タグ：ゴシック

愛と罪に溺れた　偽りの世界で
漆黒を照らし出し　真実の愛を知る
甘い甘い楽園を　私の手で創りましょう
貴方様の言う通り　荊の道を行く
愛しい貴方様の為なら　全てを捨てて
痛みも苦しみも　感じないこの体躯
深い深い愛に溺れ　この身を捧げます
全てを投げ捨て　欲望のままに禁忌の蜜を吸う
人々を虜にする惑...

華燭の舞台で　絹の衣裳に包まれ
薔薇色の頬を微笑で飾って
妙なる旋律　アゲハのように
艶やかに今宵も舞い踊る
さあ謳え　この世の春の光を
幻飾　身に纏う　狂宴の日々
やがて夢は果てて　花も散ること
今は知るはずなく　汝よ　咲き誇るがいい
白磁の素肌に　数多の紳士囚えて
薄紅に染まる胸元いざなう...

【A】
宵の霧が煙る館
街の灯り遥か彼方
ふらりふらり歩き着いた
ココハドコデワタシダアレ？
【A’】
愛す者を既に亡くし
縋る物も共に失くし
生の望み薄らいでく
死後の世界チラリチラリ...

鉄の色に 染まっていく
躯を 拭って 離して
全て 詰めて 塞いだら
継接ぎ だらけ の 虚しさを
罪に 隠して 唄う pendule
息の音を 止めた 朝に
時を指す 針音 だけ が 今を告げる
解いた 小指の先には
離れゆく 一雫と 赤い糸
夕陽色の 窓越しに見た...

幻影に閉ざされた霧深い森の奥
真夜中の声が僕を呼ぶ
悲しみの廃屋へ結ばれた細い糸
手繰り寄せる闇の底
砕け落ちた天窓で凍える月光　夜の静寂
剥がれた床に散らばった消え残る幻を
指先でなぞり確かめる
あの日の木漏れ日も微笑みも此処にない
傷跡と喪失と
青白く透き通るあなたの影　迷える夢を見せる...

Sacrifice
運命の時を刻む鼓動が
射し伸べた光を嘲うかと
優麗な脆さ　境界の咎
咲き誇る闇に呑まれ　朽ちゆくよう
手ヲ率イテ
サア　誘ウハ――
響き渡る声
至福の悲傷が責め薙いで
爪先に宿す...

Ａ
日の明かり消えて暗闇落ちる帳（とばり）　密やかに（２３）
楽しいこと秘密の遊びをしよう　二人だけで（２３）
あなただけよ（６）　こんなこと話せる相手は（１３）
私のお城へ　いつか必ず訪ねてきてよね（２３）
Ｂ
そこで甘いチョコレート（１１）
食べましょうよ　あなたとなら（１２）
Ｓ
永久の眠りも...

闇を従えて　黒い羽ひろげ　
夜毎　訪れる　愛しいアナタ　
長い髪　透ける肌　
すべる指　絡ませる　
吸血姫－Lamia－　
夢か幻か　笑みは妖艶…　
赤い唇で　心　吸い尽くす　
甘い声　囁いて　
首筋に　くちづける　
吸血姫－Lamia－　...

背徳を抱いて　星に願うでしょう
どうか貴方様
エトワールに今宵 花束を
エトワールに可憐な花束を
「高嶺の花」を鈍く纏い
螺旋を降りれば 舞踏会
心は マスカレードで　無情に踊って
貴方を探す 然れど
永遠の夢
孤独　禁句　宿命……...

仄暗い其処から貴方を見ていた
屍咲く古城の宴に
添わせよう命を純粋な眼(まなこ)で
崩れ堕ちる時　その身捧げて
鎖より重い熱情で
溶かして消え失せるまで
憂いの鳥籠で狂おしく
愛し愛される遊戯を見てる
今宵は祝宴　月の光を杯に灯し
埋めようその胸にこの首を...

古錆びた闇　静寂の部屋
壊れ欠けたオルゴール
瞼を閉じる
午前零時の　衣擦れの音
揺れる灯影　よぎるまぼろし
君のささやき
透き通る肌　細い指先
舞踏会の幕が開く　
影絵の中で
萌え出ずる春の日々...

遠ざかる 雨の音 人の声
現は笑う 影咲く過去の街
砂時計と 月の花が
幾多も咲いていたのに
帰れない部屋で 残された
傀儡の私は
戻せない 枯れた花々
黄昏告げる 時の歯車
幾重にも 想いを重ね
「不器用でいい、咲いていたい」...

【結月ゆかり歌劇団】蒼月カプリチオーソ【オリジナル】
by Potwi
1.
優雅な夜の調べ
蒼き月も羨望の眼差し
奏でる旋律はLibera(リベラ)
この世界は私のもの
足を踏み入れましょ
盃交わしましょ
さあ踊り狂えばいい...

♤Aメロ♤
　
　この世には色んなニンゲンがいて。
　この世には色んな生き方があって。
　みんながみんな、自分が主役の人生(シナリオ)演じていて。
　みんながみんな、自分以外は全部脇役の人生(シナリオ)演じていて。
　みんながみんな、お互いに潰し合って這い上がって自分が一番の主役になろうとする。
　...

