「嘘でしょ?あの時死んだもん!!」
あの時の悲劇は嘘じゃない。
確かに殺されたんだから。
「そう。私達は確かに殺されたわ」
「だが、今居る」
二人の言葉に有紗は泣き出した。
「…データ?」
考えたく無かった。
こんなデータが保存されていた事に。
「今は、有紗達の敵よ」
「記憶だけの塊だからね」
二人が一斉に襲いかかる。
「…」
「有紗!?」
動かない有紗に驚き、有紗をかばう。
(やられる!)
梓は目をつぶる。
「うっ!?」
「きゃあ!?」
二人が吹き飛ばされる。
「マスターに手を出す事は許しません」
「梓サンにも、です」
「遅いと思ったら、こんな事になってたのかよ」
カイト、アカイト、帯人が二人の盾になっていた。
「まったく。マスター、どうしたの?」
和音は有紗を担ぐ。
「梓、ここを任せて良いか?」
「良いよ。有紗を頼む」
「任せなさい!」
和音が人離れしたジャンプ力でその場を後にする。
「マスター、無事ー?」
ミクが身軽な動きで梓の横に立つ。
「あぁ。有紗はこの場から離した」
「なんで?」
「親のデータプログラムだからだ」
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「はいはい」
ミクの瞳が赤く染まる。
「覚悟しなさい…!」
ミクが静かに、素早く動く。
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Kurosawa Satsuki
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