ノリカの投稿作品一覧

月の上に住んでいる
君に僕が声をかけた
出会った頃はお互い
戸惑い隠せずにいた
夜の街を探検したり
空を飛んだ思い出が
環の中回っているよ
ねぇまた会えたらって
光で綴った文字を指先で
なぞるStar Lights...

さよならを言ったきり
あれから何年の四季が
朝と夜を何回廻っただろう
そして僕は何回笑っただろう
よく覚えていないけどいいや
だって君を忘れていなければ
ごめんねってすぐに謝る癖だって
ありがとって太陽のような笑顔で
振り返る姿が今でも心に咲いてる
これからを紡ぐ物語と...

君と過ごした時間全てが
走馬灯のように駆け巡り
遠く仄かに灯籠が廻ってる
再び時空超えて君に会えたら
声も顔も姿も全て側で感じていたい
何億光年の距離と片想いを現在(いま)伝えるよ
綴った文字達が夜空に光を放つラブレターを
流星のレコードとともに乗せて届けたいんだ
地平線が繋がったり離れたりを繰り返...

宵闇のボローブに
ギルティーの環を
背負った堕天使は
生贄の城で双剣を
握って祈り続けた
「自由になりたい」と…
煉牢の冥界に眠る
アストロの玉座なら
僕が渇望している心
全て赦してくれるのに…...

ひしめき合う色彩の楽園
ユラリユラリと水に反射して
花開く万華鏡のような別世界
神秘的な空間に僕は行きたい
危険な場所もあるけど素敵な
景色をずっと眺めていたくて
側に寄り添うことすら出来ず
でも想いはずっと変わらない
水槽越しの恋をしたんだ
君の姿見失わないように...

深層水に漂う黒い影
岩石のトンネルくぐって
化石の魚達がユラユラと
マリンスノーの中を
泡達と一緒に泳ぐよ
多彩な色達が交ざり合って
広がっていくよ
水深200メートルよりも
遠い遠い場所へ行ってしまった
あなたの姿を追ってもいないけど...

静かな海の中にきれいな
水中花が浮かんでいるわ
万華鏡の世界見てるみたい
多彩で広大な水中都市を旅して
水深層に堕ちていく泡達
蒼海を漂う海月の群れが
僕を飲み込んで泳いでる
透明なドレスを纏ってさ
君は態度を変えてユラユラ
ライトアップして魅了するの...

散るドレンの青瞬桜
手を伸ばして掴んだ
懐かしさだけが風に
ユラリフワリと泳ぐ
「ああまだ消えないで」
空へ舞っていく前に
制服を持って逝って
もう僕には必要ない
窮屈だったのにどうして
寂しいと感じてしまうの...

トロイメライトオイミライ
奏でる夢想を物語風情景に
描いて醒めない穹の世界に
不確定な夢を掴みに行くよ
足早に過ぎてしまった時を
何処までも連れて飛び進む
それが私が目指すべき方向
いつかやり遂げて見せるよ
可能性を1%でも秘めながら
まだ見たことがない扉開け...

今宵奪いに行きます犯行声明
証拠を１つも残さない完璧な
トリックをおみまいしてあげる
隅から隅まで捜してみたってね
見つかりっこない試してみる？
居場所特定してみたって圏外に
現在電波の届かない所にいます
なんて予定調和にはならないの
監禁錠の鍵をこっそり盗んで
脱走予告をスピーカーで発信...

ビル群の上から
砕け散った笑顔
どこもかしこも
煌めいて揺らめいた
ネオンタウンだらけ
不安や溜息が静寂を
包んで虚しくさせる
雑音の中交じった
僕の声を掻き消す
青になど混ざれず...

愚者って愚処って鳴った
心臓バロメーター握って
近くて遠い明日に依り添う
「トロイメライトオイミライ」
今の僕には傷く滲みて苦る
汗も血も涙も難渋年ぶりに
薄暗い部屋で流したことだろう
何度も何度も反芻試行したって
エラー病状と提示されるだけで…
毒粋って愚刺って鳴った...

宇宙(そら)を舞うような感覚
たどり着いた先はSpace Shuttle
BigなScale 目指すはUniverse
何億光年になったら出会える？
タイムマシーンで時空超えて
巡り会えたらロマンチック
Shooting Starのように光って消えた
新星Supernova到来でネオンが爆発した
実...

