「これって、何て読むか分かる?」
私はカイトに、二字熟語を見せる。
「かいこ、ですよね? これぐらい僕だって読めますよ」
少し怒ったような目で、こっちをみてくるカイト。・・・やっぱり、可愛いw
「そうそう。はいよくできましたー♪」
「・・・子ども扱いしないで下さい」
カイトは、ますます怒ったようにこっちを見てくるけど、それに比例してほっぺがますます赤くなっていく。・・・やっぱり、嬉しいのかーぁ♪
「じゃあさ、意味分かる?」
「・・・ぁ」
カイトの瞳に怒った要素が消えて、代わりに、小さく揺れ惑う。私はにこやかに、
「あれれぇ? 分かんないの? 分っかんにゃーいのー??? それじゃあ、子ども扱いしてもいいよね、はいおっけー!」
「・・・あ、当て字ですか」
「・・・ん?」
「僕とは直接面識無いんですけど、カイコという僕に、そっくりな女の子がいるんです。だから、その子のことかなって・・・」
「・・・・・・・・へー、あの研究まだ続いてたんだ。てっきり研究所ごと無くなったのかと思ったよ」
私は、口調を暗めにして言った。感想めいた本音で。
「え? マスター?」
幸いなのかは分からないが、距離があったためカイトには聞こえなかったようだ。いやぁ、よかったよかった。
「何でもない。でね、本当の意味は・・・」
でも、この時の私は分かってなかった。
この時から、・・・。
事件は、すでに始まっていたってこと。
コメント0
関連動画0
オススメ作品
気が狂ってしまいそうな程に、僕らは君を愛し、君は僕らを愛した。
その全てはIMITATION,偽りだ。
そしてこれは禁断。
僕らは、彼女を愛してはいけなかった。
また、彼女も僕らを愛してはいけなかった。
この心も日々も、全て偽りだ。
そんな偽りはいらない。
だったら、壊してしまえばいい。
『すっとキ...【VanaN'Ice】背徳の記憶~The Lost Memory~ 1【自己解釈】
ゆるりー
A1
幼馴染みの彼女が最近綺麗になってきたから
恋してるのと聞いたら
恥ずかしそうに笑いながら
うんと答えた
その時
胸がズキンと痛んだ
心では聞きたくないと思いながらも
どんな人なのと聞いていた
その人は僕とは真反対のタイプだった...幼なじみ
けんはる
ミ「ふわぁぁ(あくび)。グミちゃ〜ん、おはよぉ……。あれ?グミちゃん?おーいグミちゃん?どこ行ったん……ん?置き手紙?と家の鍵?」
ミクちゃんへ
用事があるから先にミクちゃんの家に行ってます。朝ごはんもこっちで用意してるから、起きたらこっちにきてね。
GUMIより
ミ「用事?ってなんだろ。起こしてく...記憶の歌姫のページ(16歳×16th当日)
漆黒の王子
勘違いばかりしていたそんなのまぁなんでもいいや
今時の曲は好きじゃない今どきのことはわからない
若者ってひとくくりは好きじゃない
自分はみんなみたいにならないそんな意地だけ張って辿り着いた先は1人ただここにいた。
後ろにはなにもない。前ならえの先に
僕らなにができるんだい
教えてくれよ
誰も助けてく...境地
鈴宮ももこ
A 聞き飽きたテンプレの言葉 ボクは今日も人波に呑まれる
『ほどほど』を覚えた体は対になるように『全力』を拒んだ
B 潮風を背に歌う 波の音とボクの声だけか響いていた
S 潜った海中 静寂に包まれていた
空っぽのココロは水を求めてる 息もできない程に…水中歌
衣泉
雨のち晴れ ときどき くもり
雨音パラパラ 弾けたら
青空にお願い 目を開けたら幻
涙流す日も 笑う日も
気分屋の心 繋いでる
追いかけっこしても 届かない幻
ペパーミント レインボウ
あの声を聴けば 浮かんでくるよ
ペパーミント レインボウ
今日もあなたが 見せてくれる...Peppermint Rainbow/清水藍 with みくばんP(歌詞)
CBCラジオ『RADIO MIKU』
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想