ブクマつながり
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枯れた樹々置くその庭で
赤い花の名知りました
あなたに焦がれ道を踏み
匂わぬ芳香に寄せた文
夏の盛りに訪れた
片田舎、祖母の家
心痛めた養生に
私はそこですごしました
あれは汗ばむ夜のこと
蛍火などに誘われて...無名花
一色
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S
混沌の闇を突き抜け
僕は君に会いに来たよ
この流れ星に乗って
A
黒く果てない空
無数の星の中で 僕は生まれた
そして君を見つけた
B
今すぐ 君のとこに行きたい...ナガレボシ~Shooting Star~
通行人
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明日散りゆく星の瞬きは昨日の日陰に呑みこまれ
光と闇の境界線で知らないステップを踏む
疑り深いグラスにたゆたう涙と笑顔を飲みほして
知らないステップを踏んだ夢と現の狭間
裏表でぼやくあけすけなメビウスの輪
永遠について諭す鮮やかな花
雨の降る空に月と太陽
飛行機雲と遊びながら
知らないステップを踏ん...今生カルヴァネーレ
媛邑咲子
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冬のにおい 雪のしらせ
感じる頃 君はやってくる
まばらに散る 白がやがて
地面を隠し 賑わい出した
あかいマフラー 編んで プレゼントしたら
君はきまって 少し笑った
おてて繋ぎ おうた歌う
今年もまた 君がいてくれる
ひとり おうちで
食べるミートパイも さみしくない...スノー・マン
かぼちゃを下さい
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(A1)
夕焼けの校庭で 仔犬のようにじゃれた
当たり前の日々は 匂いすら残らない
(A2)
積み上げた時間は 気がつけば目をふさいだ
同じ場所なのに 拾い上げた砂も
どこかあの頃とは 違う色を放つ
(B1)
懐かしい記憶 あの日
ふざけて抱きついた...さんぷる2
らいご
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City lights are movin' in slow motion
Caution, cuz I'mma let all my emotion melt in the wind
Why do I feel this alone
Silly lies, realities and solitu...Answer
さはら
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これは一人の鬼の話。醜い己に絶望し、けれどついぞ人を憎むことができなかった一人の男の物語。
昔々、人里離れた山深い地に一人の壺造りの男が住んでいた。男は生まれつき体に大きなできもので覆われ、土色の肌はまるでそこらの枯れ枝のよう。肉の薄い体はとうてい人には見えなかった。あまりの容貌に人々は男を忌み...【シナリオ】月下奇談【やっとかけたよ!】
一色
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錆びつく肢体を投げだして
昨夜、夢を見た
羽化する間際
泥々とした蒼
孤独で、それでも惹かれるのなら
賢しい想いだ
瑕疵だらけの涯てに 古びた肖像を砕け
酷薄に
流る命
残滓はあるべき形容...流命
さはら
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浮き沈む夜
青い爪の音
やるせなさばかりが慰める
美しの君
絵画の姿
はしばみ色の紙に傷
開けて、開けて、駆け下りた戸を
いくつ、いくつ、くり返し
どこへ、どこへ、続くのか
私の足は知らないの...テレイドスコープ(遠華鏡)
一色
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歩いて曲がって躓いて
左を向いたら行き止まり
ちょっと疲れたから一休みして
疲れも取れて
また歩き出すんだ
どこに向かってる?
僕はどこにいる?
僕はここにいる?
ちょっと不安だな
走って迷って考えて...ソノサキ
ヨハネ
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A
跳ね急いで dancing with me!
