浮草の投稿作品一覧
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書生袴の裾はらい
あるくあなたにひとめぼれ
弓一筋のこの心
いともたやすく射ぬかれた
芥子の花 薔薇の花
秘める胸は今日も熱く
あの人へ あの人へ
届かない矢を向ける
あなたのもとへただ一歩
踏み出す勇気がほしい...【コラボ】恋の一矢
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体からこぼれた海の 還る場所もなく
暗い底へ沈んでく
喉を焼きながら 声を殺しながら
目に映るのは滲んでく朝焼け
ねえ君は知っていたの
こんな胸がふさがれるような思い
抱きしめてくれる人も
どこにも見つけられなくて
心を吐き出すことも
できなくて 溺れるように...【動画化完了】眠れない夜【自作曲用】
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ヘンルーダ
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A雨に濡れていた街角
先の見えない暗闇
抱きしめていた日常
捨て去る勇気は必要?
A出会ってしまった運命
選んでしまったのは罪
それでも後悔はしない
たとえいばらの道でも
B絶望なんてかき消すほどに
君の涙で強くなれるよ...【動画化完了】Only you
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あなたと歩む この道も
いつしか夏の 往く気配
夕映えに舞う 赤とんぼ
二人の季節 塗り替えていく
大好きだよ 不意につぶやき
あなたは笑う 少女のように
僕はただ 繋いだ指に
言葉を隠し 力を込めた
十年あとのいまごろに
僕はあなたを愛してるかな...【自作曲用】10years【動画化完了】
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秋に染まって 山もみじ
空の向こうも 赤くなる
田んぼの上は 秋茜
夕焼けつれて くるんだろ
風に吹かれて 山もみじ
下の河原に 舞い落ちた
水の上には あやにしき
流れ流れて 行くんだろ
雨に打たれて 山もみじ
あの子の傘に 張り付いた...【動画化完了】山もみじ(童謡)
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≪1番≫
A
風に 透ける なでしこ 秋の色
今は 遠き あなたぞ しのばるる
B
夏の宵 下駄の音 あいぞめの袖を
絡ませてあゆみし この道も染まり
サビ
社の かなたに 日暮れの おとなひ
空に うかぶ 七日月を むかへる...【動画化完了】秋想恋歌
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人魚姫 piano ver.
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風にちらされ 花吹雪
桜並木の道のうえ
ちれよ ちらせよ 花吹雪
忘れられない 忘れない
かくなる恋もあることを
もしも願いが叶うなら
叶わぬ夢にやすらぎを
はかない恋を消せるなら
舟のなみだを この胸に
眠れぬほどに くるおしく...【動画化完了】ハナフブキ
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逝言居情【動画うp完了】
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++兄++
君よ見よ 遠きかの道を
夜明けには 我は独り往かん
この胸を満たす悲しみは重く
盃に臨む喜びは足らず
我は水のごとく西に流れ去り
君は山のごとく東に留まる
言葉を尽くして別れに語れど
思いは尽きせず涙となりて
再びこの手を携え 君と...【自作曲用】逝言居情【動画化完了】
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ひとりぼっちがいやだから
あなたの近くにそっと座った
夕暮れ滲む駅のホームで
熱心に文庫を読むあなたの
電車が来るまでの八分間
両足をそっと投げ出して
あなたがページをめくるたび
指先だけを動かした
ひとりぼっちがいやだから
あなたの近くにそっと座った...駅のホーム
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耳をふさいで 「ハロー、ハロー」
だれか僕に こたえてよ
目隠しをして 「ハロー、ハロー」
だれか僕を みつけてよ
ホントは怖くてしかたない
みるのも きくのも ふれるのも
目隠しをして耳をふさいで
安全な場所に隠れてる
だけどなんだかみたされない
どうして 心がもとめてる...Hello
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【体験版ミク】Minstrel boy
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A1
風に揺られ 花は笑う
とうに忘れられたこの地で
A2
唄う声は 風の調べ
優しい音を奏で続ける
S1
ああ ああ
だれもかもが忘れ捨てた場所で
ああ ああ...Roses in the wind
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A1
さむい朝 しもばしらたつ
ふみ歩く 小さな君は
ランドセル まだ大きいな
A2
夢中だね はやくしないと
学校に おくれちゃうのに
せかす声 聞こえないふり
B1
足あとを 数えてゆこう 手をつなぎ...しものみち【歌詞採用】
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詩人陸機と、その詩「猛虎行」を私なりにまとめてみました。資料が少なかったり、漢文の解釈にほんろうされたりして、想像補完部分は多いかもしれませんが、理解の一助になれば幸いです。
「猛虎行」 成立年は不詳だが、おそらく晋に仕官し始めてからの作。
<原詩>
渇不飲盗泉水 熱不息悪木陰
悪木豈無枝 志士多苦...猛虎行用資料
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渇けど喉は盗泉の水で潤すことなかれ
熱けれど身は悪木の陰で憩わすことなかれ
悪木に豈に枝なからんや 高き志士には苦心も多し
馬車を整え時命を肅み 鞭を手に取りいざ遠方へ
飢えては猛虎の穴に食らい 凍えては野雀の林に栖む
日は歸きて未だに功の建たず 時の往いてすなわち年は暮れる
崖のふちより雲はたち ...猛虎行【動画化完了】
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A1
自称ロマンチスト まだ声は届くか
もし聞こえてんなら なんか返事くれよ
覚えてるかあの日 花火の帰り道
暗い空を見上げ あんたが言ったこと
B1
人は死んだら 星になるって
きっと私もいつか なんてさ
サビ1
ああ だから俺はずっと 夜空を見上げて...星空ロマンス【動画化完了】
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秋の野に千草乱れて色づけば
恋せじと誓ひしことの切なくて
女郎花 萩 藤袴 葛の花
白露に袖をぬらして手折りけり
人知れぬ思ひのみこそ侘びしけれ
わが嘆きをば 我のみぞ知る
あきののに ちぐさみだれて いろづけば
こいせじと ちかいしことの せつなくて
おみなえし はぎふじばかま くずのはな
しらつ...花折恋歌(はなおりれんか)
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王子の16歳を祝う祭りは船の上で行われていた。いくつもの旗が翻り、夜空に花火が上がり、それはそれは見事なものだった。
ところが、突然やってきた嵐により王子たちの船は砕け、海に投げ出されてしまう。
意識を失った王子は(人魚姫に助けられ)、隣の国の浜辺へと運ばれた。次に目覚めた時王子の近くにいたの...人魚姫 王子side 覚書
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おのれの声と引き換えに
故郷を捨てた人魚姫
恋に敗れて 悲しみ深く
夜明けの海に消え去った
魔女は水面をふと見上げ
「ばかな子だね」と呟いた
何も知らない王子らは
娘を探し さまようが
ついに行方は 誰にも知れず
呼び声だけが こだまする...魔女は小さくつぶやいた【動画化済】
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また羽ばたいた 夢見鳥
あなたは何処の誰でしょう
人の心の己を忘れ
いまは胡蝶と舞い上がる
つつじ のあざみ ひなげしと
花の香りに さそわれて
うつつにおぼえた哀しみを
いまは知らずに飛び回る
風にたわむれ 夢見鳥
あなたは何処の誰でしょう...夢見鳥
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石畳の街を見下ろす
煉瓦造りの時計塔
からくり仕掛けの人形が
空に黄昏の時を告げ
水晶の鐘の音(ね)が響き
街の一日に幕を下ろす
ビロードが包む夜の街に
長針は休むことも知らず
百年の街のいとなみを
愛して見守る時計塔...時計塔【歌詞採用】
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