フゥの投稿作品一覧

ガソリンを　入れに行く為の
ガソリンが　無いんです
赤いまぶた　君がキスくれた
つま先が　僅か動いた
足を止めて　しまったらもう
二度と動けない気がする
下手くそでも　無理やりでも
胸が痛い　笑っていたい
右の足が　沈む前に
左足を　出して...

【A】
一眼レフを　構えてさ　　フレームで　切り取った
だけど僕は　忘れちゃう
滲むくらい　見つめても　　上書き　されていく
やっぱ僕ら　忘れちゃう
【B】
全て　焼き付ける　　強く　光る意思
永遠（とわ）に　薄れない　　透明な　フィルムが　欲しい
【サビ】
僕は君を　焼き付ける　　写真で文字で　メ...

【A】
生あったかいキスで　息継ぎ私生きてる
ブルーな気分イーブン　ピンクのリボン飾って
一人じゃ多分半分　ぐるぐるアップダウン
嫌いよロンリーモーニン　愛してフォーリンダーリン
【B】　
私が書く　歌詞に君が　曲をつけて　夢を見せて
涙錆びた　ギターの雨　洗い流せ　全て消して
【C】
明日...

可愛いって　褒めたらさ
スーパーの　袋揺れて
犬の　尻尾　みたい
お弁当は　まっすぐよ
得意げに　振り向く君
それじゃ　こける　ちょっと
何気ない　幸せが
特別と　知っている
手を握る　車道側
こっそりと　ナイト気分...

夜行　列車　　ガラス　映る
僕の　中に　　過去を　見たよ
黒い　瞳　　何も　言わず
僕を　責める　　僕を　責める
信じたものは　なんだっけ
約束ひとつ　守れないで　
ハッピーエンド　じゃなくても
続く続く　続くリアル
バッドエンドを　望んだ日
続く続く　続くリアル...

何度も　間違い　続けて
自分が　嫌いに　なったの
それでも　負けたく　なくって
みじめで　言葉が　出ないの
あのね　私は　知ってるよ
大きな　桜に　もたれて　　　　
木漏れ日　二人は　まどろむ
植物　みたいに　ゆっくり
あなたは　成長　している
優しく　あろうと　しただけ...

人生初　ギターさ
黒いフライ　ングブイ
鏡の前　パジャマで
アハハなんか　笑っちゃう
僕なしでも　地球は
グルグル　回って
そんなことが　悲しい
答えを　探してた
意味は　要らないさ
ただギター　片手に　揺らすだけ...

いつだってそうさ　僕の大事なもんは
誰かが知らずに　踏み潰してぺしゃんこ
泣いたりしないさ　一人になった後で
埃を払って　ポケットにしまった
明日（あす）は　きっと　goodday（ぐっでー）だって
根拠はないけど　雨上がり
ほどけた靴紐　そのままで
虹へ走る走る
人混み水溜まり　飛び越えて
濡れた...

【A】
陰口（かげぐち）や　繰り返すミス
すり減ってく　弱いから？
じわじわと　干からびるよな
平気だよ　嘘をついた
【B】
うちに帰り　眠るだけで
疲れたよが　癖になった
素敵なもの　きっとあるよ
きっとあるよ　信じて欲しい...

周りに合わせて　色を変えるカメレオン
笑うタイミングとか　空気読むのは得意
ねぇあなたは何がしたい？　ある日聞かれて黙った
すべきことはわかるけど　したいことがわからない
元の自分が行方不明　滑稽なカメレオン
期待に答えるうちに　上手に溶け込むうちに
元の自分が行方不明　滑稽なカメレオン
どんな性格...

君らしくないね　僕らしいって何？
噛み付いちゃって　謝った
悪気はないって　わかってる
でもそれも全部　僕なんだ
イライラしては　人に当たって
自己嫌悪　自爆するような
ちっちゃな人間さ　それでも明日は
君や君を　もっと笑顔にしたい
一歩進んで　一歩下がって
上手くやれない　自分が嫌い...

足んない　なんか足んないよ
ゴミ箱を　ぶちまけては漁って（あさって）
足んない　アレが足んないよ
もしやって　冷蔵庫も開け閉め
ないない　やっぱ見つかんない
そういえば　何を探してるんだ
会いたい　君に会いたいよ
声聞けば　思い出せる気がする
震える右手と　開かない（あかない）瞼（まぶた）で
着信を...

【A】
いつか必ず　迎えに行くよ
指切り遠く　終わった話
胸よぎるのは　あどけない笑み
あの日の影に　届かぬ叫び
【B】
もしも結末　変えられるなら
巻き戻す力と共に
【C（サビ）】
救い求める　羽の共鳴...

白い部屋で言った
多分アレが原因です
セラピストは言った
では薬をあげましょう
予定調和の会話
ぶち壊す為だけに
目の前のハゲ頭
ひっぱたいてみたいなぁ！
外出りゃ土砂降り
無機物だけの廃墟...

強い風　渡る丘
麦わら帽　つば押さえ
いつか飛ぶ　熱を秘め
かざす手で　風を読む
ペラペラも　百枚重ねりゃ
それなりに　なるだろう
角と角　合わせ尖らす
白い紙　凛と折れてけ
Dreaming Flying Open your eyes
紙飛行機の　軌道でさ...

君が全て　なのにまだ
私は息をしてる
ずっと傍（そば）に　なのにまだ
私は息をしてる
所詮我が身　可愛くて
ただ一度逃げた夜
君は君は　なのにまだ
私は息をしてる
なんだかとても悪いこと　しているような
罰がないから罪だけが　無言で責めるような...

