ノイズムの投稿作品一覧

何でもないよって俯いた横顔
震える睫毛で傷ついた心を守るのね
泣いてもいいよって言えないわたしを
優しいひとだと言う君に泣きたくなる不思議
頬杖の手のひらで髪を撫でた君
赤くかじかむ夕日を　横顔に湛えて
煌めく世界はふたりを包むのに
どうして痛みを　分け合えないの
悲しむ君を救えない
なんてちっぽけ...

泣きじゃくる子供あやす手付きでひとつずつ含めた
舌先転がすChocolateは甘くてちょっと痛いくらいよ
Don't force love anytime
Don't disturb anymore
孤独ぶった独裁者ね
指を繋いでも　署名刻んでも
貴方の物にはなれやしないわ
有害に愛はわななく
なぞ...

スターライト　スターライト
スターライトララバイ
夜にともす　秘色のあかり
行き先をしる星座になれなくとも
そのつま先　ほのかにてらす
ささやかな灯火になれたら
きみがねむるまで　そばにいるよ
わるい夢に　とらわれてしまわないように
星にうつされた　きみのほほの
ばらの色が　あたたかなものであるよう...

（GUMI）踊ろうよ　真夜中の星座のステップを
（ミク）夜空に浮かぶパンケーキ　（リン）ここからが新世紀
（いろは＋ユキ)ロケットに夢つめこみ
（GUMI＋ミク＋リン）もうすぐそこのハートをノックした
（GUMI＋いろは＋ユキ）ほらミルキーウェイ溶かす瞳　プラネタリウム
（GUMI）あたらしいオーロ...

散らばるダイヤのように
きみの瞳　映る街並み
見透かされそうな視線
くちびるに触れた
昨日までのことも
明日からのことも
この眩しさ 理由にして
目を閉じてしまえ
drive to paradise
連れていってよ...

寂しさという言葉が体中にひしめくから
心じゃないどこかが悲鳴をあげる
そんな気がした
感覚だけが抜け落ち硝子壜に潜む体
隔てられ標本になれたらいい
なんて空想
苦しみをひとつひとつ　明け渡せたなら
あるいは　ひとつの幸せもみつけられるかなあ
深夜　透明な魚が泳ぐ
星のささやきが耳に痛いの...

去り往く風に鳥が啼いた
何を思うの　空の果てへ
悲しみに暮れ君は凪いだ
誰にも告げず　ひとり離れて
ねぇ 夕映えは
そう 指切りで
奏でたシンフォニー
弾かれて光る雨
黄昏にうたれて踊る君を見ていた
金色の草原で...

【R】堅く閉ざした世界にαは佇む
【R】残された果実と/【L】背徳の獣
【R】さあ　覚悟を決めるか　秩序はひとつしか無いと
【L】切先から切り裂き　ふたつになれず嘆くなら
【R】Ωを食い尽くし
【R】強張る心音が肋骨を貫いて
【R】王の座は巡りメビウスを孕む
【R】渦巻いた闇に仄か　花弁の色彩
【R...

I'm rainy
澄み渡るみずうみ
雨に垂らされ
swinging
泳いでゆくわたし
沈む回廊
I'm rainy
消える泡のように
せつな光る
暗い水底へあえなし...

かなしみは小舟にのせて
ゆらり　ゆらゆら　流しましょう
こんな綺麗な星月夜
ならば　さみしくないのでしょう
かなしみは小舟にのせて
ゆらり　ゆらゆら　流しましょう
季節おくれの杜鵑（ほととぎす）
香り　こころを撫ぜるでしょう
かなしみは小舟にのせて
ゆらり　ゆらゆら　流しましょう...

浮かべて漕ぎだして
柔（やわ）い手のひら　大切にしまった
どこへもゆけるんだ
疑いも知らず　冷たさに浸す青
指きりの花いろで　唇染めて
薄い氷のうえを歩くみたいだ
さざめく声に揺らされてさ
だけど信じることが大人みたいで
本当も嘘も乗せた小舟
流されて　はぐれてしまいそう...

花びらの揺りかごに
横たえた星影は
真夜中に月まで
はばたく蝶になる
鮮やかな面影も
誓い合う言葉でも
緩やかに　穏やかに
指から零れてく
Myth lay down on the moon
巡り合う　朝と夜には...

遠いどこか　君が笑った
僕には届かない場所で
星をひとつ　亡くす間に
いくつの思い出に触れるの
どうか連れて行って
消えて消えて消えてしまおうか
すべてすべて棄ててあげる
どんな優しい夢をみるとして
君がいない朝はこんな冷たい
いつか二人見ようと言った...

ゆれた飴色の髪
飾る妖精の羽音
影を縫いつけたなら
踊る月の夜　飛んだ
さみしがりの少女は
固いパンを食べ眠る
薄いミルクの味を
夢を見るように思う
だれにもないしょだよ
メリーゴーラウンドゴーランド...

