タグ:怪談
15件
恋破れて夜空を眺めば
燈籠人影照らしゆく
露の光に導かれ
2人は恋に落ちていた
今宵 あなたの姿は無く
あの夜思い出して 逢瀬願う
露の如く美しく 純白纏いし その姿
瞳いま奪われて また再びあなたと相見えた(あいまみえた)
初めての口づけは甘くて冷たい味がした
心さえうばわれて 嗚呼 誤り気付かず...秋冥菊ノ灯籠流シ feat.結月ゆかり
れゐん 群雲P
フォントが滲んでいった
レイアウトが塵と消え
イメージが崩れていく
アーキテクチャは瓦解
キミはプログラムのひとつで
指示通りに動けば良いんだ
分からなかったら僕が直すし
ノイズが有ればケーブルを変える
夢を見なくてもいい世界なんだ
こんなに安心できる場所は無い...Freia
ろろあ製菓堂
「どうしたの?」って鏡に聞いても
「あなたはだれ?」って鏡に聞いても
答えはいっつも二回しか返らない
へそ曲がりの鏡像は私をみて笑ってる
フワフワ浮いた鏡は私に付いてきて
あれこれ小言を言っては私をからかう
少し話を聞いてないとむくれて拗ねて
歳は聞いていないけどきっと子どもね
ねぇあなたは鏡の役割...合わせ鏡の中のミラ
ろろあ製菓堂
「ねぇなんで見つけてくれなかったの?」って
夢の中で問う君は一体誰?でも少し申し訳ない
今からでもやり直せるかなって聞いてみたら笑って
「じゃぁ僕が探すから君が隠れて」ってお面を付けた
ルールは簡単見つかったら魂を抜き取って空に飛ばす
大変だって慌てて逃げるように隠れてるのにどこまでも
数字を数えて...Qui=Lie
ろろあ製菓堂
食べちゃった食べちゃった
毒入りリンゴを食べちゃった
おかしいなおかしいななんでかな
いつまで経っても毒は効かない
ねぇ魔女さん魔女さんお願いよ
もう一個リンゴを下さいな
何個食べても倒れることなく
美味しいリンゴでお腹が膨れる
ねぇ魔女さんこのリンゴ失敗作よ
全然毒の味がしないんだもの...食傷中毒
ろろあ製菓堂
暗闇に落とされた盤面の上
進むしか出来ないこまの私
一歩進むごとに甦る記憶
地獄の黒歴史すごろく
なんでも無いことを自慢していた
みんな知ってることを言いふらす
誰かの好きな人をバラして逃げる
自分が特別だと思っていた日
悶えても喚いてもサイコロは回る
勝手に歩まされて次のマスが開く...まっくろすごろく
ろろあ製菓堂
あるワンルームマションの話
都内某所、住人Mさんは、毎度悪戯にドアを乱打されている
状況を確認する為、早速相棒と向かった。
昼間でも悪戯を受ける為、監視カメラつけてモニタリングすることにした。
玄関前に二基、玄関ドアへ向けて一基設置して、室内で録画しつつ待機。
約二時間後、玄関内のカメラが外から叩く...音
唄代
「今日もまだ暑いですね・・・」
スタジオからの帰り道、閑静な夕方の住宅街を自宅のアパートまで歩きながら、ゆかりはつぶやいた。
季節は8月の初頭。夏真っ盛りなのだから当然なのだが、暑さに弱いゆかりには関東の夏は堪える。
ふと、道の脇の林から抜けてくる涼しい風に足を止めた。
そこはいつもの自宅から最寄の...【結月ゆかり】 蝉時雨の夏1 【短編小説】
びびっと
こんにちは 私の名前ははなこ
みんなには『はなこさん』って呼ばれてるよ
棲家は全国の学校のトイレだよ
赤い服におかっぱ頭
それがわたしのみんなのイメージ
だからわたしは大体そんな姿でいるけど
ほんとはもっとおしゃれしたい!
試しにパーマをかけてみました
「失敗しちゃったよ!」
パンチパーマになりまし...はなこのおしゃれ事情
蒼色ヒナタ
招猫鴨(まねきねこだっく)
カモ、か若、かも、鴨、知れ無い
来て来て来て来て招き猫
Come on、かもん、カモン、かも知れ無い
来て来て幸せ招き猫
招猫鴨(まねきねこだっく)
客を招いて招き猫
ネギを持ってるアヒルちゃん
君の裏側受け持つよ
尻尾を持た無い白が猫...招猫鴨
羽旨マボル
空傘、夢枕、セミのぬけがら
お寺に集めて深夜にだしたら
かけた茶碗にお酒を傾け
「何をする」と徳利は言う
笑ってごまかす文応九茶釜
誰も知らない百鬼夜行
九十九神は大和の特権
からりと笑って尼笠まわす
存在知らぬは人間ばかり
豆腐小僧に小豆洗い...百鬼夜行(作曲家・絵師様募集中)
永遠陽炎
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テト 「身の毛もよだつ……」
テッド「恐怖体験……」
テト 「(SE的に)キャー!」
カズネ「キャーー!」
テト 「え?もう?」
カズネ「驚いただけです!」
テト 「あぁごめんごめん」
テッド「じゃあ早速本題行こうか」
カズマ「何が始まるんです?」...百物語台本
たけのこ
※この間、久遠がマジで体験した話です。
※でも【携帯】よりは怖くないと思うよ!
※夏が終わる前に急いで投稿します←
※でも、この話。久遠家では日常茶飯事なんだ。
※設定や状況などは変えてあります。
これは、実際にあった話です。
「カイト。俺、今から連れんとこでかけてくるわ」
「はい、わかりました。あ...怖い話。~見えない誰か~
久遠@御用の方はメッセお願いします。
※リアル体験談。(親戚から聞いた話です。多少脚色してあります)
※怖い話が苦手な人は今すぐ逃げて!!!
これは、実際にあった話です。
「カイト兄。またこんなにアイス買って……マスターに怒られるよ」
「え、でも最近暑いし。マスターも食べるだろうから怒られはしないと思うけど」
「限度があるよ。カップばっ...怖い話。~携帯電話~
久遠@御用の方はメッセお願いします。
ねえさまは 滲む夕暮れ 神隠し
さがす妹(こ)も いつのまにやら 神隠し
薄赤闇の あの奥の
あの人に似たアノヒトは
あそこにいるは たれそかれ
気が付けば 滲む夜の香 神隠し
里とおく いつのまにやら 迷い道
よどんだ声が 耳撫でて
妹(こ)の手つかんだ 苔色の
こわい手の先 闇の中...タレソ カレ
あ乃