散々愛して思ったことは
なんだやっぱりこんなものだ
皮肉にもそれに気づいた朝に
君は素足で珈琲を淹れた
午前七時と夜更けの夢が
煙になって混ざって消える
そこにあるラヴソング
拾ってよ
折れているかもしれないけれど
そしたら綺麗に貼りつけて
全部ほら あげるから
出て行って
独りに戻って思ったことは
そうかやっぱりこんなものだ
指先が触れたマグカップには
冷めた珈琲さえ入ってない
憂鬱の足音が聞こえる
時計を見つめて目が回った
歌ってたラヴソング
嘘だから
所詮言葉はそんなものだし
“君とは素直でいたいから”
だからほら 純情な
さよならだ
ひどく静かなダイニング・キッチンより
君へ告ぐ
本当は少しだけ好きだったよ
落っこちたラヴソング
粉々に
砕けてガラスの欠片のよう
踏みつけた足の裏側で
いつまでも いつまでも
いつまでも
歌ってたラヴソング
嘘だから
所詮言葉はそんなものだし
“僕は正直でいたいから”
だからほら さよならだ
そうだろう?
散々愛して思ったことは
なんだやっぱりこんなものだ
皮肉にもそれに気づいた朝に
珈琲を淹れて君はいなくなった
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ブクマつながり
もっと見る君があまりにゆっくりと
この線を歩いていくから
僕はさよならが言えない
もう腕は届かないのに
君があまりに清潔な
さよならを残していくから
僕は涙も流せない
すべては汚れのようで
この感情の裏も表も
途端に醜く見える...ライン
吹憐
偽りの 時計をもう止めていい
風上に夜が降りてくる
藍色に掠れて 見えなくなった
大気に投げ出した呼吸
封鎖して 破裂した
脱け殻の行き先を
もう誰も知らない
それで良いけれど
まやかしは此処に
一つも存在しない...星影ユーフォリア【曲つきました!】
吹憐
鉄塔の上に立って
目を閉じて耳を澄ませば
聞こえてくる
眩暈のような優しい声
気の遠くなるくらいに
待ち続けて待ち惚けた
なんて嘘さ
ずっと支度をしていたんだ
ゴーグル越しの夜空
何も怖くはない...新世界へ
吹憐
題名のない別れにも
起点はあったのだと
探すことにさえ飽きた
五月の夜に
道端へと誘うような
誰かの笑い声を
今晩夢に見るから
そう呟いた
肖ったあの糸は
どこへ消えたのだろう...Angel
吹憐
君がきっと忘れてしまうことを
一つ二つと数えています
傍にいるのに寂しく思うのは
隣り合うたび果てしない距離を知るからです
何億光年先に駆け抜けた
あの星の光を語るのと
変わらない深さで君を語って
僕の中に見出そうと漁っているのです
その罪の底までを測るよ
ロンディーノ...ロンディーノ
吹憐
惑星が傾く
蛍光の茜色
貴方にはきっと見えない
視えてなどいない
静寂が嘯く
対角に辿り着く
この足を絡め取るのは
緑のざわめき
叫べなくなる前に
何処か遠くへ...ワンダーゴート
吹憐
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ご意見・ご感想
うえぽん
使わせてもらいました
お久しぶりです。うえぽんです。
勝手ながら、曲を付けさせて頂きました。よろしければお聞きください。
http://piapro.jp/t/Aubm
2012/10/26 08:00:06