100億年前に沈んだ
幻の都市なんだって
どこかで聞いたんだ
水空蝉が鳴いていた
時の夏は溶けたのに
声が聴こえる方向へ
行ったらまだいたよ
でもどうしてだろう
壊れた遺石(いし)の跡だけが
何かを伝えたがってる...

ニブった手で何を描く
想像する脳マヒってく
譲れぬプライドだけが
重石になって消えない
キライになってく現在(イマ)
中毒になってく音楽性
ねぇ口からこぼれない
声をさビートに乗せて
僕コード掻き鳴らセヨ
もっともっと響かせて...

毒色のドレスを脱ぎ捨てて
悪役からヒロインになるわ
そう言って君はヌワールの
リボンほどいて走り出した
執黒の蝶よ光を穿って進め
契れた蕀の羽をルージュの
ベールで覆い隠して今夜も…
夜刻世廻でしなやかに
散って舞う運命の針で
紡ぐ哀終の靴を履いて...

再生不能じゃない
サイレンが回って
リズムと共に脳が
ビートを刻みイマ
少しずつ動き始める
感覚が目覚めたトキ
知らないセカイへと
ボクを導いておくれ
インプットしていく
言葉も景色も記憶も...

歪んだ時空間へと
黄金色の針が誘い
記憶失くした音(こころ)が
鮮やかに共鳴(リンク)して
今始まりを告げる
揺るぎない想いを
跡絶えさせないで
誰かの声がしたんだ
司りし言葉の射を放て
いつかの僕に届くように…...

零れ落ちた涙の雫
月が歪んで見えた
反射して光彩放ち
僕を照らしている
地平線は繋がっているのに
いつも届かず平行になって
君の差し出す手を握ることなど
出来なくて蒼空の中堕ちていく
境界線を越えても遠く離れてしまう
日が落ち流れる雲...

君がいる世界の中で
今を僕は生きている
それが当たり前だと
ずっと思っていたの
本当は分かっていた
戻って来ないことを
窓の外に無数の星達
いつも二人見ていた
本をいつも読み聞かせて
くれたその声が温かくて...

刻(とき)の廻間(はざま)に堕ちてく
思考回路は操縦不能
コントロール失って
未開拓地へ不時着さ
真っ蒼な星砂漠の上
埋もれた僕の記憶達
帰還(かえ)る地球(セカイ)などないよ
時空翔び超えた感覚で
時限巻き戻したいだけ
彗宙(すいちゅう)の中を泳いだら...

跳び越えて君の元へ
テレポーテーション
歪んだ次元空間から
何億光年先の星銀河
橋のように連なった
渡れば現世界(イマ)へ行ける
小さな粒子達が大きな
想いに変わって輝いた
廻る廻るコズミックの環へと
巡る巡るギャラクシーの瞳で...

キャッスル越しのスマイル
何マイルしたら夢に逢える？
ビッゲストドリームワールド
ビックプロジェクト始動合図
夢に駆られた鼓動メーターは
惑惑と呼ぶエナジー産み出して
希望の光を僕らのホシにもたらした
魔法を変幻自在に操る言葉を与え
不可思議な体験どうかさせてトゥインクルキッド
ターンループしていく...

X dayキミハドコニイルノ？オシエテ
ダレモシラナイボクラダケノアンゴウ
「51」ッテキケバオモイダスハズダヨ
ネェボクノショウタイヲシリタイナラ
イマカラキミガコッチニキテクレレバ
サァキナヨコレデキミヲセイフクスル
謎めいた秘密区域(シークレットエリア)
Keep Outのコード張り巡らした
...

新境地に向かう心境は
離れた惑星に行くって
感じで複雑だったんだ
僕らは廻り合ったけど
切り離されてしまった
だけど今夜なら歌(い)える
銀河彗星ステージにて
只今異世界ライブ配信
ありったけの想いを今
君に伝えて送信するよ...

フードを深く被って
人混みを掻き分ける
白線地帯の渦を飲み
行き交う群れは消え
足元フラフラふらつき
頭の中グラグラぐらつく
現実という厄介な世界は
ちっぽけな僕を嘲笑った
透明なスニーカーに
灰色が溶け出していく...