どうも、空っぽな人間です。 ネームは「虚」と書いて「うつろ」と呼ばせることにしてます。 ちなみに後ろの「。」には愛と勇気が宿ってます。これだけが友達なので大切にくっつけているんですよ。 活動というほど大きなことはしてません。 ただちまちまと小説書いたり、歌詞を作ってみたりしてます。 作品のジャンルはオリジナルが多いですが、ボカロ曲を基にしたものもどんどん書いていきたいです。 というわけで今はひっそり悪ノ召使書いてます。多々フリーダムな悪召。 歌詞に関してはまったりと、曲にしても遜色の無いレベルまで上げていけるよう頑張ります。 目指せ僕の考えた歌詞で殿堂入り。 こんな僕に何かこう、ピン! じゃなくて、ニュン! と来るようなことがあったら、是非絡んでやってください。 よろしくですー。
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轟音で掻き鳴らされる六弦。
背丈からして歳の頃は十四、五ぐらいの、少年だ。金色の髪を後ろで結って、黒いセーラーにハーフパンツを合わせている。
彼はひたすらにコードを追い、寡黙に音を奏でる。
その歪んだ旋律に合わせて踊る。
彼女も金色の髪を一つ結び、サイドで垂らしている。リズムに合わせて...とあるヒトカタの夢【超解釈】
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また今日も 飽きない小言
保護者面の偽善者様
お前のその手に持った手錠は
もう錆びていて使えないよ
誰もが同じ道を歩む事
つまらないから背を向けただけ
そんな軽くないって言葉じゃ
貴方に何も伝わらないなら
理解はいらない
同意もいらない...「孤独の雨」
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おおっと、ちょっと待ってくれ。
この先はそう簡単に通すわけにはいかねえんだ。
俺かい?
俺は『ワンクッション』、みんなの心の平穏と安心を守っている。まあ、いわゆる正義のヒーローってやつだ。
自分で言うなって? 悪かったな。
けどな、ここにある作品全てが、健全で害がないものとは限らない。
だからこそ、...【電波系歌詞】ゆでたまご【微ホラー】
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突然だが。
巡音ルカはマグロが好きだ。
発車のベルが鳴っている。ここで慌てて階段を駆け上がっても手遅れだと理解していた。
しかし彼女は駆ける。
一抹の願いを込めて。
その願いとは裏腹に、無情にも電車は目の前で去ってしまった。
大丈夫。まだ次がある。
「もうすぐ七時……しまったな...ボカロと音(ね)。 ♯2「巡り巡る」
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初音ミクには唯一つ、願いがあった。
コタツに入って二人きり、ミクとメイコが向き合って座っている。
「……何? そんなマジマジと見つめられても移んないわよ」
メイコが呆れたような言葉を吐く。
ミクの視線は真っ直ぐに、メイコの、たくましく育ったふくよかなで大きなメロンに集中している。
「移らな...ボカロと音(ね)。
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『ブルの国』とは、この大陸の中央に位置する大国だ。
実質、この大陸の支配国と言っても過言ではない。
対して。
我らがリン王女が治める『ミラの国』は、大陸一美しい国と言われてはいるものの、ブルの国に比べれば小国で、権力もそこそこの末端勢力と言えよう。
そんなブルを治める、雲の上の存在『カイト...―悪ノ召使―【自己解釈小説】Ⅱ
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むかしむかしあるところに、とても美しい国がありました。
その美しい国を統べるは、齢十四の、幼い王女様。
彼女は後に、人々から畏敬の念を込めこう呼ばれました。
『悪の娘』と――。
圧政に苦しむ民の声など、彼女の耳に届きはしない。
届く時もあるが、どうでもいいことなので、破棄される。
そんなわがまま王女...―悪ノ召使―【自己解釈小説】Ⅰ
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「ごさるとか超めんどくせえ!」
「初っ端から思い切らないで!」
♪
「ミク先輩は、何故そのようなミニスカートを履くのだ?」
「陰謀」
「……風呂敷広げすぎではないか!?」
♪
「最近髪を切りたいんだよ」
「切りに行けばよろしい」
「違うの、がくぽ君の鬱陶しい髪を切りたい」...ミクとがくぽで「結構なお手前で。(コンビ名)」
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「乳は何のためにあると思う?」
「揉まれるために」
「違うね、愛でるためなんだよ!」
「おお、なるほど。それならば大小関係ない」
「観賞用、保存用、人に貸す用の三つ必要よ」
「しまった、二つしかないわ」
「すぐに作ってもらわなきゃ!」
「リンちゃん一つもないね」
「うるさいやい」
♪...リンとルカで「おはようからご愁傷様まで。(コンビ名)」
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「レン」
「何?」
「十四にもなって、ショタで通すのはどうかと思うぞ」
「年齢不詳だけど、確実に俺より年上で裸マフラーに甘んじてるお前もどうかと思うぞ」
「断じて甘んじていない、あれはお仕事だ!」
「……ああはいそうですか、素敵なお仕事ですね」
♪
「お前の姉は偉大だな」
「急になんだよ」
「お前よ...カイトとレンで「何やかんやと(コンビ名)」
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「メイコ姉さんは思うんです」
「何やねん、藪から棒に」
「……え? 藪から棒に、何?」
「……藪から棒に……ほれ早変わり!」
「うわー! すごーい! グミちゃん、マギー司郎!」
「せめて『みたい』をつけてくれへんかな」
♪
「世間一般的にVOCALOIDと言えば、初音ミクを筆頭とするVOCALOID...メイコとめぐぽ「特に意味はないけれど。(コンビ名)」
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5.電車。
「映画楽しかったですねー」
私鉄に揺られて、のんびり帰宅途中。
今日は休日だったので、久しぶりの息抜きなのだ。
だが。
「それはいいけど、これ、服、とかさ、買いすぎじゃないか?」
俺は両手いっぱいの荷物と足元に置かれた紙袋を、交互に眺めながら呟く。
「マスターが最近構ってくれなか...ショートみっくみく。2
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1.だーれだ。
「ただいまー、と」
小さく呟いて、玄関の扉を閉める。
いつもならここでミクが迎えにくるはずだが。
「……あれ、寝てんのかな?」
靴を脱いで、居間へ。
――明かりが点いてるし、起きてるとは思うけど。
居間に辿り着き、扉を開ける。すると、微かに、本当に小さな音が、食器を拭く彼女...ショートみっくみく。