暁の闇に揺れる
荒野に眠る友を想う
土くれから湧き出す蛆が
死にたくないと喚く
同胞のよう 渇望のよう
蛆の一匹に君の名をつけた
代わりに愛せるかと
縋ってみた
育って育って割れて羽化
気味が悪くて潰して捨てた
全てが泡沫の夢ならば
新月よ 私を早く隠してほしい
此の罪を仔に贖わせ
贄へと落ちる宿命など
負わせるものか
追わせるものか
友の四肢を那由多に分けて
友の頭を京に分けて
散りばめたのは私 私
死にたくないと喚くから
私もそうだったと
斧を振るう
助けてくれと縋るから
私もそう言ったと
鉈で断つ
ほんの少しの愛があれば
違う終があったのかと
荒野に眠る友を想い幾年月
育った仔を膝枕
頭を撫でて歌を唄う
貴女だけが宝物
何も知らずによく眠れ
蟲も殺せぬまま育て
小さな小さな寝息に混ざって
零れ落ちる呟きは
微睡みが見せた泡沫の夢
新月のような恨み言
―今度八殺サナイデ―
暁の闇が揺れる
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