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道
それは果てしなく長く過酷な道。
それは果てしなく高く険しい道。
それは果てしなく深く厳しい道。
誰もが進むこの道には名前などない。
自分の目の前に横たわっている道。それは自分の道。
それは自分にしか通れない道。　だから他人には踏み入れない領域。
その中で他人に干渉を受け、道に従わずに自分の道を見...

私の中にあるモノがあふれた
それは自分の中にある想い
どうしようもなかった
もう一人の私はこう言った
「素直だね。」
私の中のそのモノはとても純粋でまっすぐな心だからできたモノ
一途に思っていたモノ
私はあふれたそれを見てもう一人の私にこう言った
「自分ってダメだよね。」
私は自分のモノを言葉では伝...

気持ちを押さえたくて押さえたくて
嫌いなところを必死に探した。
気持ちを嘘だ嘘だと言い聞かせ
わざと違うところを見ようとした。
どんな時も想いは消えない
時と共に想い出は濃くなっていく
自分が見えなくなって周りが暗くなって視界が自分の思い通りにいかなくなる。
君がいて自分がいて未来が見えなくなって今...

私は走っていた。
何かに追われながら
何かを追いかけ
何かに向かうために
私は休むことはしなかった
追い付かれるのが怖くて
引き離されるのが恐ろしくて
行く場所が見えなくなってしまうから
走って走って走り続けて何か自分でもわからない場所を目指していた。
天候は日々変わる...

「み～っけた」そう言ったのは君だった。
見つけた君はささやく。
「見つかりやすいところじゃ＜かくれんぼ＞にならないよ。」
＜かくれんぼ＞。
＜かくれんぼ＞をしていたんだ。
私は怖かった。
＜かくれんぼ＞は、上手なら上手なほどひとりでいる時間が長い。
でも、私はいつも決まってこう言う。
「私って隠れる...

夢を見つける。
今日ー今ーを見つめて明日ー未来ーを生きる
幸せをつかむ。
今では、辛さが身に沁みる。
自分をつくる。
でも、その手は昨日ー過去ーと同じ。
そんな明日ー未来ーを夢見た私は、今日ー今ーという日に別れを告げて眠る。
明るい明日ー未来ーを描くには今日ー今ーという日を積み重ね、明日ー未来ーとい...

靴下をめくったら　覗くのは花冠の日々
壁にぶつけた苺　踏み砕いた飴
白紙の便箋が　手と手を　渡る
目には見えないおそろしいものは　ずっと
黒いパンを食べて　いきていた
スクリーンの前に積みあがった
たくさんの机の中に
隠したの
誰にも見えないように
隠して...

こころかさぶた　たびのぶた
おきにいりは　みずたまのかさ
ひとりぼっちで　ないてると
しょうがないわね　ぶうぶうぶう
そおっと　となりに　すわっては　
ばん！とかさをひらくから
ないてるそのこは　かさのかげ
だれにもみられず　なけるのです。
こころかさぶた　こいのぶた
ききじょうずなのは　ははおやゆ...

易々と答えを探し出す　そのわりに
ためいき一つで　目印を見失う
いたずらに過ごしてく日々の
意味も問わないし　考えられない
偽物の森に紛れてただ
嵐が過ぎ去るのを　息を潜め待ってる
理知的な風を気取っても
いつか強い風は　その木々をなぎ倒すでしょう
ああ　麗しの君　何も知らないで
一番を増やしては...

さみしくて
ねむれぬよるは
そっとてを
さしだして
びろうどの
うみはけっして
きみをたべたりしない
ただやさしく
だきしめるだけ
どうかよるを　こわがらないで...