天へ届くように　手を伸ばす冷たさ
声も聞こえない　呼吸（いき）もできない
泡音だけ　揺れた
密か走る列車　行き先を忘れて
朝も夜もない夕日の国へ
連れていって　僕を
花の歌が　沈む湖
かたく蕾んだままで
まだ眠り続ける
その花はひとひらの...

何度も絡まり　ほどけた朝
そうして気づく甘く散る花びら
いつからそうして僕の傍（そば）で
微笑みながら泣いていたのだろう
君の影が淡く　まぶたに焼け付く
ゆら、ゆら　君は無垢なままで
スカート揺らして歩いてく
ちいさな足跡はまるで花びら
季節に霞む 背中追うけど
追いつけないことを　僕は知ってる...

サーカス　サーカス　おはございます
あさ９時　くじらの　おおあくび
ショータイム　招待　門のまえには
ハート胸のはと８頭身
にんき一番　きりんの出番
拍手に拍車かかる
ぐるんぐるんぐるん　ぐるんぐるんぐるん
首の大車輪～
さんかくのテントで
トリオで１匹きりんさん...

冷たいつま先で
そっと歩く君の癖が
痛くてとても悲しいよ
傷口を隠して
何もなかったことにして
守れるものはないのにね
君のほうがきっとずっと痛いな
だけど　君を想う僕だって　僕だって
ねえ　ショコラ　抱きしめてよ
君のためじゃなく　僕のためにさ...

こわい夢をみたの
かわいいリボンの女の子
音楽で耳をふさいで
無理やり世界を隔離した
その一瞬だけ
心はきみで　きみで溢れた
ためらって　きらきら
神様はまつげにとまる
時間はそっと息をひそめた
ここにはもう　きみとあたし...

もう愛してはくれませんか
幾度洗い流しても酷く汚れたままの
奇怪に蠢く　こんな蟲でも
私にはとても大切な存在なのです
それだけで総て穢れていると棄て去る
ああ光の渦　脳髄、溶け出してゆく
厭って　厭って　厭って　潰してしまえよ
醜く呼吸を求める肺胞を蔑んでは
縋る素振り見せる　貴方の感情こそが
なに...

はだしで雪を歩くと
今までのあたたかさを思い知った
ごめんねを繰り返して
それでも　もどれないんだ
なんども振り返る道
確かめてほら　勝手に傷ついてる
いつまでもこんな風に
後悔してばかりだね
白くかじかむ恋は終わった
さよなら　さよなら...

きみの頬にまつげが触れたから
あたしはなんだか幸せだ
小さなこと思って瞑ったら
大きな宇宙を感じた
優しい感覚
知らなければきっと
この切なさにも気づけなかったんだね
あわい甘いミルクティ
悲しい指をあたためてくれたね
切ない心が愛しくさせる...

終わらない鐘の音が響いて
夕焼け溶けた
最初から最後までのモノゴト
知らないまんま
やっとこさ身についた堪え性
くだらないでしょ
地べたから見上げてもあたしは
飛べないまんま
瞬間、出会えた夕闇坂道曲がり角
あのときの景色に会いたいんだ...

揺らせ揺らせ　花の誘うレヴェランス　
くちづけして羽根になるスカートのすそ
サンザシの木　陰にかくれ囁いた
連れていってくれませんか　ティル・ナ・ノーグ
つまさきでアン・ドゥ・トロワ
こゆびの糸は
媚薬もかなわぬ宵闇のパ・ド・ドゥ
チクタク　時計なら
こわしてしまった
蝶々も鱗粉のドレスで飛んだ...

きみのやさしさはいつも　誰かのための雨傘で
いやな雨も旋律にかえてそっと包む　
日々にもつれて転んで　いつものように笑うきみ
どんな悲しみも上手に隠してしまうの
　細い背に負う傷跡　泣けない気持ちも
　相合傘のようにできたらなあ
88色の音の雨が降ってる
何よりうつくしく　世界を照らしてくよ
こわい...

使わない昨日ばかり増えて
僕は今日を曖昧に見送る
戻れない昨日ばかり悔やみ
今日を閉じて最愛に眠れ
愛さなくてもいいよと言った君の
やわらかな唇は震えて
雨は止まず　針のよに蝕む
役立たずの右手は周回遅れ
街は溶けて　君をもう見失う
いつかみたく呼んではくれないのかい...

そっと　雪が踊り
ずっと　難しくした恋
ふっと　解かしてくよな
そんな魔法おしえてくれた
サイズ違いの雪の足音
煌く街並み　オーケストリオン
モノクロに零れた吐息
　（募る白は　誰のため）
愛しさに焦がれた日々
　（包み込んだ　優しい手）...