タイトル募集中

A
きっと此処が世界の果て
踏み外したら落ちてゆくだけ
区切られた真っ白なキューブで
ぼくらは管理されている
A
全ては個々にあると言って
踏み外したら切り離すだけ
暗闇に繋がれたチューブで
ぼくらは操作されている...

こんな景色なんて
いつからか見飽きてた
明日の事なんて
考える余裕もない
いつかこの小さな
窓から羽ばたいていきたい
生きて君の心よ
それ以外何もいらない
近すぎず遠すぎない未来が
君を待っているから...

ａ
止まない　止まない
熱が　僕に　移る　疼く
ライや異愛
ａ
消えない　消えない
視線　首を　舐(なぞ)る　嬲(なぶ)る
ライアー嫌？
ｂ
壊れて　歪んで　作り直した...

サヨナラが今
さらわれていく
群青色に
溶け込んでいく
夕焼けに
呑まれてく
きみの顔
みえなくて
風鈴が
寂しげに...

もう戻れぬ
御霊（みたま）囁く
進めと
かたくかたく
手を繋ごう
振り返れば
折れてしまう
心を君と
分け合おう
離さないで...

A
よく見れば何もかも波動
姿かたち夜に啼く虚構
されども抱きしめられぬ混迷
沈む寝床は質量の証明
砂浜の粒数え多量
影は何故に息づかぬ謎
あるいは口きくだけの造形
疑う自我こそ存在の証明
B...