くのは
やめよっか
鈍いめまいの朝
窓枠の埃が舞った
わたしの指の青い糸
切った青い目の紳士が
そっと教えてくれた
幸せって...

『ジキルでハイド（仮題）』
（００：２９～）
　午前二時過ぎ
　冷え切った
　罪の
（００：３３～）
　天秤は
　どちらにも
　傾いて
　止まらない...

『よるべないよるのうた』
　この広い世界のどこかには
　夜にしか生きてはいけない
　おかしな生き物がいること
　誰もが知っているでしょう
　でも他でもないこのわたしが
　夜にしか生きてはいけない
　かなしい生き物なのだとは
　一人も信じないでしょう
　いつの間にか...

『１００』
　ただ、なんとなく
　出会いなんて
　そんなもんでしょう
　でも、そんなこと
　繰り返して
　今があるのでしょう
　語れはしないいろいろが
　僕をここまで連れてきた
　一番良いとは言えないけど...

『ナキネイリ』
　泣かされて帰る
　夕焼けの道
　延びた影は
　不気味に優しくて
　角を曲がって
　走って逃げた
　幼い頃のあたしが
　必死で手を伸ばして
　欲しがったもの...

『容疑者モナリザ』
　"また一人、犠牲になった”
　裏通りを巡る粋なニュース
　大きなカンバス塗り固めた
　探偵の推理に拍手の雨
　真実を浮き彫りにした
　そこからは
　なにが見えるのだろう
　君に何人殺された？
　絵筆の先からしたたる血...

『Α～Side蛾～』
　眠れ　眠れ
　霧の中
　光弾く
　羽を閉じて
　ああ　どうか　気付かないで
　眠れ　いつまでも
　知らずに
　朝と夜が巡ることも
　キミと僕が違うことも...

『きみどろいど』
　キミは小首を傾げた
　僕の新しい発明に
　キミは呆れて笑った
　僕の新しい発明に
　キミがいなくなっても
　僕は生きていけるよ
　キミがいないと
　部屋が広くて
　余計なことも...

『まめろぼ』
　埃っぽい机
　ぐるぐるの設計図
　甘くないコーヒーの
　横でぼくは生まれた
　理屈っぽい博士
　しわくちゃの左手
　度の強いメガネの
　パパがぼくを作った
　才能のないパパ...

『ねむるおおかみ』
　もしもキミが
　森の奥に
　踏み入るのならば
　素敵な靴は
　脱ぎ捨てて
　汚れたドレスに
　着替えておいで
　もしその時に
　森の奥の...

『どうぞ私を踏んで下さい』
　この体は
　ただの張りぼて
　この心は
　ただの上塗り
　この想いも
　ただの偽りならば
　私は何処にいるの？
　今日も
　誰かを非難して...

『リアリストアリスとアリストテレス』
〈１〉
　ウサギの穴には詐欺の影
　危ないクスリの末端価格
　夢物語をまつり縫いして
　提出しにく遺失物届け
　眠るも歌うも大差無し
　勤勉なる者ねんねんころり
　三月ウサギは言葉遊びで
　籠絡されてしつけ糸解け...

『この恋愛はフィクションです』
　今日もまた夢は
　いいところで終わる
　まるで見透かしていたみたいに
　明日もまたきっと
　同じ夢を見る
　まるで連続ドラマみたいに
　だけど何度見たって夢は夢
　全ては架空の物語
　だってバッドエンドが見えているのに...