ぺんきちの投稿作品一覧
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雨上がりの空 水たまり越え街へ出て 映画を観るよ
高鳴る鼓動 チケットは予約済
待ち合わせの時間 いつもの広場一人きり 5分遅れて
あなたが来る 今日もカウチポテト族
公開から二ヶ月 やっと観に来れた
ノベルティグッズ手に入れて ショーが始まる...
ある晴れた日曜日 お別れするにはうってつけでしょ...エンドロールは日曜の午後に
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迷い込んだ薄暗い森で ひっそりと耳を澄ませば
懐かしい声に誘われながら 疑いもせずに進んだ
幼いころ見た悪夢のように 冷たい風が肌を刺す
忍び寄る影に気が付かぬように 見たいものだけを見続けた
火薬と鉄の匂い 燻って鼻をつく
知らぬ間に火の手はそこまで迫っていた
気付けば引き返せないところまで ただ...迷える森の歯車たち
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ダラダラ毎日過ごしても 歪んだ世界は変えられない
迂遠な言葉は空回り 嗚咽が混じる今日も生きてる
もし生まれ変わるなら 気が済むまで暴れたい
心の弱さを認められたのならば...
相も変わらずも退屈で 上の空でうなずくミステリー
かしずく頭(こうべ)は井の蛙(かわず) 無知蒙昧をひけらかしてる
もし何...革命前夜
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Once upon a time, at the end of the world
The poor girl was cursed by a wicked witch
She has a beautiful voice, loves to sing
But those who hear her v...Seiren
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雨の日も風すさぶ日も 夢中で机に向かった
ただひたすらに 心が躍った
使い古したクロッキー帳 やぐらのように積み重ねて
夢を語り合う 時間も忘れて
気まぐれな雲を ずっと眺めていた
黄金色に染まる 木々を背に
真逆だけど似てる二人 でもウマが合う不思議だね
背中合わせて あどけなく笑う
銀杏の実を踏...シオンの花だより
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あるとき僕の許に 仔犬がやってきて
「君は三日後に死ぬ」と そんなことを告げられた
その綺麗な毛並みに 僕は見惚れてた
急に雨が降り出して 暗い空を見上げてた
この世に未練はない もがいたってしょうがない
あるとすれば最期くらいは
孤独なんか忘れて 何もかも忘れて
気が済むまで踊りたい
優しい死神さ...死神と通り雨
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あんなにも夢中だったのに 近頃少し冷めたみたい
ほんの少しの綻びで どこまでも解ける結び目
誰かのためじゃなくて 自分のためでもなくて
誰もがもがいている 何が正しいんだ?
目の前の世界が消えそうだとしても
魂の叫びを聞け このexodus
揺るがなく信じてた偽りの世界が
崩れ去る前に 踏み出して
...ユグドラシル
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もう一度キミに会いたいよ
気が済めば背を向けて超塩対応なキミだけど
百万回でもあの桜の木の下で
さくら耳のキミに
気が付けばそこにいる 塀の上
欠伸して下僕を見下ろしている
気が向けば下界に降り立って
足元に頭突きする
愚かなる下僕が通るたび
だみ声で貢物要求してる...さくら耳の神様
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今日も朝から平行線
寝ても覚めても宙ぶらりん
ah...塞いでる
揺れる想いはどっちつかず
胸騒ぎを押し殺してる
ah...呼んでる
降り続いた雨は上がり ヤコブの梯子
ペトリコールの匂い 想いを馳せて
交差点の向こう佇む 君の口の動き追う
何もかも全部知りたいんだ...雪どけのシグナル
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ふわり 宙に舞う軌跡
縁 別れ告げるように
ゆらり 薫る記憶の欠片
新たな旅立ち
ふわり 揺蕩う風に舞い
二人 別の弧を描く
ゆらり 揺れるアカシアを背に
刻むよ言霊
得体の知れないこの気持ちに
名前を付けることしかできず...ロストフリージア
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もう何度目の夏? 時雨透ける碧
やり残した宿題 最適解求めて
君と歩いていた 焼けるアスファルト
打ち水に微かな 二人を架ける虹
公園のいつものベンチ 陽炎に揺れるフラクタル
ah... まるでアキレスと亀のように 断絶の10cm
何回生まれ変わればこの想いが 君の許に届くのかな?
