「こんな感じでいいの?」
コーヒーカップを持ったルコちゃんが、不安そうにたずねる。
「うん。それでいいよ。普通にコーヒーの入れ方のコツを、しゃべってね、ハイ!」
ビデオカメラを持ったデフォ子さんが、しゃべりだしたルコちゃんを撮影する。
カフェ・つんでれの厨房で、撮影をするデフォ子さん。
キッチンの横で、ソラくんとモモちゃんが見守る。
「ねえ、彼女は何を撮ってるの」
「よくわからないけど、なんでも、『バーチャル・マネキン』を作るんだって」
ソラくんの問いに、モモちゃんは首をかしげながら答えた。
●板やガラスがしゃべりだすよ
しばらくして。
自分の事務所がある「ニコニコ・デザイナーズ・ビレッジ」に、デフォ子さんが戻ってきた。
「おかえりなさい」
仲間のまる子さんが出迎える。
「撮影、うまくいきましたか?」
「オッケイ、バッチリだよ」
デフォ子さんはうなずく。
「この映像を使って、ガラスや、細い板のかたちに切ったマネキンがしゃべりだすよ」
2人はニッコリと笑った。
●デフォ子さんと謎の爆発
その頃、ビレッジの責任者、通称“村長さん”は、
自室で、自分の奥さんでもあるスタッフと話をしていた。
「ほら、203号室の唄音ウタくんっているだろう」
「ええ」奥さんはうなずく。
村長さんは、ちょっと困って続ける。
「彼女、さいきん、ロクに仕事もせずに、いろんなものを撮影しまくっているらしい」
奥さんも、困ってうなずく。
「なにか、変なものを作っているらしいんだが」
村長さんは、廊下の向こうを指さす。
「このあいだも、作業室で何かあったんだって?」
「ええ、なんでも、作業室で謎の大爆発があって、その後で唄音さんが飛び出してきたんですって」
奥さんが言う。
「彼女に聞いても、“仕事のためです”というばかりだしなあ」
村長さんは言った。
「もう少し、様子を見て見よう。彼女も、もう大人なんだし」
しかし、後になって村長さんは「あのとき、きつく言って止めておけば」と、思うのであった。|;-_-|=3
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