月も翳るこんな夜に
不意に足を止めた君が
震える声で打ち明けた
大切な話
同じ世界にいたのに
同じ日々を生きたのに
君が見ているものが
羨ましく思った
ああ 君が決めたのなら
押しても止めても邪魔になる
君が今より笑えるように
ただこの手を離した
誰かが作った町に背を向けた
僕は君にはなれやしない
君の感情がわかんない
傍にいた理由もわかんない
こんな世界でも息は吸えるんだ
偽物の星も綺麗に見えた
いつか全て終わる時に
生まれてよかったと笑えるのは
ここから飛び出した君の方だ
僕が突き放した君の方なんだ
二人で並んでいた列を
いつの間にか抜けた君が
探した先の景色を
僕は知らないし
同じ空気を吸ったのに
同じ熱を感じたのに
君だけが見る夢を
妬ましく思った
ああ 君が求めるなら
口を出す権利は誰にもない
君が前だけ向けるように
ただ黙って目を伏せた
誰かが作ったルールが絡まる
僕は君には追い付けない
君の感覚がわかんない
出会った理由もわかんない
こんな世界でも逃げるのは罪だ
言えなかった行かないでなんて
全てが灰になる頃に
ちゃんと楽しかったと笑えるのは
ここから飛び出した君の方だ
僕を置いていった君の方なんだ
騒ぎ立てる全てを蹴散らして
走り出す君を見送った
わからないままですれ違った
君には何が見える?
ただ繰り返す日々を選んだ
先が見えない道から逃げた
僕にはわからない何かが
君の支えになる
誰かが作った世界に怯えた
僕は君にはなれやしない
君の見たものがわかんない
僕にはきっとわかんない
生きているだけで幸せと呼んだ
変わらないことを願ってしまった
自分の自由を絞め殺した
今さら気付いた僕だけの空は
見たこともない色をしていた
君が好きそうな色をしていた
イクオリティ思想(lyrics)
イクオリティ思想の歌詞です。
ぜひ歌ってみてください。
N→https://www.nicovideo.jp/watch/sm43840592
Y→ https://youtu.be/vgXlTz8EZBI?si=tBTfPlz1CPAnCYbg
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