儚い色に揺れてい...あの夏の空に溶ける
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歩いてた錆びたレールの上 ああ 思えば長い道程
たくさんの嬉しかったこと その両手の中に大切に抱えて
綻びた水色のセーター 雨の日も風の日も共に
たくさんの楽しかったこと その記憶の中に大切に刻みながら
うららかな陽だまりの桜 海辺に築いた砂の城
いつの日も夢中で歩き続けていた 涙拭って描いた軌跡
...陽だまりのレクイエム
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桜舞い落ちるこの孤独に 憂い洗い流すように
揺れる言の葉君の気まぐれ 色めくこの花のように
桜こぼれる指の隙間に 見果てぬ旅の始まり
揺れるあえかなるこの現に いざなう泡沫の春
桜咲く季節 訪れる度 浮かぶ面影
響くように 重ねるように その時を刻む
在りし日を想う 腕の温もり 君を彩る全て
禍福は...桜インフェルノ
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青い空から降り注ぐ光は 君の瞳を輝かせていた
あなたには言えなかった言葉
Love you with all my heart
忘れかけてたあなたへの想いは
冬の星座が思い出させてくれた
夜空を駆けてゆく流れ星は
あなたを描いた
どこまでも白く夜空の彼方から果てしなく
降りしきる雪は心を冷たくしてゆ...Love You With All My Heart(日本語版) - Alexiarite
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はるか昔小さな少女が おなかを空かせて泣いていました
清く正しく美しく やがて彼女は星になった
時は過ぎ彼女の子孫は 来る日も荒れ地を耕しました
来る日も峠に橋を架け そしてここは聖地となった
たとえ今日は燃え尽き果てても 明日になれば歩いてゆける
たとえ今日は打ちひしがれても 未来はきっとあなたの...Sanctuary(日本語版) - Alexiarite
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好きにして 馴れ合いは好みじゃないから
美辞麗句 並べても始まらないから
何もかも 壊してしまいたい衝動にキスして
音速で そう 天罰すら上等 灰になっても上々
空高くそびえたつ階段を駆け上って
いけ好かないあの野郎の そう 顔面にパンチ!
湧き上がるその力 誰にも抑えきれない
たぎる鼓動そっと呼び...バーニングゴッドパンチ
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無機質な自己同一性のない世界へほら 手を伸ばして
この世界では誰も彼も 個性のない烏合の衆
訳もなく孤独な世界で幾度となく
存在すること それすら証明できない
この空の下 願わくば その自由な翼広げて
生き抜いて欲しい ただそれだけ 一度きりのエゴイスティック
この世の果てまで不確かなその鎖は
どう...Alternative One(日本語版) - Alexiarite
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見果てぬ夢の隙間から覗く青い月
見知らぬ世界で何を思い何を知る
満たされた者達も満たされぬ者達も
誰しも人生は一度きり
もういかなくちゃ ここからは別々の道
来世があるのならまた何処かで会いましょう
君と過ごした日々は木漏れ日のようだった
少なくともこの命果てるまでは
幾つもの世代超え探し続けた
真...Augustine(日本語版) - Alexiarite
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生まれ落ちたときからずっと 運命めいたものを信じていた
あの頃僕は幼すぎて 人生の意義など知らない
あの日 麗らかな陽だまりの中
小さな春に出逢った
だけど気に留めず見過ごしたまま
幾度となく彷徨い続けた
*1
記憶たどる夜空に星屑ひとつ
握りしめて願うよ あなたの未来
言葉を継ぐ あどけない無垢な...Under the Tree of Destiny(日本語版) - Alexiarite
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この世の果て 絶え絶え吐く息は白く 答える者はなく
静謐の中 目覚めるたび壊れゆく意識
それでも探している 求めている 燦然たる叡智
報われなくても実を結ばなくてもいい
永遠の旅路
生き方さえ 道のりさえ よくわからないけれど
残された轍 それが道標
どこにいても 会いにゆくよ 約束したあの日
楽し...Hemisphere(日本語版) - Alexiarite
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あなたの深いため息が 白い吐息となり舞い散る
どうして そのわけも聞かず 二人午後の街を歩いていた
この道はどこに続いている その先に何が待っている
すれ違う人は誰も皆 楽しそうで取り残されていた
でも今 私にはあなたがいるからって 追いついたみたい
一人では超えられない壁も 二人なら超えられるよね...Winter Love Again(日本語版) - Alexiarite
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笑わせないで 寝返るつもり?