またすぐ来るよなんて　言われたって
今私が足りなくなる
そこまで弱くないって　意地だけで
終電へ　階段駆け降りてく
自分が泣いてるのを　遠くの方から見てた
リアリティのない夜に　侵食されるのはごめんだ
名前を呼んで呼んで　私の輪郭教えてよ
体に触れて触れて　一人じゃ消えていくの
名前を呼んで呼んで　...

霞草（かすみそう）が好きだと　君が笑った
なんだか地味だねと　私は笑った
主役を食うような脇役さ　熱く語られて
わからないけど君が　好きなものだから好きだよ
誕生日が来たら　花を送り合おう
私に似合う　花束を頂戴
君に私は　どう見えてるの？
わからないから　花束で伝え合おう
霞草（かすみそう）だけ　...

夏休みの工作　紙粘土のウサギを
ゴミ箱に突っ込んだ　２０年間持ってた
友達と思ってた　あの子と遊ぶ夢
今ならもっと上手く　やれるなんて気のせい
成長し人を愛した　プレゼント包装紙を
ゴミ箱に突っ込んだ　皺（しわ）伸ばし持ってた
幸せにすると誓い　私を見捨ててった
今ならもっと上手く　やれるなんて気の...

声にならなかった声は
どこにいってしまうんだ
歌にならなかった歌は
どこにいってしまうんだ
砂で書いた手紙を
風が消し飛ばしてしまった
色も形も覚えてる
私は覚えてるのに
声にならなかった声は
どこにいってしまうんだ...

甘い甘い夢から振り落とされた
冷たいベッドに気が狂いそうだ
広い広い物のない部屋
ぽつんとクマのぬいぐるみが笑う
眠れない午前２時
裸でシーツくるまって震えてる
イヤホンから感情の洪水
歪んで重なって
私を終わらせたくない
君はいないのに...

並んだ家は　同じに見えて　　間違う度に　怖くなってく
夕飯匂い　横目にちらり　　マフラーに顔　うずめて歩く
あとちょっとだけ　もうすぐ見える
もうちょっとだけ　緑の屋根みたい
帰ろうおうちに帰ろう　　ず（う）っと　ず（う）っと迷子で
帰ろうおうちに帰ろう　　おかえり　ただいま　笑って
端か...

つまりステップbyステップ　笑い蹴っ飛ばして
地球だって回し　明日を連れ出すぜ
期待してんだって　キス＆テンダーで
闇夜かっ飛ばして　君を連れ出すぜ
コンクリートマンションに　引っ掛かる昨日
せーので転がして　ハイタッチ
朝んなって跳んでっても　手の平まだ
流線形の感触　I　Love　you？
　
...

痛み　滲む紅葉（くれは）
散り散り　落ちる落ちる
焼き切れ　焦げる匂い
土へ　落ちる落ちる
響く遠雷　気付けば駆け出してた
地を蹴り　腕伸ばす
ひとつすら零し　今更掬おうと
おこがましくも歌うエゴ
感触の確認　くれ　絶対的な存在
相対的証明でも...

鍵を開け　わだかまる闇
絡み付く　煙草の匂い
冷えた床　這いつくばって
手探りで　探すスイッチ
触れて引っ掻き　足りずにえぐる
耳元囁く　「もしも」だなんて
抱き締められて驚いて　いつかの続きが始まった
たちのよくないどっきりを　少し怒って許そうか
甘くとろける妄想で　悪い夢から目が覚める
安堵の笑...

悲しいけれど　お別れなんだ
知らず揺れてる　窓際の薔薇
ソファーの上着　食べかけのパン
カレンダーには　明日（あした）の予定
急いで描いた（かいた）　歪（いびつ）な線だ
僕から君に　最後の贈り物
残す　絵の中　宝箱
取り出す手段　君は知ってる
言いたいことは　みんなその中
あげたいものは　みんなその...

空きっぱなしの隙間に
言の葉ひらり
空きっぱなしの隙間で
言の葉ゆらり
空きっぱなしの隙間へ
言の葉積もり
空きっぱなしの隙間が
やわいぬくもり
見えなくなって
寂しくなった...

黙ってれば　皆同じ顔
偶然に　ナイフの先を見た
気がつけば　目が離せなくて
同じ声　残る違和感だけ
上辺をなぞる　こんなとこかって
本音なんて　違う人のもの
大嫌い　私のこと　分かってくれない
大嫌い　言いたいこと　言ってよ待ってる
大嫌い　遠くから　なんて嫌だよ
今すぐに抱き締めて　大好き...

きっと誰だって　ほんとの心はずっと奥だから
見えない届かない　もう遅い嫌われたかな
深呼吸してみても　息なんて吸えやしないよ
あの空気はそう　一緒でなきゃ作れないんだ
考え出すとキリがなくて　裏の裏まで疑って　
もう全部嫌だよ　世界の終わり
悩んで悩んで煮詰まった　出来損ないのスープ
迷って迷って結...

想いで編んだ　籠の戸に
ふわり揺れてる　落とし物
拾った羽を　栞代わりに
めくるアルバム　日付がないよ
目印浅く　惑う指先
唇に触れ　少し震えた
大事な言葉　なんだったっけ
涙に溶けて　薄れ流れる
大事な色は　なんだったっけ
零さないよう　守ればいいの？...