誰よりも冷血に
誰よりも冷酷に
氷の瞳で貫いて
ナイフの呪文唱える
純血混ぜ合えば
畏れは何もない城
誰よりも非情に
誰よりも非道に
歌う息凍りつき
かみさまに祈る...

○---- 電気人形
一人囚われ暗い部屋　どこともなく空耳
疑心暗鬼　四面楚歌
どこもかしこも怖面　我の幻想いつまでも
左右対称　右見左見
いいんだよ　わかるんだ
あなたの胸のよじれ
ほら　私に全てを預けてみるといい
お聞きなさい　私の唄を。
あなたを導く契りの戯曲(うた)...

○---- くらいへや
まるでぼくは おりのなか
こわいめが げんえいとして つくられる
まるでぼくは くらいへや
ほそいいと がんじからめに したてあげ
ほどかれるのを きょひしてる
ちかづけば きっと あたたかい
けれど ちかづけば きっと
とんでひにいる なんとやら もえつきるのが
おそろしい...

飢え光る　蝙蝠の目と
苦しめど響く蟲の声
呼ぶ声が聴こえるか
髑髏(しゃれこうべ)よ
棺では望みはない
曝け出して
手を繋いで　踊りだそう
月食の今宵
嗚呼
手を繋いで歌い明かそう...

【0:50】
Oh…Oh… Ophelia　The〝Gothic〟& tragic girl
Oh…Oh… Ophelia　The betrayed & blind love
Offended　Abandoned　And you died…
Ah!
Oh…Oh… Ophelia　花を抱きしめ
Wel...

【0:25】
冷たい夜に 息も亡くして
独り墓地(ぼっち)で 泣いていました
【0:38】
ツギハギ繋ぐ傷口に
零れた恋の魔法
月夜を一人 走ります
腐りかけた カボチャの 馬車で
【0:57】
愛シスギテル　キミニ逢イタイ...

蒼黒(あお)の刻(とき)が流れる
夢幻の狭間
届くことなき餞(はなむけ)の詞(ことば)
睡(ねむ)りゆく白き四肢 那落へと沒(しず)む
追憶を赦せよ
終焉(おわり)なき運命(さだめ) 輪廻の焔
神に抱かれし亡骸 覚醒(めざめ)よ
仮面を纏いて
紫水晶(アメジスト)の瞳に
禁忌の記憶...

向かう先に見えるのは 彩られた飾りの国
シャンデリアの部屋の奥の中 微笑む薔薇の乙女
誰かを無くした 大切な人だった
ひとりにしないで 嘆くうちに
自分だけがヒロインになってしまった
願いの闇 幸せな未来が見えたら
今を諦めることが出来る
手放した過去が 闇に溶ける
絡ませた刺が 悲しみの血吸っ...

(Ａ)
咲き乱れる花の香りの中で
強く握ったその手
細く儚げな君を抱えて
(Ａ')
気が付けば外では白い粉雪が
すべてを覆い隠して
遠い夜へと君を消してしまった
(Ｂ)
誰にも届くことはないこの痛み...

食べたい時に食べる、大好きなスープに胸焦がして
薔薇並べた部屋を彩る、家畜同様忠実な男共
教えてあげましょうか、麗しき全て
使命感も理性も捨てて、歌うときに歌うの
もっと熱いスープをかけて
ビートにのせて やいやいや嫌
この目に向かう物、楽に掴むわ
逆らう者全て やいやい焼いてしまえ

もう君に会って半年以上
たったね　君と出会った衝撃
あの場面　あの稲妻のように
今もハッキリと　
頭の中で聞こえる
あの場面すら
焼き付いている
あの雷鳴見ると　何故か
君に重ねてしまう
君とあって　半年以上...

街中彷徨う
血迷ったように私は彷徨う
通勤通学帰りの人々
バイト帰りに
これから夜食を作るのだろう主婦達
塾帰りの子供たち
眺めては
自分の将来を思う
私はこのままでいいの？
私は何になりたいの？...

【inS】
空中庭園で 君と 逢いましょう
惑う躯を 誘うわ 悦楽の天へと
ほら奏でた 現 幻も
刹那で堕ちて 消えてゆく ふたりだけの世界
【A】
愛してる そんな 言葉
在りきたり 馬鹿の 宴
涙 溺れたの 独りぼっちで
軋む胸 募る 想い...

A
滑稽な　オカルト　誓約　懺悔を重ね
希望　魔法　儀式　印　全て見据えて
神様　如何様　無様で　侮辱で沢山
輪廻　来世　闇夜　歪み　全て続けて
B
止まった針を　動かす為には
あとは何が　必要でしょうか？
S
夜に急ぐ　赤い魔女達が...

A
聖母（マリア）の瞳に　映し出す
金色の髪をした人
『お気に入りのアクセサリー壊れたから直してよ』
B
『良かったわ、丁度探していたの』
狂った　聖母（マリア）　歪んで　闇に落とす
S
さぁ、怖がりな　優越の時に
甘美な行為　血に染まる...

月夜の森の奥深くにある
藤蔦(フジツタ)巻いた門扉を開けば
百花繚乱の春の庭園
その真ん中に建つ白い舘
棲まうはひとりの妖艶な魔女
蠱惑(コワク)な肉体とこの美貌で
訪(オトナ)う男たちを魅了して
舘に閉じ込め飼い殺しする
真実を吐き出す無垢なる悪女と
偽りを告げる非道の聖女なら...