腐れ縁でしょ Is something up?
面白半分 からかってるだけ
気に留めないで It's our last stop
まだ時間はあるわ Hold Up!
ここらで腹を割って話さない?
どうするつもり? もう手はないでしょう?
奥の手見せて This game...Elixir of Life(日本語版) - Alexiarite
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暗い 暗い 狭い 狭い 押し入れの中で一人きり
薄い 薄い 細い 細い 明かりをぼんやり眺めていた
Cry Cry Cry Cry 今夜は朝まで踊りましょう
嬉しいことは二人分 悲しいことは二等分
何もかも忘れて
マリオネット マリオネット そう 私はあなたの糸人形
誰が為の幸せ さあ 舞い上がれお...クローバーダンス
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あなたに出会えた奇跡 それはぼくがここに生きた証
小さな手を握りしめて あの日ぼくは生きると誓ったんだ
今にもすぐ破顔して 泣きだしそうだけれど
澱を吐き出すように 花を咲かせるように
さあ 希望の国へ出かけようよ 絶望の鐘が鳴りだす前に
喜びと感謝の歌声 響く場所アルカディア
どんなにくじけそうで...アルカディアでつかまえて
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十五の夜に迎えにくると 約束残し その鬼は去る
業深きその邪眼の先に 無邪気に笑う小さき躯
人知れずこの隠れ里に 儚く育つ幼い生命
十五の夜に鬼の居ぬ間に 何処へなりとさあお行きなさい
燃え盛る焦げた大地へと 思い出と火の粉が舞い散る
すべからく人は誰も彼も 焔となりて散りゆく星
十五の夜に迎えにく...終の徒花
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日曜は雨上がり ぼんやり雲は流れ
その長靴履いたなら
膝下のスカートに お気に入りの傘持って
さあ街へ繰り出そう
元の木阿弥になっても
目の前の扉を開いて
日曜は雨上がり さえずる鳥の声に
そっと目を覚ましたなら
こんがり焼けたパンと 目玉焼きを頬張って
さあ街へ繰り出そう...雨があがったなら
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[A]
昼下がり キミは手遊び(てすさび)に夢中で上の空
目の前には 群青が影を落とす
いつか来る この季節 待ちわびてその鐘が鳴る
今胸を躍らせる 雪解けを背に
[B]
わだかまる想い 瞳を閉じて
ちょっとだけ背伸びして さあ 満開の園へ
(Everspring fields)
[サビ]...エバースプリング
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さあ フラッシュバック ねぇどうか
この フラッシュバック ねぇお願い
誰かこの胸の痛み消してよ
なんだって消せる その不器用な消しゴムで
さあ フラッシュバック ねぇどうか
この フラッシュバック ねぇ神様
一体何をしたって言うの
お願いだから 呪われし封印(シール)を解くのはやめてよ
異世界だっ...この胸に宿るタナトス
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[A]
夜の帳が消えてしまう頃 キミの歌が聞こえてくるよ
もしもボクの声が届くなら 喉が枯れるまで一緒に歌うよ
[B]
眩しすぎるくらいの 光が大地へと降り立つ
[サビ]
燃え盛るキミの瞳の奥まであと少し
きっときっときっと大丈夫
優しさが溢れ 満ち足りた声が木霊する
ずっとずっとずっと大丈夫...太陽のチャクラ
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遠いあの夏 繋いだその手の温もりは いつまでも消えないままに
照りつける日差しに誘われ 何もかも そう 何もかも優しくて
失くしたあの夏を探して
穏やかな春の日が終わりを告げる季節
激しさを増してゆく夏の太陽
今、春が過ぎ 澄み渡ってゆく空は
どこまでも絶え間なく
無邪気に築いていた崩れゆく砂の城
...夏ソングその1(仮)
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