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テスト勉強。掃除。資料まとめに提出課題。
“大体それで良いんじゃないの”
全部丁寧に徹夜してでもやり遂げようとする私に、ルキがいつも掛ける言葉。
“適当だって良いんじゃないの”
全部を完璧にやるなんて、時間も気力も脳も足りない。
“少し不安残したほうが、楽しく生きられるんじゃない?”
気楽そうに、無...【ルカ誕】最後はきっと、非論理的【No Logic自己解釈】
芽莉沙
「お…おは、よ」
「お、おはよ」
よろよろと歩きながら家から出てくるナナに驚くレン。
「凄く疲れきった顔してるけど…何があったの?」
リントはナナを後ろから支える。
「まぁ…色々と」
フラフラとナナが歩き出す。
二人は慌てて追いかける。
学校に着くと騒がしかった。
「朝から騒がしいな…。あ、ルキ」...狼さんだらけ@10
【梓】紫姫【花梅】
新しい学校生活が始まってから一週間。
それなりに慣れてきた…気がする。
「あ、鏡音君おはよう」
「…おはよ」
ナナにとって話しやすいのはレンらしく、何かと話したりする。
「ナナちゃんおはよー」
「おはよう、リント君」
後ろから走って来たのはレンの双子の兄、リントだ。
「レンの事も名前で呼べば良いのに...狼さんだらけ@2
【梓】紫姫【花梅】
「…で、私じゃなきゃ解除出来ない理由は?」
有紗は腕を組みながら聞く。
「私達は、貴女の血で出来た対ウイルスデータを入れられてるのよ」
「だが、アイツ等でも解除は出来ない」
「は?あれを入れられてるの!?…って事は、解除の仕方…!」
有紗の顔が青くなっていく。
「無理!嫌だよ!私には無理ですぅ!!!...闇にレクイエム___理由があきらかに!?
【梓】紫姫【花梅】
敵の襲撃が無くなった頃、ある事件が起きた。
"事件を報道したアナウンサーが遺体で見つかった"
どのアナウンサーも、連続殺人事件や誘拐事件を報道した人だ。
「マスター…この事件」
カイトが新聞をテーブルに置く。
「断言しにくいけど、確率は高い…かもね」
有紗はテレビをつける。
男性アナウンサーが紙を...闇にレクイエムを___次の計画?
【梓】紫姫【花梅】
敵であった、ルカとルキも仲間となり、有紗の家は賑やかであった。
「あのですねー?ここは溜り場じゃ無いの!分かる!?」
有紗が梓と結衣に怒鳴る。
「別に良いだろ?」
「怒っちゃ、可愛い顔が台無しよ~?」
反省してる様子は無い。
「ルカとルキは良いとして…!メイコとメイトどうにかしてよ!」
ルカとルキは...闇にレクイエムを___多いんですが
【梓】紫姫【花梅】
有紗とルカが対等に戦っていると、有紗の体がピタリと止まった。
「!?」
そして、体が宙に浮き、吹っ飛ぶ。
「おっと。有紗ん家に来て早々これかよ」
「?……有珠」
有珠が有紗を立たせる。
「ルキ?」
「勝手に動くな」
ルカを男にした奴が増えた。
「面倒な奴が増えたし」...闇にレクイエムを___捕獲?
【梓】紫姫【花梅】
ルキと過ごす、1ボーカル
今日、マスターが紹介してくれた男の子がいます。
マスターが言うには、バクが発生したとかで・・・
私は巡音ルカです、そしてがバクで発生した巡音ルキです。
いわゆるなんでしょうか、コレが今私の最大の山場のようです。
確かに素直でいい子なんだけど、、
「ルカ、二人でケーキでも食べ...過ごす
やめの
☆*゜・。
「さあ、早く。何をぐずぐずしているのよ!早くその子を頂戴」
せかされて恐る恐る足を前と進める怜の背中にはつめたい汗が一筋、背筋をゆっくりと伝い落ちていった。
一歩ずつ前に出ると、相手がじれったいと言う様に歯軋りを始めた。
「…芽衣子、いいか」
「ええ」...満月の夜に Ⅹ
リオン
☆*゜・。
奥間の前まで着いて、芽衣斗はもう一度確認するように二人のほうへ目を向けた。すると、驚いたことに平然としている怜のとなりで芽衣子が怯えたように震えていたのだ。
「だ、大丈夫か?」
「…。芽衣斗、演技よ、演技。こっちのほうがつかまっちゃったみたいでリアリテ...満月の夜に Ⅸ
リオン
☆*゜・。
内容を理解した芽衣子は唐突な展開に脳がついていかず、理解した内容を何度も繰り返しては流騎に確認を取っていた。
「…わかったわ、大体のことは。それで?これから、どうしたらいいの?」
「めー姉は…というか、めー姉達はやられ役。芽衣斗さん達は簡単に近づけるだろ...満月の夜に Ⅷ
リオン
☆*゜・。
来緒が部屋の中へ入っていってしまったのを見ていた三人は、顔を見合わせて小さな声で話し出した。
「…どうする?」
「どうするも何も…来緒が案内してくれるみたいだし、行かないの?」
「ですが、この洋館が地図で示された場所ならば、彼も敵の一人かも知れません...満月の夜に Ⅶ
リオン
☆*゜・。
あらかたの説明を終えると、来緒は満足げにソファの上にあったクッションを抱きかかえてあくびをした。
「…どう?協力…してくれる」
「…。…はい。協力しないと危ないみたいですし…。いいですよ」
「よっしゃあ!!」
嬉しそうに立ち上がってガッツポーズをとる来緒...満月の夜に Ⅵ
リオン
☆*゜・。
桁外れのスピードを出して、海翔が走る。屋根から屋根へ、屋根から電柱へ、電柱から今度は木々の枝へと飛び移り、学園へと急いだ。学園の校舎が見え始めるとさらに足を速め、行儀などお構いなしに部室の窓を見つけると開きっぱなしの窓から中へと飛び込んだ。しかし、その...満月の夜に Ⅴ
リオン
☆*゜・。
学校では今日も天文部のミーティングが開かれていた。
とは言っても、話し合おうことなんて殆どなく、結局は今度の文化祭のときに使う押し付けられた装飾品の制作をしているのだが。文化祭はまだ先の一ヵ月後だというのに、こういうものを作るのが専門であるはずの美術...満月の夜に Ⅳ
リオン
☆*゜・。
家というよりかは洋館といったほうがしっくりくるような造りと、二階へと続く螺旋階段。色とりどりの食器や青々とした木々が生い茂る、庭――いや、庭園といったほうが正しいのだろうか。中世ローマなどを思わせる洋館の中に住んでいたのは、所謂“お年頃”の男女だった...満月の夜に Ⅲ
リオン