誰もかれも とろかせてるの
熱さましが必要かもねえ
アイツのhotにやられて
A'
「気のある振り?」「いいや本気なのさ」
チョコレイトみたいな秋波で
貢がせてはsmokeで撒く...【ムジカデリクさん作曲】非道いひと【歌詞応募】
一色
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おもいを乗せて紙飛行機を飛ばした
遠くまで飛ばして笑った君を思い出した
だれかを乗せた飛行機雲を見つめた
遠くまで駆けだして笑った2人を思い出した
いつか鳥になって
自由の羽を広げて
大空高く
遥か遠く
飛び立つから待っていて
ああ 今 天に向けて...空へ
いり
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あなたが向かう場所は
きっと しあわせなところだよ
あなたはどこにいても
上手くやっていけるから
いくら背伸びしても
あなたにはもう届かない
綺麗に仕舞ってた思い出を
散らかした 六畳間
通り雨に 傘をくれた 夏の日へ
あなたから 目がそらせなくなった わたしへ...ポートレイト
アキラ
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白い街を 手に乗せたら
街ゆく人の ぬくもりに融けた
手袋に 沁みこんでく
時を重ね 冷たさも増して
儚い夢に 迷う あなたの眼差し
夜に際立つ 白い粉雪
すりガラスの 向こう側で
静かに泣く 雪だるま
降り積む気持ちは計れない
虫の知らせが 耳を冷やし...消音snow
なまぎ
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粒子が濃く、ワタシを解く。
午前二時過ぎ 溺れるみたいに。
祕密の森、アナタとキス。
グロテスクピンク 食まれるみたいに。
深夜の密會 鄙猥な旋律(メロディー)。
狂狂(くるくる) 月鳴く 皋月の夜空(そら)に
放つは 悲しき 自己愛の發聲(こゑ)。
愈々、出口もわからなくなる。
終はり近...祕密の森
菅生
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地下鉄の改札人ごみに溢れていく
駅前の高層ビルの前であなたと二人
切り替わるシグナル一人きり立ち止まって
指先を掠めて伸びるテールライトを見てた
古びたネオンはまだ濡れたままで
優しい嘘で良い 頬に触れて
i knew it
listen to my pain おやすみなさい
blazing on ...Parachute
鶏
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どんな風に呼吸しても
どこかから 誰かに 見張られている様で
夜中の次はまた明日
喧しい 宙の口は窓と瞼で 塞いだ
あまりに頼りない浮遊感と
体を沈ませる 確かな重力と
どちらが伸ばす手をとれば
もう泣かなくてもいいと この唇で云えるの
おかまいなしに天球は巡る
足も声もとられて 溺れるほどの回遊...【曲募集中】 天球回遊
2430a
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指先伸ばして爪弾いた残像
唇触れたら戻らないサヨナラ
呑みこんだ夕焼けと燃えていく誰かの空
置き去りの思い出は紡ぎ出す明日の色に
滲んでいく 消えていく 今
世界は弾くように貴方を断絶して
呼吸を忘却した身体は溺れていく
いつしか凍りついた涙を流すために
夕焼け色に染めて燃やした空へ返すから
色を喪...断絶した世界の空
夏乃
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声があんまり情けなく 震えるので
紙に乗せようとした言葉は
固まったインクに 邪魔されて
今日の呼吸に溶けだした
薄まって 薄まって 澄んでいく
いつまでも色濃くは居れなくて
揺らめいて 揺らめいて 昇るさきに
見付けるのはどんな光でしょう
ほらまた、
君への想いは 伝えられないまま...【曲つきました!】 ソルスティス
2430a
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【A】
「そこにあるのに見えない
掴めそうで届かない
曖昧な存在、それが星なの」と君が呟く
【A’】
降ってきそうな夜空
温かい君の頬
「ここにあるよ」
手を伸ばすと君は笑ってた
【B】...二等星の願い
megumu
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群青に瞑目の五秒間
昼下がりの少女模倣中
あの時落とした記憶の所為
染みの消えない制服
偶然に瞠目の五秒間
夜明け前の瞳擬装中
寄せては返す波のよう
夏が溶けたら行こう
水際投げたキス
御伽噺のスパイダー...ブルー・ブルー・ヘヴン
かぼちゃを下さい
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A
大きな雲が流れてる
影が顔にかかかる気がして
見えないけれど眩しいね
きら星が落ちる陽の下
B
彼方行く 箒の尾
とても早いね、けれど
目を閉じて 耳も塞ぎ
思うままに飛び込む...【歌詞応募】星くずの庭
一色
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右手に持った受話器からは
雨音だけが降ってくる
どんな理由で
なった現状も
紐解かれれば
また結び直せるはずだった
右手に持った受話器からは
沈黙だけがすすり泣く
内鍵を閉めた貴方の
声を聞けたらな...受話器
なまぎ
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瞼の奥が溶けそうな日
あわせた呼吸は ずれそうだし
透明な熱は行き場を失くして
霧のように散った
僕のことを覆って
ありふれた想い
どこまでも行けるの?
裸足で駆けだせ
つなぎとめて僕を...リーユの心音
さはら
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夢をみた
作詞作曲編曲 Loro
廊下を駆け回る声 半開きの教室(へや)のドア
差し込む放課後の夕日 いつものお喋りグループ
使い古されたロッカー すれ違う顔のない人
ゆっくりと上る階段 時々乱れる景色
ガラス越しに広がる 紺色帽子の野球部
踊り場を後にして もう一つ上の階へ
歩く歩く歩く
君の待つ...夢をみた
Loro
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A1
陽だまりのような暖かさに
包まれて眠る 今が幸せ
胸の痛みで目が覚めた朝は
何処か遠くへ行っちゃったみたい
B1
風に吹かれ 雨に打たれても
咲き誇る小さな花
「青い鳥は近くにいる」って
あなたの言葉 思い出す...花とエトワール
ふわふわ