語り部触す 色褪せた羊皮紙

そこに彼の 面影を視た

金色の穂波揺れて 彼同じ色に紛れ
ただ明日を願わん

剣いつか 平和訪れたこの畑に朽ちてく事を
その日来るまで 戦い続ける事を 彼は誓う

彼の背中に希望の羽を信じ
集まりし烏合の兵
熱き思いに
優 も 悲 も 封じ込め 人形になる事を自ら望む


吼え 振りかざす 剣の先
鬼神と恐れ与えた その顔に かつての彼の郷愁思う面影は消え失せた



彼は 知っていた
知っていて尚 剣手放しはしなかった 最後まで


捨てられない ものが 出来ていた

彼一人 どうする事もできないほど

人形になりきれなかった 愚かな 鬼神 の話

彼の剣の行方
今 も人知れず

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

story

ファンタジー書こうとしてなんか…こんなの出来ました。
誰かに歌わせたいなあとか思いつつ。作曲能力が無いため断念。

閲覧数:68

投稿日:2009/10/02 20:16:54

文字数:311文字

カテゴリ:その他

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