ボカロ大好きです!!! 特に好きなのはツンデレンです★ かっこいいレンも大好きです>< アニメとかだとbleachとか7ゴーストとかにはまってます(^ω^)vv
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どうせ1人身だもの^p^
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さよなら。
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のーぱん
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涙。
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「藍河博士」
名前を呼ばれた短髪の青年は、パソコンのディスプレイから目を離し、
声の方を振り向いた。
「…渫華(せつか)どうしたんだ…今日は外出日だっただろう」
藍河のみが呼ぶ名。
それは、彼女にとっての、本当の名前である。
科学者達は彼女を機械としてみるが、藍河は違う。
彼は彼女を人間として扱...5つの約束。1ツ目*笑うこと*-2-
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警察だけは勘弁してください。
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一ツ目*笑うこと*
六月の初夏の太陽が濡れたアスファルトを照らし反射するせいで、
街中はじめじめと蒸し暑く、少し息苦しい。
それに加えて、温暖化対策のために道に植えられた木々には、
何匹かの蝉が、まるでそれが生きる意味だと誇示するように、
力強く鳴いていた。
その声は真夏を連想させ、なぜだか暑さを倍...5つの約束。
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会いたいという気持ち。
彼を思い出すと泣きたくなるような、幸せなような、切ない気持ち。
そして、醜い独占欲と嫉妬。
いつの日だったか、感情はとても美しいもので、
それは輝いているように思えた。
だが、今はその輝きを覆う程の薄暗い感情が、
彼女の小さな胸に渦巻いている。
彼女にはその渦巻く感情の源を理...電信、伝心2
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示された歌を自らの声で奏でる。
彼女はそのために存在する。
反対に言うならば、彼女が存在するためには、それは必要不可欠な、存在を立証するための唯一無二の行為なのである。
彼女は人間ではなく、呼吸をして、心臓が脈を打ち生きている訳ではない。
それを理解して、それでも尚彼女はそれを悔やむ訳でも、人間に嫉...電信、伝心。
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『愛してる』
「……え?」
はっきりと聞こえた声に、彼の顔を見上げる。
レンは笑みを浮かべたまま、不思議そうにリンを見た。
それでも、触れた指先から、伝わってくるその想い。
零れた涙を隠すように胸に額を当てて、もう一度ぎゅっと抱きしめる。
リンのおかしな様子に戸惑ったものの、レンもまたそれに応えるよ...proof of life5
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足の裏に冷たい感触。
さくり、と足の形に沈んで、小さく音を立てた。
これが外か、と昔を思い出そうとして、結局は諦める。
行こう、とレンが笑いかけてリンの手を取る。
触れた温かい感触に、にこりと笑みを漏らし、その手を握りしめた。
確かな感触に、自分はここにいるのだと改めて感じる。
重たい足を進め、雪の...proof of life 4
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柔らかいオレンジ色をした羽毛布団に、
ぽたり、と透明な雫が落ちて滲む。
「……も…う…駄目、なの…っ?」
彼女は声を震わせて、小さく、誰にでもなく問う。
その答えは自分の中に存在し、涙になって頬を伝う。
「…こんなの…いや……」
途切れ途切れで、遠のいて聞こえる声。
最近はもう、言葉を拾えず、会話を...proof of life 3
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今も、彼女は焦点の合わない瞳を見せないように、と
目を瞑っているのだ。
そんな彼女の気遣いを、今は愛しく感じる。
彼女にトマトを食べさせてやり、頃合いを見てはまた食べ物を口に運ぶ。
「…ねえ、レン」
食事を終えた彼女が、珍しく声をかけてくる。
そのことを嬉しく思い、思わず笑みを零した。
「なに、リン...proof of life 2
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ちらちらと、柔らかな光を放つのは雪。
何度見たのか、もう数えきれないほど、
それは当たり前の風景。
冬が来れば雪が降って、
春が来れば雪は融けて、花が咲く。
夏が来れば蝉が鳴いて、
秋が来て木々の葉は散っていく。
命には終わりがあって、
私にも同じようにそれがあること。
ただそれが他の人よりも少しだ...proof of life
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恋の歌。
電子音の響く世界に、彼女は存在する。
彼女の周りには光が奔り、それを楽しげに眺めている。
その光が持っているのは、インターネットに存在する情報だ。
彼女は白い手を伸ばしたが、少し迷ったように一度手を戻す。
だが、しばらくその光を見つめ、もう一度手を伸ばした。
情報を手に入れ、無邪気な笑みを...恋の歌。